資産運用を始めたいけれど、おすすめはなんだろう?
資産運用と言っても、いろんな種類があって、ご自身の投資経験や投資目的によって選ぶ投資商品が異なってきます。
投資商品選びで失敗しないためには、事前に商品の仕組み、特徴、メリットとデメリットなどをきちんと把握することが非常に重要です。
そこで今回は、メディア不動産投資の教科書が徹底リサーチした上で、以下の資産運用商品をまとめました。
- 資産運用とは?資産運用の種類
- 資産運用の10種類の投資商品
- 資産運用する際の税金対策は?非課税制度を有効に利用する
- 失敗しないために資産運用を始める前にやっておくべきこと
資産運用を検討される際のご参考になれば幸いです。
不動産投資のバイブル
- 不動産投資に興味があるけど何から始めていいか分からない…
- 営業マンのいうことを鵜呑みにして失敗したくない…
- しっかりと基礎から学び、できる限りリスクを避けたい…
- 今は不動産投資の始めどきなのか?
- 安定収益を得るための不動産投資物件の選び方
- 不動産投資の失敗例から学ぼう
目次
1、資産運用とは?資産運用の種類
(1)資産運用とは?
そもそも資産運用とは、株や国債などの金融商品や、不動産などを運用して利益を上げ資産を増やすことをいいます。
利益を得る方法として、大きく以下の2つがあります。
- インカムゲイン→安定に定期的に得られる配当や家賃収入など
- キャピタルゲイン→購入時の価格より売却時の価格が大きい場合に得られる売却益
(2)資産運用の種類
資産運用の商品は多くのものがあります。また商品によってリターンとリスクも異なります。
今回は、以下の10種類の資産運用商品について説明していきます。
- 外貨預金
- 貯蓄型保険
- 個人向け国債
- 投資信託
- 不動産投資・不動産投資信託
- 不動産投資型クラウドファンディング
- 株式投資・FX
- 先物取引
では、一つずつ詳しくみていきましょう。
2、おすすめの資産運用方法10選
以下では、おすすめの資産運用方法10選を紹介します。
その際に、メリットやデメリット・どのような人に向いているのかについても紹介するので参考にしてみてください。
(1)外貨預金
外貨預金とは、円を米ドルなどの外貨に両替して、外貨のままで銀行に預金することをいいます。
為替のリスクはありますが、外貨で投資したい時に最もシンプルな投資スタイルであり、ローリスク・ローリターンの投資商品だと言われています。
外貨の種類で主なものは、以下の通りです。
- 米ドル
- 豪ドル(オーストラリアドル)
- ユーロ
- NZドル(ニュージーランドドル)
- カナダドル
①外貨預金のメリット
外貨預金は以下のようなメリットがあります。
- 外貨預金は日本円と比較して預金の金利が高い
- 為替レートの動きによって為替差益を得ることができる
- 少額(10万円程度)から始められる
- インフレ対策になる
②デメリット
一方、デメリットとして
- 円高が続くと円ベースで損失になる可能性がある→両替するタイミングによって為替差損が生じ、元本割れする場合がある
- 両替する際に為替手数料がかかる
- 外貨預金は預金保護の対象外であるため、万が一金融機関が倒産した場合全額損出する可能性がある
などが挙げられます。
③こんな人にオススメ
外貨預金は、円を外貨に変えて預金するだけなので、資産運用初心者やお仕事が忙しい人に適している商品と言えるでしょう。また資産を外貨で持つことになるので、インフレ対策したい方にもオススメです。
しかし、外貨は為替レートに連動しますので、経済状況が安定している国の通貨を選ばれるといいでしょう。金融機関にて外貨を評価するランク表がありますので、通貨を選ぶ際に参考にしてみてください。
(2)貯蓄型保険
貯蓄型保険とは、万が一な時の保障がありつつも、解約返戻金や満期になった時の満期金もきちんともらえる保険のことをいいます。
貯蓄型保険には、
- 低解約返戻金型終身保険
- 変額保険
- 外貨建て保険
などの商品があります。
①貯蓄型保険のメリット
貯蓄型保険は、大きく以下のようなメリットがあります。
- 保障がありつつも貯蓄ができる
- 所得税や相続税などの税金対策ができる
②貯蓄型保険のデメリット
一方、以下のようなデメリットもあります。
- 商品によって保険料払込み期間中に解約すると、解約返戻金が積み立てた元金より下回る場合がある
- 外貨建ての商品は、為替レートの変動により元本割れする場合がある
③こんな人にオススメ
貯蓄型保険は、死亡保障がありつつ、多少のリスクがあってもお金を増やしたい方に適していると言えるでしょう。
なお、資産運用に適している貯蓄型保険について詳しくは「保険は投資に適している?事前に知っておきたい9つのこと」を参考にしてみてください。
④プロに相談する
保険商品には様々な商品があり、どの商品を選んだらいいのかと悩まれている方も多いでしょう。
その場合、『保険見直しラボ』にてプロに相談してみるのはいかがでしょうか?
保険コネクトでは、現加入の見直しや、不安・悩みの解消はもちろんのこと、
- 比較を含めた適切な保険選択
- コストパフォーマンスの高い保険選定
- 現在・将来と目的に沿った保険提案
を、 保険コネクト提携の、全国にいる保険のプロ・FPに 保険・お金の相談をすることが可能になります。
(3)個人向け国債
個人向け国債とは、日本国内で個人投資家向けに発行された債券のことをいいます。
満期(償還期間)は
- 3年(固定金利)
- 5年(固定金利)
- 10年(変動金利)
の3つのタイプがあり、証券会社や銀行などの金融機関から購入することができます。
①メリット
個人向け国債は以下のようなメリットがあります。
- 途中解約しても元本割れのリスクがない
- 安定した利回りが期待できる
- 少額(1万円)から始められる
②デメリット
一方、デメリットとして
- 金利が低い
- 換金まで最短で1年かかる
などが挙げられます。
③こんな人にオススメ
個人向け国債は、資産を元本割れさせたくない、という方に適している投資商品と言えるでしょう。また利回りも低いので、ローリスクローリターンの資産運用をしたいという方にオススメです。
(4)投資信託
投資信託とは、投資家から集めたお金をファンドマネージャーと呼ばれる資産運用のプロに預けて、世界の様々な投資商品に分散して投資することを言います。
投資信託で運用される投資商品の種類は5,000以上もあると言われており、大きく以下の4つに分類されます。
- 株式
- 債券
- REIT(リート)
- バランス型ファンド
①メリット
投資信託は、大きく以下の4つのメリットが挙げられます。
- 少額の資金から始められる
- 分散投資することができる
- プロのスキルをフル活用することができる
- 投資商品の種類が多い
②デメリット
一方、以下のようなデメリットも挙げられます。
- 「販売手数料」「信託報酬」など運用コストがかかる
- 元本割れするリスクがある
- 担当ファンドマネージャーのスキルに運用実績が左右される
③こんな人にオススメ
投資信託は、他の投資商品と比較して相対的にリスクをおさえつつも、少額から少しずつ投資したい方に適していると言えるでしょう。
投資信託の仕組みや商品の選び方などについて詳しくは「初心者でも失敗しないための投資信託入門:あなたに合う投資プラン紹介」を参考にしてみてください。
④実際に始めるには
投資信託は証券会社や銀行で購入可能ですが、実質的に取り扱い本数やサービスの充実度を考えると証券会社で購入することをオススメします。
特に「不動産投資の教科書」では、以下の口座開設をオススメしています。
SBI証券https://www.sbisec.co.jp/ETGate
楽天証券https://www.rakuten-sec.co.jp/
これらの証券会社で口座を開設し、その口座に投資信託購入のための資金を入金してから購入したい投資信託の買付操作をすればOKです。
(5)不動産投資
実物不動産投資とは、マンションやアパートなどを購入して、第三者に貸して家賃収入を得たり、購入時と売却時の価格の差額で利益を得ることをいいます。
また長期に渡り安定した資産形成ができることから、株などの投資商品から不動産投資の組み換えをされる方も増えています。
①メリット
実物不動産投資をするには、大きく以下のようなメリットが挙げられます。
- 毎月安定した家賃収入を得ることができる
- インフレ対策になる
- 融資を利用することによって少額の自己資金で始められる
- 融資で団体信用生命保険に加入することによって、生命保険代わりになる
- 相続税などの税金対策になる
②デメリット
一方、以下のようなデメリットもあります。
- 空室により家賃収入が得られない
- 築年数の経過によって家賃が下がるリスク
- 投資用不動産によっては換金までに時間がかかる(流動リスク)
不動産投資のデメリット(リスク)や回避策などについて詳しくは「不動産投資の危険な落とし穴!リスクを避けるための10のヒント」を参考にしてみてください。
③こんな人にオススメ
実物不動産投資は、ミドルリスク・ミドルリターンの投資だと言われています。投資である以上リスクはつきものですが、不動産投資のリスクは事前に把握することによって回避することができます。
- 実物投資をしたい
- 長期に渡り安定して資産形成したい
- インフレ対策をしたい
- 相続税などの税金対策をしたい
などを投資目的とした方に適していると言えるでしょう。
実物不動産投資を始める際の注意点など詳しくは、「家賃収入で毎月の収入10万円アップを実現するための6つのステップ」を参考にしてみてください。
④始めるには
不動産投資を始めるにはまず情報収集が非常に大切だと言われています。
効率よく情報収集するには、現在の不動産市場の状況を教えてくれたり、あなたの条件に合った投資不動産を紹介してくれたり、投資プランを提案してくれる不動産投資会社に問い合わせしてみるといいでしょう。
以下の2社は当サイトがオススメしていますので、ぜひ資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。
プロパティエージェント(新築・中古物件)
東証プライム上場グループ企業であるプロパティエージェントさんは、新築区分マンションのディベロッパーとして、投資用の分譲マンションを管理まで一貫して手がけております。
購入後の顧客満足度1位(株式会社アイ・エヌ・ジー・ドットコム2018年5月調べ)のプロパティエージェントさんなら安心して物件の管理をお任せすることができるでしょう。マンション投資にご興味がある方は資料請求をしてみてはいかがでしょうか。
RENOSY(中古物件)
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物件の仕入れにAIテクノロジーを活用することで、高い入居率を達成できているとのこと。初心者向けのオリジナルガイドブックのほか、マンションオーナーのインタビューDVD「Renosy Owner’s Voice」を無料送付しています。
中古マンション投資にご興味がある方ぜひ資料請求してみてはいかがでしょうか。
(6)「REIT」(リート)不動産投資ファンド
REITとは、Real Estate Investment Trustの略で、不動産投資信託を意味します。
複数の投資家から資金を集め、不動産(オフィスビル、マンション、商業施設など)に投資をし、その家賃や売却益を配当金として投資家に分配する商品です。
日本では「J-REIT」と呼ばれています。
REITは「不動産投資法人」と呼ばれる株式会社が、投資家に自社の株式を購入してもらい、「投資証券」として発行して利益を享受することができます。
投資単位は1口から購入することが可能ですので、少額で投資を開始することができます。
①メリット
同じく不動産投資でも、実物不動産投資にするか、REITにするかと悩まれているも少なくないでしょう。
以下にて実物不動産投資と比較したREITのメリットを挙げてみました。
- 銘柄によっては1万円から始められる
- 複数の物件に投資することによってリスク分散することができる
- 実物不動産より売却手続きが簡単
- 売却しやすい(流動性が高い)
②デメリット
一方、以下のようなデメリットも挙げられます。
- 実物所有ができない
- 上場廃止により投資金が紙切れになるリスクがある
- REITが倒産するリスクがある
③こんな人にオススメ
REITには、不動産投資に興味がありつつも、少額でファンド商品として投資したい方に適していると言えるでしょう。
(7)不動産投資型クラウドファンディング
「不動産投資は少しハードルが高いかも」と思っている方向けなのが、今注目したい不動産投資型クラウドファンディングです。
その中でも特にオススメは、LAETOLI株式会社が運営している「COZUCHI(コヅチ)」です。
COZUCHIは、1999年に創業したLAETOLI株式会社が運営している不動産投資型クラウドファンディングです。
長年不動産に関わっている企業なので、不動産投資に関する知識やノウハウは十分にあり、信頼性の面で申し分ないサービスです。
投資先は、主に都心のマンションですが、人気レストランが入った物件なども取り扱っています。
平均的な期待利回りは4~10%程度と比較的高く、利回りを重視したい方にとって最適な不動産投資型クラウドファンディングサービスです。
会員登録や口座開設などの初期費用は無料で、会員登録をすることで新規公開ファンドの詳しい情報を入手できます。
登録は無料なので、まず登録してから投資するか決めるとよいでしょう。
>> 1万円から始める不動産投資型クラウドファンディング「COZUCHI(コヅチ)」
(8)株式投資
株式投資とは、企業が発行する株式を購入して、
- 企業から配られる配当
- 売却による売却益
などの収益を得ることです。資産運用商品として、最もメジャーと言って良いでしょう。
①メリット
株式投資には、以下のようなメリットがあります。
- 売買のタイミングによって高い利益を期待できる
- 株式を保有することによって配当金を得ることができる
- 会社によって、株主優待制度を受けることができる
②デメリット
一方、デメリットとして
- 元本保証されていないため、売買のタイミングによって、大きな損出が出る場合がある
- 会社が倒産した場合、投資金がただの紙くずになるリスクがある
③こんな人にオススメ
ハイリスク・ハイリターンと言われている株式投資は、市場の動きや銘柄を見極め、売り買いのタイミングのスキルを磨く必要があります。
従って、株式投資をメインにするのではなく、資産運用のポートフォリオの一つとして運用したい方に適していると言えるでしょう。
④始めるには
株式投資を始めてみたい方は、まず証券口座を解説してみるといいでしょう。
⑤情報サービスを活用する
株式投資について勉強する際には、本やインターネットを用いるとよいでしょう。
⑥セミナーにて勉強しよう
具体的に投資を始める前に、セミナーにて情報収集しながら勉強されるのはいかがでしょうか。
受講生の7割以上がプラスの運用成績があり、 株式投資や外為投資に興味はあるが、本当に必要な知識だけをぎゅっと凝縮して学びたい方にオススメしたいです。
(9)FX
FXとは、「margin Foreign eXchange trading」の略で「外国為替証拠金取引」と言われ、為替変動のタイミングに合わせて売買することで、為替差益を得る投資商品のことを言います。
資産運用投資商品の中で、FXはハイリスク・ハイリターンの商品だと言われています。
①メリット
FXには以下のようなデメリットがあります。
- 数万円という少額から投資を始めることができる
- 平日24時間取引することができることから、忙しい方でも自分の都合で売買することができる
②デメリット
一方、FXの最も大きなデメリットはなんといっても
- 急激な為替変動により大きな損失が出る可能性がある
ことです。変動のタイミングをきちんと見分けしないと、短時間で大きな損出を被る可能性があります。
従って、お仕事が忙しく、随時為替の動きの確認ができない方には難しい投資商品と言えるでしょう。
③こんな人にオススメ
FXは、常に為替レートの変動を確認する必要がありますので、どちらかというと、比較的時間の余裕がある方に適している投資商品と言えるでしょう。
④始めるには
基本的には証券会社などの金融機関から購入することができます。なお、通貨の種類によって取り扱いがない場合もありますので、事前に確認するといいでしょう。
⑤セミナーにてしっかり勉強する
上記に書いたように、知名度は高いものの安全性という意味では株、FXはともに優先順位は低くなります。
失敗しないために、始める前にセミナーにてしっかり勉強された方がいいでしょう。以下「一般社団法人日本FX教育機構」が主催する「1日10分でできるFX入門セミナー」に参加してみるのはいかがでしょうか?
「一般社団法人日本FX教育機構」は金融庁の投資助言・代理業に登録しているので、安心してFX指導が受けられます。これからFXの投資を検討されている方はぜひ参加してみて下さい。
(10)先物取引
先物取引とは、未来の定められた期日に、何の商品を、いくらで売買するかを現時点で約束する取引のことを言います。購入した時の価格、もしくは売却した時の価格と、約束の期日に決済した時の価格の差額が利益になります。
例えば、1月1日にAさんが、「2月1日にプラチナの指輪を10万円で買う」とショップに約束するという先物取引をしました。
その後プラチナの価格が高騰し、約束の2月1日にプラチナの指輪は15万円に値上がりした場合、Aさんは約束した10万円で購入することができ、「5万円」の利益を得ることができます。一方、約束した2月1日にプラチナの価格が10万円を下回った場合、下がった分は損になります。
つまり、将来の価格変動の動きを読むことができれば、利益を得ることができるのです。
①メリット
先物取引には大きく以下のようなメリットがあります。
- 「買い」からでも「売り」からでもの取引を開始することができる
- 少額の資金から投資を始めることができる
- 短期間で大きい利益を出すことができる
②デメリット
一方、デメリットとしては
- 元本は保証されない
- 大きな損失が出た場合、証拠金が追加請求される場合がある
- 相場の予想が外れた場合多額の損出がでる場合がある
③こんな人にオススメ
先物取引は、ハイリスク・ハイリターンの投資商品であるため、少額の投資資金で大きな利益を出したい方に適していると言えるでしょう。一方、その分損出も大きくなる可能性が高いので、事前にきちんと勉強される必要があると言えます。
先物取引について詳しくは「先物取引を早く深く理解するためにおさえておくべき7つのこと」を参考にしてみてください。
3、資産運用に失敗しないための方法
ここまでお読み頂き、資産運用の種類について詳しくなったのではないでしょうか。
興味が湧いた投資商品についてもっと詳しく知りたい、ということもあるでしょう。
最後に情報収集の方法を紹介していきます。
(1)本やインターネットなどから基礎知識を身につける
資産運用で失敗しないためには、きちんと商品の基礎知識を身につける必要があります。
従って、投資商品の仕組み、運用のテクニックなど本やインターネットなどで学習するようにしましょう。
(2)セミナーにて業界の最新情報を収集する
投資は「情報が命」です。
日頃から新聞やニュースなどで情報収集するのはもちろんのことですが、セミナーに参加して、市場の動きなど最新の情報を把握することも非常に重要です。
時間を惜しまずに様々なセミナーに参加されるといいでしょう。
まとめ
今回は、資産運用におすすめの投資商品について書きましたが、いかがでしたでしょうか?
それぞれの投資商品にメリットとデメリットがありますので、ぜひこの記事を参考に自分に合った資産運用商品が見つけられたら幸いです。