「RENOSY(リノシー)と面談でPayPay5万円がもらえる」
SNSやYouTubeなど様々なメディアで、このような広告を見たことがあるのではないでしょうか。
プレゼント金額が「5万円分」と大きいため
「本当に貰えるの?」
「怪しいのでは?」
と気になる方に、RENOSYやPayPay5万円の実態を解説します。
不動産投資のバイブル
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目次
1、RENOSY(リノシー)でPayPay5万円 本当は貰えない?
(1)PayPay5万円プレゼント条件の詳細
不動産投資プラットフォームである「RENOSY(リノシー)」。
広告から遷移するページでPayPay5万円分が貰える条件を詳しく確認してみましょう。
「まずは資料を見てみる」から資料請求フォームに行くと投資経験、年齢、年収、資産状況、勤務先など多くの項目をかなり細かく入力する必要があります。
プレゼントを貰うには、フォームの項目にすべて答え資料請求をした後に、RENOSYを運営する株式会社GA technologies(ジーエーテクノロジーズ)と不動産投資についての個別面談をすることが必要です。
さらに、以下の条件をすべて満たさなければPayPay5万円を貰うことはできません。
- 不動産投資に関する面談を受けていただくこと(本人確認必須)
- 面談のお申込後1週間以内に日程調整、60日以内に面談の実施をしていただくこと(電話のみは対象外)
- 面談後、30日以内に弊社指定のフォームに回答いただくこと
- WEB面談ご希望の場合は、カメラONでご参加いただくこと(カメラがない場合はフォームのご質問・ご要望欄にご記載いただくか、弊社エージェントから連絡があった際にお伝え下さい)
- WEB面談をご希望の場合は、PCまたはタブレット端末でご参加いただくこと
- 昨年の個人年収が500万円以上であること(本業の源泉徴収票又は給与明細の額面で確認いたします)
- 昨年の給与所得の源泉徴収票(コピー)を弊社指定の方法でご提出いただくこと
- 上場企業又はそれに準じる企業(資本金1億円以上)及びそのグループ会社にお勤めの方もしくは公務員、医師、弁護士、公認会計士、税理士、看護師、薬剤師として現在お勤めであること
- お勤め先が確認できる書類を指定の方法でご提出いただくこと
- 現在のお勤め先での勤続年数が1年以上であること
- 「RENOSY」の不動産投資サービスのご利用が初めてであること
- 過去に「RENOSY」の不動産投資サービスに資料請求または物件の問い合わせ・面談申込をしていないこと(1人1回、1世帯1回まで)
- 基礎情報(個人情報を含まない年収、勤務先、勤続年数等)から投資用不動産ローンの融資を受けることができる、と判断できること
たくさん条件がありますが、できる限り簡単にまとめると以下の通りです。
①資料請求後、電話以外の方法で60日以内に不動産投資についての面談を実施すること
②面談時に写真付き身分証明で本人確認できること
③昨年の年収が500万円以上であること
④上場企業やそのグループ会社、公務員、資格専門職で1年以上勤続していること
⑤③及び④について証明できる書類を提出すること(源泉徴収票、健康保険証)
⑥これまでRENOSYに問い合わせしたことがない
つまり、「安定した収入があり不動産投資ローンを使える方であればOK」ということなのです。
(2)PayPay5万円分貰った人の体験談
リノシーに資料請求をしてから面談し、実際にPayPay5を貰えた人の体験談は、かなり詳細にブログ等にアップされています。
・【リノシーのAmazonギフト券はいつ届く?】ギフト欲しさに不動産投資の面談を受けてみた
・ RENOSY(リノシー)でAmazonギフト券5万円は貰えない?【貰うコツ】も解説
共通点は、
①プレゼント条件を満たしていることが確認できても、1回目の面談では貰えない
②不動産投資に興味があることを示して、2回以上面談を行う
③リノシーでの不動産投資を断る場合は、きちんとした理由が必要
の3点です。
2回目の面談で「リノシーで不動産投資をやるかやらないか」決断を迫られる雰囲気になるようです。
(3)PayPay5万円を貰えない理由
リノシーのPayPay5万円プレゼントについては「年収500万円以上、勤続1年以上、上場企業勤務など条件を満たしていたのに貰えなかった」という口コミも多数あります。
実は「貰えない条件」もリノシーの広告にしっかり記載されています。
下記に該当する場合は特典進呈の対象外となります。
- お申込内容に不備・不正・虚偽・重複・いたずら、またはお申込後にキャンセルなどがあった場合
- 面談に応じていただけない場合
- 面談前及び面談中の質問事項にすべてお答えいただけなかった場合
- 不動産投資に興味がないなど特典目当てと弊社が判断した場合
- ご融資を受けられない疾病をお持ちの場合
- 面談中、明らかに弊社エージェントと対話する姿勢でない場合
- 連絡を取ることができなくなった場合(連絡先変更、RENOSY個人情報削除依頼があった場合など)
- 初回の面談から30日以上次回の面談日程がとれない場合
- タブレット、PCでのご面談ができない場合
- ご面談時間を十分に確保できなかったと弊社が判断した場合
「貰えない条件」10項目のうち、いわゆる「面談中の態度」についての項目が3つもあります。
具体的に、どのような態度が「対話する姿勢でない」と判断されるのか、不動産投資の教科書が不動産投資会社にリサーチした結果は以下の通りです。
特典はいつ貰えるのか聞きたがる
面談中、飲食している(お菓子など)
寝転んで話している
居眠りをする
不動産投資会社では、投資家との面談を「商談」と言うこともあります。
ビジネスの場にそぐわない言動が、「対話する姿勢でない」「特典目当て」とみなされ、プレゼント対象外になるのです。
2、PayPay5万円分プレゼントは「やばい」のか
広告の表示に関しては、景品表示法(正式名称:不当景品類及び不当表示防止法)で規制されています。
PayPay5のような景品の金額や表示方法などが定められており、違反すると事業者には措置命令がある法律です。
そのため、広告ページにプレゼント適用のための細かい条件が記載されているのです。
RENOSY(リノシー)特典金額が50,000円と大きいため、貰えなかった場合の反発は強く「騙された」「PayPay5万円は貰えない」「リノシーはやばい」などの口コミが散見されます。
実際のところ本当に「やばい」のか、詳しくみていきましょう。
(1)RENOSY(リノシー)を運営するGA technologies (ジーエーテクノロジーズ)について
株式会社GA technologies (ジーエーテクノロジーズ)は2013年設立、2018年東証マザーズ市場(現グロース市場)に上場した不動産投資会社です。
RENOSY(リノシー)は、GA technologiesが運営するプラットフォームで、物件購入から管理運用まで不動産にまつわるすべてをアプリで完結することができるサービスです。
GA technologiesが公開している最新の決算資料によれば、創業から10年の節目を迎える2023年は
売上高見込み1,455億円
約1.5兆円の不動産投資市場でシェア約10%(予定)
となっています。
「一連のプロセスをテクノロジーで一気通貫に行う唯一無二のビジネスモデル」を掲げており、メイン顧客は20~30代の会社員です。
上場企業であるため、コーポレートガバナンスや情報公開において社会的信用があり、コンプライアンス遵守の面でも安心感を持つことができます。
中古区分投資を検討するのであれば「一度は話を聞いておきたい不動産投資会社」といえるでしょう。
しかし、上場企業であるということは、株主の利益を最大化することを目指す責任も負っているということです。
事業の効率化や競争力の向上、成長戦略の実行など、不動産投資家個人の利益とはあまり関係のないことでも、上場企業であるが故に追求しなければならないことを覚えておきましょう。
(2)PayPay5万円分プレゼントは功罪相半ばするもの
RENOSY(リノシー)のPayPay5万円プレゼント金額は、当初1万円でした。2021年に3万円→5万円と増額し、現在まで5万円で定着しています。
きっかけは「高額特典が貰えるから」であったとしても、老後に備えて資産形成したい、本業だけでは不安なので副収入が欲しい、という人たちに長期的な資産運用としての不動産投資を紹介することは合理的です。
不動産投資に興味はあるけれど「怪しい」「儲からない」などのイメージから二の足を踏んでいた人にとっても、この特典が不動産投資を始めるきっかけになったということがあるでしょう。
RENOSY(リノシー)で不動産投資をしているのは
- 20~30代
- 会社員
がメインです。
会社員が20代のうちに不動産投資を始めて資産形成することのハードルを下げたのがリノシーなのです。
一方で、他の不動産投資会社もリノシーに対抗すべく、1~3万円の特典を打ち出しています。
特典をたくさん貰いたいからという動機であったとしても、複数の不動産投資会社の話を聞き、多くの物件情報に触れることは不動産投資を始めるにあたっては非常に重要です。
そういった点でも、不動産投資を検討する人にとって、PayPay5万円プレゼント特典は良いものといえます。
しかし、中古マンションを取り扱う場合、不動産投資会社が物件の売買のみで得る利益に大きく差はありません。
特に大都市圏では不動産価格は上昇しており、プロの不動産会社であれど、物件を安く手にいれることは難しい市況です。
企業利益を確保するため、特典や広告など販売にかかる費用の一部は、物件価格や管理手数料などどこかで回収されていることを心積もりしておきましょう。
(3)RENOSY(リノシー)でPayPay5万円を貰った後、どうなる?
RENOSY(リノシー)と2回以上面談し、Amazonギフト券を貰った後はどうなるのでしょうか?
不動産投資しないことやリノシー以外で不動産投資をすると伝えた場合は、その後しつこく連絡が来ることは無いようです。
はっきりとNOの意思表示をした人には営業リソースを割かない経営方針に、テクノロジー企業の合理性を感じます。
リノシーで不動産投資をする場合は、アプリ「RENOSYマーケットプレイス」で取引から管理まで完結することが可能です。
3、RENOSY(リノシー)で不動産投資を始めるときの注意点
RENOSY(リノシー)は、中古マンション投資を検討するのであれば一度は問い合わせしたいサービスです。
不動産投資売上No.1を獲得していることや管理運用までアプリで完結する唯一無二のサービスであることがその理由です。
しかし、東証グロース上場企業であり株主の利益に対する責任を負うことや、莫大な広告費やPayPay5万円プレゼントに関する問い合わせ対応コストなど一般管理費の一部を最終的に負担するのはリノシーを利用する不動産投資家であることは心に留めておきましょう。
リノシーで不動産投資を始めると決める前に、以下の3点に注意してください。
- 提案された物件価格は適正か
- いきなり不動産投資ローン枠が一杯になるような物件を提案されていないか
- 管理手数料の金額が他社と比べて割高なものを提案されていないか
ご自身で判断することに迷った場合は、不動産投資の教科書「セカンド・オピニオンサービス」にご相談ください。
セカンド・オピニオンでは、
- いい不動産投資会社のポイントを知りたい
- 買っていい物件なのかわからない
- 提案された物件を不動産投資経験者に見てもらいたい
といった相談ができます。
セカンド・オピニオンを担当するのは、編集部に在籍する現役の不動産投資家です。そのため、不動産会社で聞きにくいことも聞けますし、営業されることもありません。
多くの投資家に知ってもらいたく、現在無料で相談できます。ぜひご利用ください。
不動産投資会社のプレゼントについてQ&A
RENOSY(リノシー)でPayPay5万円を貰える条件は?
たくさん条件がありますが、できる限り簡単にまとめると以下の通りです。
①資料請求後、電話以外の方法で60日以内に不動産投資についての面談を実施すること
②面談時に写真付き身分証明で本人確認できること
③昨年の年収が500万円以上であること
④上場企業やそのグループ会社、公務員、資格専門職で1年以上勤続していること
⑤③及び④について証明できる書類を提出すること(源泉徴収票、健康保険証)
⑥これまでRENOSYに問い合わせしたことがない
つまり、「安定した収入があり不動産投資ローンを使えそうな方であればOK」ということなのです。
RENOSY(リノシー)でPayPay5万円を貰えない理由は?
「貰えない条件」もリノシーの広告にしっかり記載されています。
- お申込内容に不備・不正・虚偽・重複・いたずら、またはお申込後にキャンセルなどがあった場合
- 面談に応じていただけない場合
- 面談前及び面談中の質問事項にすべてお答えいただけなかった場合
- 不動産投資に興味がないなど特典目当てと弊社が判断した場合
- ご融資を受けられない疾病をお持ちの場合
- 面談中、明らかに弊社エージェントと対話する姿勢でない場合
- 連絡を取ることができなくなった場合(連絡先変更、RENOSY個人情報削除依頼があった場合など)
- 初回の面談から30日以上次回の面談日程がとれない場合
- タブレット、PCでのご面談ができない場合
- ご面談時間を十分に確保できなかったと弊社が判断した場合
RENOSY(リノシー)で不動産投資を始めるとき注意すべきこと
RENOSY(リノシー)で不動産投資を始めると決める前に、以下の3点に注意してください。
- 提案された物件価格は適正か
- いきなり不動産投資ローン枠が一杯になるような物件を提案されていないか
- 管理手数料の金額が他社と比べて割高なものを提案されていないか
まとめ
RENOSY(リノシー)は東証グロース上場企業が運営しており、不動産投資売上No.1を獲得しているサービスです。
コンプライアンス遵守の徹底を求められる上場企業が関わっているため「資料請求から面談をした方にPayPay5万円プレゼント」の広告も法律に則り行われています。
そのため「本当はPayPay5万円なんて貰えない」ということはなく、条件を満たせば貰えるものとお考えください。
しかし、「PayPay5万円に釣られて断りきれずに不動産投資を始めてしまった!」とならないよう気をつけましょう。
投資のご判断は慎重に!