不動産投資をする際、福岡で投資を行うことにはどのような魅力があるのでしょうか。
不動産「注目」の地方エリア【vol.1】今後最も期待できる街と人口が減る2都市では、人口が増加傾向にある具体的な都市をご紹介しました。
今回は、福岡をピックアップし、不動産を保有するにあたって福岡のどこが魅力なのか、また再開発で期待できる場所はどこなのか、という視点で、より具体的に解説して行きましょう。(伊藤亮太・ファイナンシャルプランナー)
毎月不動産に興味ある方が数万人訪問する不動産投資の教科書がお伝えするので、参考になるはずです!
投資物件の購入を検討されている方は以下の記事も併せてご参照ください。
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不動産投資のバイブル
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1、不動産投資は福岡でも可能?利便性の良い福岡の魅力
福岡市は、政令指定都市の中で最も人口増加数が多く、人口増加率も平成22年10月から平成27年10月の5年間で見ても5.12%と圧倒的な高さを誇っています。
また、福岡に行くとなぜか活気があると感じる方も多いのではないでしょうか。
これは若い人が多いといったこともあります。
平成27年の国勢調査の結果から見ても、福岡市における若者(10代・20代)の割合は22.05%であり、政令指定都市の中で最も高い割合を占めています。
若い人が多いのはなぜか?
その一つには学校が多いという点を挙げることができます。
福岡市は人口に占める学生の割合が密かに京都市に次ぐ2位。若い人が福岡に住み着けば、そのまま残る可能性も高くなることでしょう。
そうした点が他の都市とは異なる様相なのかもしれません。
しかも空港は博多駅からおよそ地下鉄で6分と利便性が高く、東京へ行くのもわずか1時間45分。
食事もおいしいし、出張族が帰りたくないというのも理解できます。
こうした利便性や活気があり住みやすいといった点から、福岡に住みたいという人々が増加しているのです。
2、不動産購入するなら福岡?人気エリアを紹介
LIFULL HOME’S 総研「2019年LIFULL HOME’S住みたい街ランキング九州圏版」(外部リンクに飛びます)によると、借りて住みたいランキングでは、1位:博多、2位:大橋、3位:西鉄平尾となっています。
博多駅周辺は昔と比べて人気のあるお店なども進出してきていますし、今後も人気が続く可能性は高いでしょう。
また2位の大橋には、筆者も物件を持っています。
大橋は2017年8月26日のダイヤ改正に伴い、西日本鉄道の特急が停車するようになりました。天神からも近く今後期待ができる地域ではないでしょうか。
福岡市では地下鉄線沿線や西鉄沿線に人気があると言えます。
緑や公園が多く住みやすい地域に投資するか、中心部に投資するかのいずれかで決めるのがよいでしょう。
3、不動産投資で福岡は期待大!アジアの玄関口
福岡市は2018年にクルーズ船が326回も寄港しており、3年連続で日本一となりました。
最近の傾向ではインバウンドによる地価押し上げも見受けられ、2019年6月にはG20の舞台にもなったり海外からも注目を浴びている福岡市。
アジアの玄関口としてもポテンシャルを秘めているのです。
また、今後最も不動産投資で期待できる地域としては、やはり天神~博多駅間でしょうか。
2022年には地下鉄七隈線が博多まで延伸される予定なので、完成すれば、空港線だけではなく、七隈線も天神と博多を結ぶことになり、より人の流れが活発化しそうです。
西日本鉄道や三菱地所などが天神での再開発を行っていくなど中心部での開発が大きく進む可能性が高いでしょう。
九州大学の跡地として再開発された六本松なども人気がありますし、若者に好まれる街並となっています。
数年後の光景も見据えながら、福岡で不動産投資する場合はどのあたりがよいか解説してきました。参考にしてみてください。
収益物件の選び方について、詳しくは以下の記事をご覧ください。