• 不動産投資
  • 2023/6/13 (更新日:)

外壁塗装の色で迷ったらコレ!人気5色と失敗しない色選びのポイント

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外壁塗装を検討するときに気になるのが、色選びではないでしょうか。

色のある塗料を家の外壁全体に塗るのですから、どんな色を選ぶかによって家の印象は大きく変わってくるはずです。

外壁塗装は少なくとも10年に1回程度の作業なので、決めた色が少なくとも10年は続くことになります。それだけに変な色を選びたくない、色選びで損をしたくないと思うことでしょう。

外壁塗装をお考えの方にとって重要な情報ばかりなので、どうぞ最後までお付き合いください。








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1、外壁塗装で色が重要な理由

同じ形の家でも、色によって外観の印象は大きく左右されます。まずは外壁塗装をするメリットをみてみましょう。

(1)外観が古く見えるのは色のせい?

外壁塗装を検討されている理由として、「家の外観が古く見える」という理由があげられるでしょう。

10年以上が経てば新築同様とはいかないことは分かっているものの、やはり古ぼけた感じがある・・・というのは、もしかすると外壁の色のせいかも知れません。

なぜなら、色は時間の経過とともに劣化をして本来の色ではなくなり、しかも美しさを損ねる方向で劣化していくからです。

劣化によって外壁の色が変わってしまったせいで古い印象になっているのであれば、外壁の色が蘇ることで家の印象も蘇ります。

外壁塗装は、塗料が劣化してしまった外壁に対して適切な処置をした上で、新しい塗料を塗ります。外壁塗装により、家の印象は一気に若返ります。

(2)外壁塗装の「色」で成功することのメリット

外壁塗装の色選びがうまくいくと、家の印象が一気に若返ると述べました。

他にも外壁塗装と色の関係には、住む人の精神衛生上のメリットや家の資産価値向上など、有形無形のメリットがあります。

「では、自分はどの色を選ぶべき?」という疑問が生まれてくることでしょう。次章以降から、外壁塗装の色選びについてより掘り下げて解説していきます。

2、外壁塗装で戦略的に色を選ぶ

この章では、外壁塗装で戦略的に色を選ぶことの重要性5つについて解説します。

(1)色で家の印象は大きく変わる

人間は視覚情報の中でも、色をとても重視しています。例えば、食べ物に使われている色はその典型です。

寒色と呼ばれる青系の色は食欲を削ぐ作用があるため、食品のパッケージなどではほとんど使われません。青い皿や容器を使うと食欲が半減するため、こうした色をダイエットに活用するという手法まであるほどです。

手元にあるものですら色の影響をこれだけ受けるのですから、それよりもはるかに大きな家の色がどれだけの影響を及ぼすかは、想像に難くないでしょう。

外壁塗装ではその「色」を選ぶことができるのですから、色の効果を味方につけるのも敵に回すのも選び方次第なのです。

(2)資産価値にも影響する

外壁塗装で選んだ色は、家の資産価値にも影響を及ぼします。

資産価値とはつまり、仮にその家を売りに出した時にどれだけの人が買いたいと思うかによって決まります。あまりにも奇抜な色の家だと、その家を買いたいという引き合いが減ってしまうため、資産価値が低下するのです。

そのため、多くの外壁塗装事例では資産価値の低下を防ぐという意味も込めて、無難な色が選択されています。

(3)やり直しがきかない

外壁塗装の業者によっては、提案やシミュレーションの段階でCGを使ってさまざまな色を使った様子を見せてくれることがあります。その段階であれば仮想上のことなので何度もやり直しが利きますが、実際に塗装をするとそうはいきません。

厳密に言うと、塗り直しを依頼すればそれは可能ですが、同じだけのコストがもう一度かかることを意味します。お金にいくらでも余裕があるのであればやり直しも構いませんが、そんなもったいないことをしたいという人はいないでしょう。

最終的に選んだ色で塗装をしたら、事実上やり直しは利きません。それだけに打ち合わせの段階でしっかりと納得のいく色を選ぶことが重要なのです。

(4)少なくとも10年程度はその色になる

冒頭で述べたように、外壁塗装は塗料の耐久年数を考えると10年以上に1回という頻度になります。劣化以外の理由で外壁塗装を再びするのであればその限りではありませんが、耐久年数通りに次の外壁塗装をするとなると、少なくとも10年以上はその色であり続けることになります。

それだけに後になって「なんだか違う」となってしまわないように、数年後以降も満足できる色を選びたいところです。

(5)色によって劣化度合いが異なる

外壁は自然からの影響を常に受け続けています。

言い換えれば、外壁の塗料がダメージから家を守っているのです。やがてダメージによって色あせたり古い印象になってしまうのですから、それだけ自然からのダメージは小さいものではないといえます。

自然からのダメージには様々なものがありますが、代表的なものは紫外線酸性雨です。その他にも風や雪など、さまざまなものが家の外壁に当たり続けています。

外壁塗装に使う塗料には、その塗料の色を決める顔料という成分が含まれています。この顔料だけはそれぞれの色を出すために異なる化学物質が使われているため、どうしても自然からのダメージに対する強弱があります。

一般的にダメージに強いのは、白系、黒系、そして青系の顔料です。その逆にダメージに弱いには赤系、黄色系などの顔料です。つまり、色選びによって外壁塗装の耐久年数も変わってくるということです。

これは好みの問題とは別の次元で、知っておくべき事実だといえます。

3、外壁塗装で人気の色と、その色を選ぶ理由

多くの外壁塗装事例で人気となっている色と、その色を選ぶ理由やメリットなどを解説します。色選びの参考にしてください。

(1)淡い白系色

ブロークンホワイト、ニュートラルホワイト、クールホワイトといったように「〇〇ホワイト」という名前がついている淡い白系の色です。「○○ホワイト」という名前になっているのは、完全な白ではないからです。この完全な白ではないところがポイントで、紫外線に対して強いというメリットがある上に、汚れが目立ちにくいという特性があります。

また、白系の色は太陽光を吸収せず反射するため、夏場に直射日光が当たっても室内の温度を上げにくい働きがあります。周囲の家との調和という意味でも無難な色だと思います。

【色見本】

(2)茶系色

茶系の色には、モカ、ベージュ、ミッドビスケット、メリーノなどがあります。大半の戸建て住宅は木造建築なので、そこで使われている木との相性も良い色です。

自然界からの汚れは茶系の色が多いので汚れが目立ちにくく、掃除の頻度を少なくできるというメリットもあります。

【色見本】

(3)淡いピンク系色

ピンク色というとショッキングピンクやサーモンピンクといった色を想像されるかも知れませんが、そのような色は資産価値を下げる可能性が高くなるため避けた方がいいでしょう。ピンク色の中でも淡いピンク、サンダルウッドがおすすめです。

次項でご紹介するパステル系の色にも近く、柔らかい色調を表現することができます。

【色見本】

(4)パステル系色

パステル系の色も、家の外壁に使うと無難かつ個性を主張しやすくなります。代表的な色としてはライトクリーム、ライトラテなどがあります。

いずれも「ライト○○」という名称であることからもお分かりのように、色目を抑えて優しくしているため外壁塗装に使いやすくなっています。

【色見本】

(5)グレー系色

グレー系の色といっても、家の外壁塗装に使うのはバーチグレー、オフホワイトといった「ほぼ白系」と言えるような色です。白系の色よりは少しグレーっぽい色になっているものの、遠くから見ているとあまり違いが分からないかも知れません。

【色見本】

4、外壁塗装の色を選ぶポイント7つ

最後に、外壁塗装の色選びにおいて押さえておきたい7つのポイントを解説します。特に周囲との調和や失敗を防ぐという観点でまとめました。

(1)好みよりも家や周辺への調和を重視する

これをお読みの方の中には覚えておられる方もおられるかも知れませんが、漫画家の楳図かずお氏が「自宅の奇抜さ」を理由に周辺住民とトラブルを起こし、裁判沙汰になったことがあります。閑静な住宅街に突然、楳図氏のトレードマークである赤白の縞模様のド派手な家が登場したのですから、トラブルは必至でした。

もちろん本人は自身のトレードマークを、自分が所有する家に施しただけなのですから、言い分はあることと思いますが、周辺住民による「景観を損ねる」という言い分も一理あります。

こうした事例は全国各地で起きており、自分のこだわりや好みだけで周辺との調和を無視した色やデザインを選ぶというのは、トラブルを招く恐れがありますのでおすすめはしません。

(2)少なくともA4以上サンプルで色を確認する

家は人間が中に入って生活ができるほどの大きさなので、そこに使う色選びは、本来であれば同じ色が塗られた建物を見て決めたいところです。

しかしなかなかそうもいきませんので、できるだけ面積の大きなサンプルで色を確認するようにしましょう。

少なくともA4サイズ以上のサンプルを見ないと印象にズレが生じるといわれているので、「できるだけ大きなサンプル」というのは意識しておきたいところです。

(3)色見本よりも実物は鮮やかに見える

先ほどサンプルの大きさについて述べましたが、もうひとつの傾向として「実物は色見本よりも鮮やかに見える」という点も押さえておいてください。建物ほどの大きさに施した色というのは迫力があるので、それだけ鮮やかに見えるということです。

この傾向を踏まえて、色見本で選ぶ時には実物がもっと鮮やかに見えることを想定して、地味すぎると感じるくらいがちょうど良いと思います。

(4)蛍光灯やLEDなど室内灯と太陽光の下では色の見え方が異なる

もうひとつ、色の見え方の違いについて光源の違いにも触れておきたいと思います。外壁塗装の色選びをするのは室内であることがほとんどです。その場合、光源は蛍光灯やLED照明です。それに対して実物は太陽光に照らされた状態で見ることになります。

この両者によっても見え方に若干の違いがあるので、可能であれば色見本を外に持ち出して眺めるなどの工夫をすると、より実物に近いイメージを掴むことができます。

(5)汚れが目立ちやすい色に注意

汚れが目立ちやすい色があります。

「白系」「黒系」といったように単色ではない場合は汚れが目立ちにくいのですが、単色は単一の色を使っているだけあって他の色のもの(つまり汚れ)が付着すると目立ちます。

単色は鮮やかな色調が魅力ですが、掃除などのメンテナンスのことも考えて色選びをするようにしましょう。

(6)劣化しやすい色はこだわりとのバランスを考慮

色と劣化の関係についての解説で、赤系や黄色系といった色は劣化しやすいと述べました。その他にも紫系も劣化しやすい傾向があります。

こうした色はいずれも個性の強い色だけに、どうしてもその色を選びたいというこだわりがないのであれば、劣化だけでなく周辺との調和という意味も含めてあまり選ばないほうが良いと思います。

もっとも、外壁塗装は自分のこだわりを表現する機会でもあるので、どうしても表現したい色があるという場合は、優先されてください。

(7)景観ガイドラインがある場所かどうかをチェック

ごく一部の地域ですが、周辺の景観との調和が条例によって規制されていることがあります。

条例がある場合は法的な拘束力によって禁止されているので、対象の地域にある建物の場合は条例の範囲内で色選びをすることになります。

最も有名なのは、京都です。大手ファストフードチェーンやコンビニエンスストアであっても、茶褐色や白など他の地域の店舗と別の色の看板になっている風景は、観光スポットにもなっています。こうした大手企業ですら守らなければならない規制なので、条例に準拠した色選びをしましょう。

まとめ

今回は、外壁塗装と色の関係や人気の色、そして色選びのポイントを解説してきました。

ご紹介した色の中に良さそうだと思える色はありましたでしょうか?

この記事でも述べているように、外壁塗装はやり直しが利きませんし、少なくとも10年以上はその色になります。後になって違和感を覚えることのないよう、納得のいく色選びにこの記事をお役立てください。

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