• 不動産売却, 土地売却
  • 2022/12/26 (更新日:)

土地売却で損しないために知っておきたい8つのポイント

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土地を売却したいものの、売却の流れ、売却する際の費用、土地を高く売却するためのポイントなど把握してない方も少なくないのではないでしょうか。

土地売却で損しないためには必要な知識をきちんとおさえておく必要があります。

そこで今回は、

  • 土地売却の流れと費用
  • 土地売却で失敗しないための注意点とは?
  • より高く土地売却するポイント
  • 古家付き土地を売却するには?
  • 相続により取得した土地の売却
  • 土地売却後に確定申告をする必要がある
  • 買取という売却方法もある

などについて書いていきます。ご参考になれば幸いです。

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1、土地売却の流れと諸費用

まずは、土地売却の流れと、かかる費用について説明します。

(1)土地売却の流れ

土地を売却する流れは、大きく以下の通りです。

  1. 相場を知る
  2. 対象土地の査定を依頼する
  3. 不動産仲介業者を選定して媒介契約を締結する
  4. 売却価格を決定し売却活動を開始する
  5. 購入希望者と交渉する
  6. 売買契約書を結ぶ
  7. 決済・不動産を引き渡す

    詳しい内容については「不動産売却の流れ|引き渡しまでの3つのステップと売却にかかる期間」をご参照ください。

    (2)土地売却する際の諸費用

    土地を売却する際には、大きく以下のような諸費用がかかります。

    • 不動産仲介業者に支払う「不動産仲介手数料」
    • (融資を受けた場合)金融機関に支払う「一括繰上げ返済手数料」
    •  税金

    2、土地売却で失敗しないための注意点とは?

    c土地を売却する際に失敗しないためには、以下のような注意点が挙げられます。

    • (1)対象となる土地の相場を知る
    • (2)売却時の費用をきちんと把握する
    • (3)購入希望者と交渉の姿勢を持つ
    • (4)売却時に必要な書類を用意する
    • (5)売買契約書のチェックすべきポイント

    では、詳しくみていきましょう。

    (1)対象となる土地の相場を知る

    土地売買をする際に、まず自分の土地ならいくらで売られるかについて相場を知っておく必要があります。

    土地の評価額は、資産評価システム研究センターが運営している「全国地価マップ」から調べる事ができます。

    土地の形によって計算方法が変わりますので、詳しくは「積算価格とは?積算価格の計算方法について」をご参照ください。

    なお、実際の取引価格については、国土交通省の「土地総合情報システム」にて調べることができますので、ぜひ利用してみてください。

    (2)売却時の費用を把握する

    土地の売却価格を決めるにあたっては、どんな費用がかかるのかを事前に把握しておく必要があります。

    詳しい内容については上記「2、土地売却する際の諸費用」をご参照ください。

    (3)購入希望者と交渉の姿勢を持つ

    土地を売却する際に、購入希望者から、

    • 売却価格
    • 引渡し時期

    など様々な交渉が入ります。

    その際、自分が妥協できる範囲内でできるだけ交渉に応じるという姿勢を持つことが大切と言えます。その際には担当者と相談をしながら対応するといいでしょう。

    (4)売却時に必要な書類を用意する

    土地をスムーズに売却をするためには、買主にできるだけ土地に関連する資料を提出することが大切と言えます。

    具体的には以下のような書類が挙げられます。

    • 登記簿謄本
    • 売買契約書
    • 重要事項説明書
    • 土地測量図・境界確認書
    • 固定資産税納税通知書
    • 登記済権利書

    など。詳しい内容については「不動産売却の注意点は?高値で売却するために欠かせない15つのこと」をご参照ください。

    (5)売買契約書のチェックすべきポイント

    不動産の専門用語が多く並べられている売買契約書は、素人ではなかなか理解出来ない部分も多くあります。

    土地を売却後にトラブルにならないため、以下のチェックポイントを押さえておきましょう。

    • 売買土地の表示
    • 売買代金、手付金などの額
    • 所有権の移転と引渡し時期
    • 公租公課の精算
    • ローン特約

    など。詳しい内容については「不動産売買契約書の注意点とは?売却で損しない9つのチェックポイント」をご参照ください。

    3、より高く土地売却するポイント

    土地を売却するのであれば、出来るだけ短期間にかつ高く土地を売却したいところでしょう。

    そのために以下のようなポイントが挙げられます。

    • (1)査定は複数社に依頼する
    • (2)信頼できる担当者を選ぶ
    • (3)土地に関する情報をできるだけ担当者に伝える

    では、それぞれについて詳しくみていきましょう。

    (1)査定は複数社に依頼する

    自分の土地はいくらで売却出来るかは、無料で利用できる簡易査定サイトにて簡単に査定してもらうことが出来ます。

    不動産会社によって査定基準が異なりますので、複数社を依頼するといいでしょう。

    以下にて利用者数が多いオススメの4つの簡易査定サイトをピックアップしました。短時間で無料で査定金額がわかるので、まず自分の土地の市場価値を知っておきたい方は、ぜひ利用してみてください。

    ①すまいValue

    東急リバブル、住友不動産販売、野村の仲介など、登録会社を大手不動産会社だけに絞った大手志向の一括見積サイトです。

    大手の意見も聞いてみたいという場合に利用すると、一括で大手6社に見積依頼を出すことができます。

     

    HOME4U

    登録不動産業者の審査が厳しく営業攻勢を掛けてくるような業者を排除していることや、NTTグループである安心感など、初めての方や投資家ではなく自己所有の家を売却したい方などにもオススメできるサイトです。


     

    SRE不動産(旧ソニー不動産)

    売却エージェント制と情報公開制度で透明性のある売却活動ができ、売り手の安心感や成約価格に対する納得度は高いです。

    エージェント制のため、サービスエリアが限られているのですが(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、京都府、奈良県)エリアに該当するなら、ぜひおすすめしたいサイトです。

     

    (2)土地売却が得意な不動産会社を選ぶ

    土地の売却を検討される際に、信頼できる不動産会社を選ぶことはもちろん重要ですが、実は、責任を持って販売してくれる信頼できる担当者を選ぶことも非常に大切と言えます。

    信頼のできる担当者かどうかは以下のポイントで判断してみるといいでしょう。

    • 査定金額報告時にきちんと金額の根拠を明示しながら説明をしてくれるか
    • 売却理由を確認した上で、きちんと自分の状況に合せて売却プランを提案してくれるか
    • 確認事項に丁寧に対応してくれるか

    など。

    (3)土地に関する情報をできるだけ担当者に伝える

    伝えづらいかもしれませんが、「境界線が明確になっていない」など土地に関してマイナスになる情報もきちんと担当者に伝えましょう。

    きちんとマイナスの情報を伝えないと後でトラブルに繋がる可能性があります。

    また、信頼できる担当者を選んでおけば、その担当者がマイナス情報も悪い印象にならないように伝えてくれる可能性が高いので、情報はきちんと伝えるべきでしょう。 

    5、古家付きの土地売却をするには?

    マイホーム一般的には、建物の築年数が20年以上の場合、建物はほとんど評価されず、土地だけの評価額になります。

    従って、古家をついたままに土地売却をするか、更地にして土地売却をするかを悩まれている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

    以下にて、古家付き土地を売却する場合のメリットとデメリットについて書いていきますので、参考にしてみてください。

    (1)古家付き土地を売却するメリット

    まず、古家付き土地を売却するメリットをみてみましょう。

    大きく以下のようなメリットが挙げられます。

    • ①イメージしやすい
    • ②リフォーム物件として活用ができる場合がある
    • ③住宅ローンを利用しやすくなる

    など。

    (2)古家付き土地を売却するデメリット

    中には、土地の立地を気に入って、新築物件を建てたい方もいらっしゃいます。

    その場合、古家を解体する作業が発生し、解体費用がかかります。

    建物の構造やエリアによって、坪単価が異なりますが、東京都で木造の建物を解体する坪単価の相場は大体4万円前後になっています。

    例えば、30坪の木造の一軒家を解体する場合、大体120万円になります。

    なお、解体作業を買主に任せる場合、解体費用を値引き交渉されることも考えられますので、この場合も考慮し、売買価格を設定することが大切を言えるでしょう。

    古家付きの土地売却については、「古家付きの土地の売却、高い価格で売るには更地?そのまま?」で詳しく解説しています。ぜひ併せてお読みください。

    6、相続により取得した土地売却をするには?

    相続によって取得した土地を売却する際に、まず、

    • 相続登記

    によって、土地の名義を自分名義に変更する必要があります。

    なお、せっかく相続によって取得した土地を活用が出来れば、売却したくない方もいらっしゃるでしょう。

    その場合、

    • 賃貸アパートを運営するのか
    • 駐車場にするのか
    • トランクルームにするのか

    など自分の土地に合った活用プランを知っておくことが大切です。

    HOME4U土地活用は、無料でニーズや目的にあったプランを提案してくれますので、ぜひ利用してみてください。

    建築会社やハウスメーカーだけでなく、駐車場やトランクルームを扱う会社とも提携しています。さまざまな活用方法を比較することが、最適な選択をする上で非常に重要です。

    7、土地売却後に確定申告をする必要がある

    土地を売却した場合、売却した年度末に確定申告をする必要があります。

    土地売却後の確定申告の種類としては以下の2種類があります。

    • 売却益が出た場合の「譲渡所得の確定申告」
    • 売却損が出た場合の「譲渡損失が出来た場合の確定申告」

    8、土地売却には「買取」という売却方法もある料金チェック

    土地を売却するには、上記にて不動産仲介業者に仲介してもらう売却方法を書きましたが、中には

    • 売却価格が少し低くても、短期間で売却したい
    • なるべく諸費用を節約したい
    •  あまり手間をかけずに売却したい

    などの理由で仲介による売却が難しい方もいらっしゃいます。その場合、一切広告活動を行わず

    • 不動産買取会社などの業者

    に直接売る方法もあります。

    「仲介」と「買取」の最も大きな違いとしては、売却価格が挙げられます。買取の方が売れる価格は安くなってしまいますが、一方でより早く売ることができるというメリットがあります。

    買取で出来るだけ高く売却する方法について詳しくは「【不動産買取のキホン】買取を完璧に理解するための12のこと」をご参照ください。

    まとめ

    今回は、土地売却について書きました。

    土地売却について知ることで、他の選択肢も含め最適な選択をすることができるでしょう。

    土地売却の際にご参考になれば幸いです。

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