ネット証券は、パソコンやスマホなどから簡単に取引でき、便利なサービスを提供する証券会社です。
しかし、ネット証券の数が多すぎてどこの会社を選んでいいのか、基準がわからない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、
- おすすめネット証券10選
- ネット証券を選ぶポイント
についてまとめました。
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不動産投資のバイブル
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目次
1、おすすめのネット証券10選【PR】
この章では、おすすめのネット証券を10社紹介します。
おすすめ順に紹介していますので、手数料やサービスの充実度、取り扱い商品などの比較をしながらご覧ください。
(1)SBI証券
SBI証券は、口座開設数、手数料の安さ、IPO銘柄の取扱数、外国株取扱国数トップクラスの証券会社です。
手数料
【スタンダードプラン】
1注文の約定代金に対して手数料がかかるプランです。
- 5万円まで:55円
- 10万円まで:99円
- 20万円まで:115円
- 50万円まで:275円
- 100万円まで:535円
- 150万円まで:640円
- 3,000万円まで:1,013円
- 3,000万円超:1,070円
【アクティブプラン】
1日の約定代金合計額に対して手数料がかかるプランです。
- 100万円まで:0円
- 200万円まで:1,238円
- 300万円まで:1,691円
- 以降100万円増加ごとに295円ずつ増加
※すべて税込み
サービスの充実度
- 会社四季報
- オンラインセミナー
- Tポイント投資
- ロボアドバイザー(自動資産運用サービス)
取り扱い商品
- NISA、ジュニアNISA、つみたてNISA、iDeCo
- 国内株式
- 外国株式
- 投資信託
- 債券
- FX
- 先物・オプション
- CFD
情報配信の豊富さ
ロイター、フィスコ、モーニングスター、東洋経済などの情報配信があり豊富
取り扱いツール
HYPER SBI
キャンペーン
- Tポイント付与
- キャッシュバック
(2)楽天証券
楽天証券の特徴は、楽天ポイントがもらえる多くのキャンペーンが開催されることです。ポイントは、取引で貯められるだけでなく投資に使うこともできます。
手数料
【超割コース】
1回の取引金額で取引手数料が決まるコースです。
- 5万円まで:55円
- 10万円まで:99円
- 20万円まで:115円
- 50万円まで:275円
- 100万円まで:535円
- 150万円まで:640円
- 3,000万円まで:1,013円
- 3,000万円超:1,070円
【いちにち定額コース】
1日の合計取引金額で取引手数料が決まるコースです。
- 100万円まで:0円
- 200万円まで:2,200円
- 300万円まで:3,300円
- 以降100万円増えるごとに1,100円ずつ増加
※すべて税込み
サービスの充実度
- 会社四季報
- 日経テレコン
取り扱い商品
- NISA、つみたてNISA、ジュニアNISA、iDeCo
- 国内株式
- 外国株式
- 投資信託
- 債券
- FX
- 先物・オプション
- CFD
情報配信の豊富さ
投資お知らせメール、経済指標アラートメール、投資情報メディア「トウシル」など
取り扱いツール
- PC:MARKET SPEED II
- スマートフォン/タブレット:iSPEED
キャンペーン
- 楽天ポイントプレゼント
- キャッシュバック
(3)DMM 株
DMM 株は、国内株式の取引手数料の1%をDMM 株ポイントとして付与されます。1,000ポイント以上になると現金に交換可能です(1ポイント=1円)。
また、登録後1カ月間は、国内株式取引手数料が無料などさまざまな特典があります。
手数料
1注文の約定に対して手数料が発生します。
- 5万円まで:55円
- 10万円まで:88円
- 20万円まで:106円
- 50万円まで:198円
- 100万円まで:374円
- 150万円まで:440円
- 300万円まで:660円
- 300万円超:880円
※すべて税込み
サービスの充実度
ポイントを現金と交換可能
取り扱い商品
- NISA、ジュニアNISA
- 国内株式
- 外国株式
- 信用取引
情報配信の豊富さ
みんかぶ、モーニングスター、会社四季報、株式新聞などの国内外のニュースを配信
取り扱いツール
- PC:DMM株 STANDARD、DMM株 PRO+、DMM株 PRO
- スマートフォン:かんたんモード、ノーマルモード
キャンペーン
- 口座開設で国内株式取引手数料が1ヵ月間無料
- キャッシュバック
(4)松井証券
松井証券の特徴は、少額取引手数料0円や無料ツールなど、初心者にやさしい証券会社です。また、24時間問い合わせできるなどサポート面でも高い評価を受けているので、安心して始められるでしょう。
手数料
1日の約定代金合計金額によってかかります。25歳以下は全て無料です。
- 50万円まで無料
- 100万円まで1,100円
- 200万円まで2,200円
- 以降100万円増えるごとに1,100円ずつ増加
- 1億円超で110,000円(上限)
※すべて税込み
サービスの充実度
24時間問い合わせサポートあり
動画、オンラインセミナー
取り扱い商品
- NISA、つみたてNISA、ジュニアNISA、iDeCo
- 国内株式
- 投資信託
- 債券
- FX
- 先物 オプション
情報配信の豊富さ
テーマ投資ガイド、QUICKリサーチネットなど
取り扱いツール
- PC:ネットストック・ハイスピード、株価ボードなど
- スマートフォン:株touch、投信アプリなど
キャンペーン
- キャッシュバック
- ポイントプログラム
(5)マネックス証券
マネックス証券は、米国株銘柄の取り扱いが国内トップクラスの証券会社です。また、手数料も低く設定されていて、1株から買える「ワン株」の買付手数料は無料になっています。
手数料
【取引毎手数料コース】
1注文の約定に対して手数料が発生します。
- 5万円まで:55円
- 10万円まで:99円
- 20万円まで:115円
- 50万円まで:275円
- 100万円まで:535円
- 150万円まで:640円
- 3,000万円まで:1,013円
- 3000万円超:1,070円
【一日定額手数料コース】
1日の約定金額の合計額に対して手数料が決まります。
- 約定金額100万円まで:550円
- 100万円超、300万円ごと:2,750円
※すべて税込み
サービスの充実度
- 独自開発のマーケット情報
- 日々更新のオリジナルレポート
取り扱い商品
- NISA、つみたてNISA、ジュニアNISA、iDeCo
- 国内株式
- 外国株式
- 投資信託
- 債券
- FX
- 先物 オプション
情報配信の豊富さ
朝と夕方にメール配信、コラムなど
取り扱いツール
- PC:マネックストレーダー
- スマートフォン、タブレット:マネックストレーダー株式
キャンペーン
- 手数料無料
- キャッシュバック
(6)GMOクリック証券
GMOクリック証券は、手数料の安さや取り扱い商品の豊富さが特徴の証券会社です。
手数料
【1約定ごとプラン】
- 5万円まで:50円
- 10万円まで:90円
- 20万円まで:100円
- 50万円まで:260円
- 100万円まで:460円
- 150万円まで:550円
- 3,000万円まで:880円
- 3,000万円超:930円
【1日定額プラン】
- 100万円まで:0円
- 200万円まで:1,238円
- 300万円まで:1,691円
- 300万円超:以降100万円ごとに295円を加算
※すべて税込み
サービスの充実度
かんたん銘柄診断
取り扱い商品
- NISA、つみたてNISA
- 国内株式
- 外国株式
- 投資信託
- 外国債券
- FX
- 先物 オプション
- CFD
情報配信の豊富さ
メール配信サービスなど
取り扱いツール
- PC:スーパーはっちゅう君、はっちゅう君など
- スマートフォン:iClick株、株roidなど
キャンペーン
キャッシュバック
(7)auカブコム証券
auカブコム証券は、ネット証券では珍しく電話注文にも対応する証券会社です。
手数料
【ワンショット手数料コース】
1約定ごとに手数料が発生します。
- 5万円まで:55円
- 10万円まで:99円
- 20万円まで:115円
- 50万円まで:275円
- 100万円まで:535円
- 100万円超:約定金額 × 0.099% + 99円(上限4,059円)
- 電話注文:自動応答 +110円、オペレーター +2,200円
【1日定額手数料コース】
- 100万円まで:無料
- 200万円まで:2,200円
- 300万円まで:3,300円
- 400万円まで:4,400円
- 500万円まで:5,500円
- 500万円超:以降、100万円毎に1,100円加算
※すべて税込
サービスの充実度
- 電話注文可能
- 単元未満株が取引できる「プチ株」
- セミナー
取り扱い商品
- NISA、つみたてNISA、ジュニアNISA、iDeCo
- 国内株式
- 外国株式
- 投資信託
- 債券
- FX
- 先物 オプション
- CFD
情報配信の豊富さ
- TwitterなどSNS活用
- みんなの株式、ユーザー同士のコミュニティあり
- ニュース配信
- テレビやラジオ放送
取り扱いツール
kabuステーションなど
キャンペーン
- キャッシュバック
- 信用ロボアド実質無料キャンペーン
(8)岡三オンライン証券
岡三オンライン証券は、2021年オリコン顧客満足度ランキング「ネット証券 分析ツール」で3年連続1位に選ばれている、利便性の高い分析ツールが定評の証券会社です。また、定額プラン100万円まで無料など、手数料もお得になっています。
手数料
【ワンショット】
1注文の約定ごとに手数料がかかります。
- 10万円まで:108円
- 20万円まで:220円
- 50万円まで:385円
- 100万円まで:660円
- 150万円まで:1,100円
- 300万円まで:1,650円
- 以降100万円増加ごとに330円ずつ増加
- ※3,300円を上限
【定額プラン】
1日の合計約定代金で手数料が決まるプランです。
- 100万円まで0円
- 200万円まで1,430円
- 以降100万円増加ごとに550円ずつ増加
※すべて税込み
サービスの充実度加
オンラインセミナー
取り扱い商品
- NISA、ジュニアNISA、iDeCo
- 国内株式
- 外国株式
- 投資信託
- FX
- 先物 オプション
- CFD
情報配信の豊富さ
ホームページの投資情報が充実
取り扱いツール
- 岡三ネットトレーダーシリーズ
- 岡三かんたん発注
- 岡三カブスマホ
- 岡三ネットトレーダースマホ
キャンペーン
- 投信つみたて応援キャンペーン
- キャッシュバック
(9)SBIネオトレード証券
SBIネオトレード証券は、2021年ライブスター証券から生まれ変わった証券会社です。手数料の安さが特徴で、オリコン顧客満足度ランキング「手数料部門」で7年連続1位を獲得しています。
手数料
【一律(つどつど)プラン】
1注文ごとの約定代金に応じた手数料がかかるプランです。
- 5万円まで:50円
- 10万円まで:88円
- 20万円まで:100円
- 50万円まで:198円
- 100万円まで:374円
- 150万円まで:440円
- 300万円まで:660円
- 300万円超:880円
【定額(おまとめ)プラン】
1日の約定金合計額に応じて手数料が変わるプランです。
- 50万円まで:0円
- 100万円まで:0円
- 150万円まで:880円
- 200万円まで1,100円
- 300万円まで1,540円
- 以降100万円増えるごとに295円ずつ増加
※すべて税込み
サービスの充実度
- NISA、ジュニアNISA
- 手数料が最低水準
- 取り扱い商品の数
- 国内株式
- 投資信託
- 信用取引
- 先物 オプション
情報配信の豊富さ
TwitterやLINEなどSNS配信サービス
取り扱いツール
- PC:NEOTRADER
- スマートフォン:NEOTRADES
キャンペーン
- 信用取引金利優遇キャンペーン
- 国内株式移管手数料キャッシュバック
(10)LINE証券
LINE証券は、おすすめのネット証券会社として掲載していましたが、事業再編により新規口座開設を停止しています。
また、いちかぶ取引、および現物取引の買付、信用取引の新規建て取引は、2023年7月21日(金)に終了しました。
事業再編に関する詳細は、特設サイトで確認できます。
2、ネット証券を選ぶ6つのポイント
ネット証券を選ぶ際は、以下6つのポイントで比較してみてください。
- 手数料の安さ
- サービスの充実度
- 取り扱い商品の数
- 情報配信の豊富さ
- 取り扱いツール
- キャンペーン
(1)手数料の安さ
手数料は、1度の約定ごとに発生するものや、1日一定の取引金額までは同額で売買できるものなど、証券会社によってさまざまな手数料形態があります。
取引金額によって手数料の単価が上下することがほとんどなので、自分の資金や投資スタイルに合わせて選択しましょう。
(2)サービスの充実度
ネット証券会社それぞれが展開する独自のサービスも、選ぶポイントのひとつです。
例えば、楽天証券では日経新聞や日経産業新聞などが読める「日経テレコン」が無料でオンライン閲覧できます。SBI証券やマネックス証券では、「会社四季報」が無料閲覧可能です。
また、取引ごとにポイント付与サービス、単元単位未満の1株から少額投資できるサービスなどもあります。このように、それぞれの会社が投資家にとって有用なサービスを展開しているので参考にしましょう。
(3)取り扱い商品の数
ネット証券では、国内外の株や投資信託、ETFなど、さまざまな商品の取り扱いがあります。しかし、すべての証券会社が同じ商品を取り扱っているわけではありません。
例えば、国内株はどの証券会社も取り扱っていますが、取引できる銘柄数は異なります。外国株を取引できるところもあれば、できない会社もあるのです。
さらに、NISAやiDeCoなどの制度も、証券会社によって取り扱いが異なります。
自分がどのような商品に投資したいのか、利用したい制度はなにかにより証券会社も選ぶようにしましょう。
(4)情報配信の豊富さ
レポートなど、投資家にとって有用な情報が配信されるかも重要です。
情報配信も、証券会社によって量も質にも違いがあります。どれもしっかり理解でき読み進めれば有用な情報です。
しかし、特に初心者にとっては情報量が多すぎると「何のことだかわからない」「読む気にならない」ということにもつながります。
自分にとって理解できて、わかりやすい情報提供をしている会社を選びましょう。
(5)取り扱いツール
ネット証券の取引では、アプリを使用するのが一般的です。
それぞれの証券会社で独自のサービスがあり、対応取引や注文機能などに違いや特徴があります。
また、中には入出金にも対応するアプリを提供する会社もあるので、ツールの扱いやすさで選んでみるのもよいでしょう。
(6)キャンペーン
ネット証券では、各社独自のキャンペーンを行っています。口座開設時や取引時、人に紹介すると特典があるなど、さまざまです。
特典内容も、キャッシュバック、手数料無料、ポイント付与など、証券会社によって違います。また、期間限定など特典内容が増量される時期もあるので、口座開設時に調べておくとよいでしょう。
3、口座を複数持っておくメリットとデメリット
多くのネット証券があり、それぞれに特徴があるため、メインで1つ設定したら複数の証券会社に口座を開設することもできます。
しかし、複数の口座開設はメリットがある反面、デメリットとなることもあるので注意しましょう。
(1)メリット
- さまざまな商品を購入できる
- 手数料によって証券会社を使い分けられる
- 独自のツールを複数利用できる
- システムダウンなどのトラブルに対応できる
(2)デメリット
税金を多く払う可能性がある、確定申告の手間が増える
特定口座の源泉徴収ありで複数社に開設すると、ほか口座の損益は一切考慮されずそれぞれの口座で源泉徴収が行われるため、税金を多く払う場合があるのです。
また、利益が出た口座と損失が出た口座がある場合、自分で損益通算する必要があります。
資産や、その他さまざまな情報把握が難しい
資産の把握は複数の口座を定期的にチェックする手間が増えます。また、各証券会社からの重要なお知らせや、パスワードの管理が必要です。
まとめ
ネット証券は、それぞれ会社によって手数料やサービスに特徴があります。
証券会社を選ぶ際は、まずはどんな商品に投資したいのか、利用したい制度、投資スタイルをよく考えてみることから始めてみましょう。
投資の方向性が決まったら、手数料や、投資したい商品の取り扱いがあるのか、サービスの充実度などからしぼっていくと、自分に合った証券会社が見つかるはずです。
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