野村不動産ソリューションズ株式会社が運営する投資用・事業用不動産サイト「ノムコム・プロ」は、会員を対象とした不動産投資に関する意識調査を年に1度行っており、2022年6月に実施されたアンケート結果を発表しました。
公式サイト:https://www.nomu.com/pro/news/
この記事では、不動産投資の教科書 編集部が注目したアンケートをピックアップします。
1、「ノムコム・プロ」不動産投資に関する意識調査の概要
調査時期:2022年6月20日(月)~6月30日(木)
調査対象:投資用・事業用不動産サイト「ノムコム・プロ」会員 (会員数 約26,000人 ※2022年6月時点)
有効回答数:357人(投資物件の保有者:279 人、非保有者:78 人)
調査方法:インターネット上でのアンケート回答
調査内容:
- 新型コロナウイルスや世界情勢の変化による影響について
- 今後の中長期的な展望について
- 投資用不動産保有者の直近3年間の売買状況
- 金融機関の融資姿勢について
2、不動産投資の教科書 編集部が注目した調査結果
(1)1年後、不動産価格はどうなると思いますか。
上がると回答した理由は、2022年に入り進む円安により相対的に不動産の価値が上がる、さらに海外投資家が割安な日本不動産を購入することで市場価格が上がるため、といったものがありました。
一方、下がると予想した理由として、今が高値であること、金融政策の転換により金利が上昇すれば売りが出て下がる、といった点があがりました。
横ばいと予想した理由は、不動産価格は高止まりしているため今後1年はかわらないのではないか、金利含めた市況があまり変化していないと思う、といった点でした。
(2)投資用物件の購入を検討する上で重視するポイントをお選びください。(3つまで)
約8割の投資家が、「エリア・立地」を重視しているという結果になりました。過去の同アンケートを見ても、「エリア・立地」は常に最も重視されているポイントになっています。
不動産投資の最大のリスクともいえる「空室リスク」への対策は、やはり需要の下がらない優良なエリアの物件を選ぶことが非常に重要なのでしょう。
(3)過去3年の間(2019年以降)に、投資用物件を売却しましたか?売却した理由は何ですか。
過去5年の同アンケート結果を見てみると、2017年に「売却していない」と回答した投資家は67.6%で、2022年まで微増を続けています。
キャピタルゲインを狙うのではなくインカムゲインを得ながら、「長期的な事業による資産形成を目的とした不動産投資」をしている投資家が増えているのではないでしょうか。
キャピタルゲイン…資産を売買することによる差益
インカムゲイン…資産を保有している間に得られる収益
(4)過去3年の間(2019年以降)に、投資用不動産を購入しましたか。購入した理由をお選びください。(いくつでも)
「購入した」と回答した投資家は53.8%となり、同アンケートを実施している過去2年の結果と比較すると、2020年は47.4%、2021年は48.1%で、購入した投資家が増えていることがわかります。
日本では金融緩和政策により低金利が続いているため、いい条件で融資を受けられることが購入の理由になったと考えられます。
(5)購入した際に金融機関から借り入れをした場合、利用した金融機関をお選びください
2021年と比べ地方銀行での借入が増え、約4割という結果になりました。地方銀行は、銀行ごとに対象とするエリアが異なり、投資物件があるエリアや、自分が住んでいる地域によって融資を受けられる銀行が変わります。
銀行により不動産投資ローンへの姿勢はさまざまですが、積極的な銀行が増えたのかもしれません。
3、不動産投資を検討している方へ
(1)不動産投資の教科書がおすすめする不動産会社を紹介
不動産投資を始める際、まずは不動産会社の資料を読んだり、セミナーに参加して情報収集をされると思います。
不動産投資を成功させるためには、信頼できる不動産会社を選ぶことがとても重要です。不動産投資の教科書では、主に以下の観点から独自の基準で見極めます。
- 入居率が高いか
- 優良エリアでの物件が多いか
- 需要が多い物件の種類を扱ってるか(都心近辺で家賃8〜9万円のワンルームマンションなど)
- 購入後のフォローはしっかりしているか(どのような客付けができるか)
- 入居者募集のノウハウが充実しているか
- 紹介率とリピート率(2件目を購入しているお客様がどのくらいいるか)
上記の基準を踏まえた、おすすめの不動産会社を4社紹介します。
①RENOSY(中古区分マンション)
東証グロースの上場企業であるGAtechnologiesが運営するRENOSYは、独自のスコアリング手法により価値の高い物件を仕入れています。また、購入後に重要になる管理やアプリでのサポートも充実しており、高い評価を得ています。
資料請求から面談の申込ができますので、まずは資料請求をしてみてください。
②リズム(中古区分マンション)
リズムでは、資産価値の下がりにくい都心部の中古区分マンションを取り扱う不動産投資会社です。魅力的な部屋に生まれ変わるリノベーションにより、築年数がたっても資産価値を保つことができる新しい不動産投資を提案しています。
セミナーはとても評判がよく、リノベーションを用いた不動産投資について学べる内容となっています。ぜひセミナーに参加してみてください。
③プロパティエージェント(新築・中古区分マンション)
東証プライム上場グループ企業であるプロパティエージェントは、新築・中古区分マンションのどちらも取り扱う不動産会社です。
入居率は年間平均99%以上、3年連続顧客満足度業界No.1(株式会社アイ・エヌ・ジー・ドットコム2018年5月調べ)という実績からも、安心して相談することができるでしょう。まずは資料請求してみましょう。
④アメニティジョイハウス(新築一棟アパート)
アメニティジョイハウスは、木造3階建てにこだわったアパート経営を提案する不動産会社です。メリットは多いものの専門知識が必要なため、取り扱っている企業が少ない木造3階建てアパートを、企画から建築、管理まで一貫して手がけている企業です。
アパート経営を検討する際には、ぜひ一度相談してみてください。
(2)セカンド・オピニオンサービス
「不動産投資の教科書」では、不動産投資の相談ができる「セカンド・オピニオンサービス」を提供しています。
セカンド・オピニオンサービスは、不動産投資について中立・公平な立場に立った第三者に相談できる場を作りたい、という思いから始まりました。
セカンド・オピニオンで多い相談は、
- 提案された物件が買っていいものかアドバイスしてほしい
- 今後の投資戦略について相談したい
- 投資家から見たおすすめの不動産会社が知りたい
といった相談です。
不動産投資を始める際には、抱えている疑問や不安を解決し、十分納得してから始めることが何よりも大切だと考えています。
多くの投資家に知ってもらいたく、現在無料で利用できます。ぜひこの機会に相談してみてください。