• 資産運用
  • 2020/5/22

株で破産する3つの理由|初心者が理解していない株の信用取引とは

皆さんは、株で破産をしたという人をご存知でしょうか。

株投資をしてみたいと思っても、破産したという話を聞くとやはり「リスクのある危険なもの」というイメージを持ってしまい、なかなか実際に株投資を行うまでに至らないのではないかと思います。

なぜ株投資で破産してしまうのかについて疑問を持つ方もいらっしゃると思います。

しかし、上記のような疑問をお持ちであるならそれは勉強不足かもしれません。

もし本当に株で破産してしまうなら、「なぜ破産してしまうのか」、「破産を回避する方法はないのか」知りたいですよね。

 

そこで本記事では

  • 本当に株投資で破産はするのか
  • 株投資で破産する理由
  • 株投資で破産しない方法

についてご紹介します。

 

本記事を読んで株投資の正しい知識を身に付けましょう。

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1、果たして株投資で破産はするのか

株初心初心者が気になる「株投資で本当に破産するのか」という問いですが、答えはYESです。株式投資で破産はします。ただ、本来、株式投資は破産をするものではありません。なぜなら株取引は、株購入額以外の損失をしない仕組みでできているからです。

それでも破産する方がでてくる理由は、信用取引による株取引を行っているからです。

2、株投資で破産する3つの理由

本章では、なぜ株投資で破産するのかについて説明します。

(1)信用取引によるレバレッジをかけすぎる

株で破産する原因は、信用取引という手法によるものがほとんどです。

信用取引とは、現金や株券を担保として証券会社に預けて証券会社から現金や株券を借り、それを元手に株式を売買する取引で、担保評価額の約3倍までの取引が可能なため、レバレッジをかけることができます。

初心者投資家が勉強もせずにこの信用取引という手法を用いることで、破産へとつながりかねません。

信用取引の具体的な説明は次章で説明します。

(2)そもそも株の選び方が間違っている

株で破産もしくは大損する方は、そもそも株の銘柄の選び方を間違えているかもしれません。初心者の方は、定年退職後の安定のために株投資を初めてみないかという証券会社の甘い話に乗ってしまいます。勉強もせずに株投資を始めてしまうと確実に失敗します。

株の選び方について詳細を知りたい方は「株の選び方|初心者が見るべき5つの視点と2つの指標」も合わせてご覧ください。

(3)資金管理能力の低さ

投資で破産する人に概ね共通していることが、資金管理能力が低いことです。

株取引の場合、証券会社の営業の方に任せっきりにしていたら、およそ2年で元手の半分ほどしか資金が残っていなかったという話もよくあります。

なぜ2年も任せっきりにしてしまうのかというと、配当金や株主優待などで得をしているように感じるからです。

しかし、そもそも自己資金を他人に任せっきりにすること自体が資金管理能力が低いと言わざるを得ません。もちろん他人に資金を預けて投資をすることが悪いと言っているわけではなく、その後の管理や状態については出資者は把握しておくべきです。

このような結果は資金管理能力が低いために起こる惨事です。

資金管理能力を高めるためにも、自分のお金の出どころや収支をなるべく把握する癖を付けましょう。

3、なぜ破産につながる?株式投資の信用取引とは

先ほども説明した通り、信用取引とは現金や株券を担保として証券会社に預けて証券会社から現金や株券を借り、それを元手に株式を売買する取引のことで、担保評価額の約3倍までの取引が可能です。種類としては「信用買い」と「信用売り」の2種類があります。

(1)信用買い

信用買いは、証券会社が現金もしくは株式を担保として預かり、その担保を元に買付金を貸し出します。その後、投資家は融資によって得たお金で株式市場から株を購入るという流れです。

図に示すと以下のようになります。

次に、なぜ信用買いが破産へとつながるのか解説します。

極端な例ですが、自己資金1000万円で株投資をしたとしましょう。このとき、現物取引と信用買いの2通りでどのような違いがあるのかを以下の表に示しました。(信用取引では、最大の3.3倍までレバレッジをかけるとします。)

 

取引方法

株価1/5に暴落の際の損失

株価1/2に暴落の際の損失

株価1/2に暴落の際の手元に残る資産

株価1/2に暴落の際の最終負債

現物取引

自己資金の1000万円のみ運用

200万円の損失

500万円の損失

500万円

0円

信用取引

自己資金の3.3倍の3300万円運用

660万円の損失

1650万円の損失

0円

650万円

 

表を見ると、現物取引と信用取引の違いがよくわかります。

現物取引では株投資に運用した資金の他に負債が生まれるということはありませんが、信用取引では表のように最終的に負債が発生してしまいます。

もし上の条件の投資先の企業が倒産したらどうなるでしょうか。信用取引の最終的な負債は2300万円にまで及び、確実に破産してしまうでしょう。

これが株取引で破産してしまう仕組みです。

ではなぜ信用取引で株式投資をする人がいるのかというと、レバレッジによって大きな利益を見込んでいるからです。

先ほどの表では株価が下落した場合の想定しかしていませんが、当然株価が1.2倍、1.5倍まで上昇する可能性もあります。その場合、表に示されている損失額はそのまま利益額となります。

このように、デメリットがある反面メリットが魅力的であるため信用取引による株投資を行う人がいるのです。

(2)信用売り

信用売りは、証券会社が保証金を担保として預かり、その担保を元に株式を貸し出します。その後、投資家は借りた株券を株式市場で売却して資金を受け取ります。

しかし、投資家は借りた株券を証券会社に返済しなければなりません。そのため投資家はもう一度株券を購入しなけれなならず、株券を売却したときの株価が株券を購入したときの株価よりも高ければ、その差額分が利益となります。

信用売りはこのように売りから株式投資を始めることができるため、下げ相場でも利益を出すことができるというメリットがあります。

図に示すと以下のようになります。

(3)信用取引の重要性

信用取引には信用買いや信用売りなどの手法があることは理解していただけたと思いますが、なぜ信用取引のようなリスクのある投資手法があるのでしょうか。

株式投資では一定以上の資金が必要になるため、手持ちの資金が多い人しか買いたい銘柄を買うことはできません。さらに、当然株券を保有してなければ株を売ることもできません。

そうすると、ごくわずかの限られた人しか株式市場に参入できないことになり、市場における価格形成が公正ではなくなる可能性が出てきます。

しかし信用取引のような制度があれば、承認さえされれば誰でも株取引をすることができます。このような観点から、信用取引は株式市場にとっては重要な役割をになっています。

4、株投資で破産しない方法

前章までで株投資で破産する理由(リスク)について説明しました。

ここからは、株投資で破産しないために覚えておいて欲しい方法を2つ紹介します。

(1)現物取引にする

信用取引はレバレッジをかけられるというメリットがある反面、破産の恐れがあるというデメリットの側面もあります。

しかし現物取引であれば株式購入金額以上の損失はありません。ゆえに、たとえ投資で損失が出たとしても破産まで追い込まれることはないでしょう。

現物取引は信用取引よりレバレッジをかけられないことは事実ですが、配当や株主優待を受け取ることはできます。成長株を見つけて現物取引を行うことで、長年のスパンで株を運用できるため、配当や株主優待を受ける期間も長くなり、メリットは十分にあります

初心者であれば、いきなりリスクの大きい信用取引ではなく現物取引から株投資を初めてみてはいかがでしょうか。

(2)損切り(ロスカット)を行う

ここでの損切りとは、株投資による損失を最小限に抑えるための考え方です。

初心者投資家によくある失敗例として、

「ここ最近株価が落ち込み気味だけどいずれ上昇するだろう」という心理が働いてしまうことがあります。

しかし、このようにいつか株価は回復するだろうという安易な考えのまま投資を続けていてはおそらく利益は得られません。

そうならないために損切りという考え方が有効的です。

「1100円で購入した株が、1000円を割った段階でこれ以上の損失を生まないために決済する。」このように予め損失のラインを決めていれば、大きな損失は生まれません。

損切りのラインを決める基準は銘柄やトレンドによりことなりますが、買値より10%程度低い値が損切りの妥当ラインです。

損切りは、大きな損失ひいては破産を生まないだけでなく、次の投資のための立派な手法です。損切りで決めた値は決して破らずに株取引を行いましょう。

5、株で破産した時の対処法

最後に、すでに株で大損してしまった場合についての対処法について説明します。破産して借金を背負ってしまった場合、利息を多く払わないためにもできるだけ早く対処することが大切です。

(1)自力で解決する

1つ目の解決方法は、親や友人などを頼って自力で解決するという方法です。

親や友人からお金を借りるのであれば利息は発生しません。しっかりと事情を説明し、こちらの誠意を見せましょう。

他にも、低利息での借り換えを行う方法があります。しかし、借り換えを行うためには金融機関の審査に通らなければなりませんし、そもそも借金額そのものが減るというものではありません。

利息が多少減少する程度で、破産するくらい大きな負債を抱えている人からしたらあまり大きな効果は期待できないかもしれません。

(2)債務整理する(弁護士に相談する)

自力で解決する他には、弁護士に相談して債務整理手続きをする方法があります。

債務整理には、

  • 任意整理
  • 個人再生
  • 自己破産

の3種類があり、それぞれメリットデメリットが異なります。

①任意整理

任意整理は裁判所の手続きを取らずに債権者と直接交渉をして借金を減額する方法です。

任意整理を行えば借金にかかる毎月の利息を全額カットすることができ、さらに毎月払う元金をより分割することができます。

任意整理により月の負担額が減るため、かなり厳しい生活をしなければいけないという事態を回避することができます。

②個人再生

個人再生は裁判所を通して行う手続きです。

任意整理はおもに利息をカットするためのものですが、個人再生は任意整理の利息カットに加えて借金の元金の減額まで行うことができます。

しかし、個人再生では保有資産が多い場合、免責できる金額が少なくなってしまうかもしれません。

③自己破産

自己破産は、抱えている全ての負債を免除するための手続きです。

たとえ信用取引で大きな損失を招き、負債額が莫大になっても全て免責できます。

しかし、場合によっては免責できないケースもあります。裁判所に嘘の供述をしたり、裁判所の調査に非協力的な態度をとったりすると免責不許可になりかねません。

 

借金で人生が台無しになるくらいなら、債務整理をして新たな人生を歩む決断も時には必要です。

6、まとめ

株取引は未経験者にとって未知のものであり、リスクが計り知れないという印象があると思います。

しかし、株取引には現物取引と信用取引の2種類があり、現物取引であれば取引金額以上の損失が生まれることはありません。故に破産もしません。

株式投資で破産をする理由は

  • 信用取引でレバレッジをかけすぎる
  • 株の選び方がそもそも間違っている
  • 資金管理能力が低い

などがありますが、いずれも現物取引であればただの損ですみます。

レバレッジが大きいというメリットに引かれるのではなく、その裏にあるデメリットにも着目することで、自分がすべき投資手法が見えてきます。

株で人生が台無しなんてことにならないよう、知識はできるだけ多く持ち、楽しく運用しましょう。

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