• 資産運用
  • 2022/1/6 (更新日:)

生命保険とは?初めてでも安心!生命保険について徹底解説

[ 広告含む ]

「生命保険って加入した方がいいの?」
「生命保険はいらないと言われる理由はなぜ?」
「そもそも、生命保険ってどんな保険?」

生命保険について気になっている方の中には、上記のような疑問をお持ちの方がいらっしゃると思います。

生命保険は、日本でも約8割の方が加入されていて、広く利用されている保険の1つです。
一方で、2割の方は加入していません。最近では、「生命保険はいらない」という声もあります。

本記事では、そんな生命保険について詳しく解説します。

  • 生命保険とは
  • 生命保険の必要性
  • 生命保険がいらないといわれる理由
  • 私は生命保険に加入したほうが良い?
  • 生命保険の代用

本記事で、生命保険の概要や、必要性などがわかる内容となっています。
ぜひ、最後までお読みいただけると幸いです。

初心者が知っておくべき不動産投資のバイブル
初心者が知っておくべき
不動産投資のバイブル
  • 不動産投資に興味があるけど何から始めていいか分からない…
  • 営業マンのいうことを鵜呑みにして失敗したくない…
  • しっかりと基礎から学び、できる限りリスクを避けたい…
  • 今は不動産投資の始めどきなのか?
  • 安定収益を得るための不動産投資物件の選び方
  • 不動産投資の失敗例から学ぼう


1、生命保険とは

(1)生命保険の概要

生命保険は、「」を対象として、万が一のことが起こった時に、保険金としてお金が支払われる保険です。
具体的には、亡くなった場合や病気・怪我をした時、働けなくなってしまった時などです。
生命保険の仕組みは、加入者がそれぞれ保険料としてお金を毎月出し合い、万が一のことが発生した際に、集めたお金の一部を使用するという仕組みになっています。
つまり、生命保険に契約した加入者同士でお互いを助け合っているのです。

(2)生命保険の種類|どんな時に生命保険を利用するのか

「(1)生命保険の概要」でも紹介しましたが、どんな時に生命保険を使うのか詳しく紹介します。
生命保険には、以下のような役割があります。

  • 死亡保険
  • 医療保険
  • がん保険
  • 学資保険
  • 個人年金保険
  • 傷害保険
  • 介護保険

①死亡保険

加入者が亡くなった際に、残された家族に保険金が支払われる保険です。

②医療保険

病気やケガの費用を保障する保険です。

③がん保険

がん治療にかかる費用を保障する保険です。

④学資保険

教育費等の子どものための資金を蓄える保険です。

⑤個人年金保険

老後に備えて、資金を蓄える保険です。

⑥傷害保険

突然の怪我や事故の治療費を保障する保険です。

⑦介護保険

介護が必要になる場合に備えて資金を蓄える保険です。

2、生命保険の必要性|メリット

生命保険は、加入率が日本全体の約8割と、多くの人に利用されています。
多くの人に利用されているのは、必要とされているからです。
本章では、生命保険がなぜ必要なのか解説します。

(1)安心感

生命保険に加入するメリットとして、絶対的な「安心感」が得られることです。
私たちは、死亡や病気、けが、介護などさまざまなリスクを抱えながら生活しています。
万が一に備えて生命保険に加入することで、安心して生活を送ることができるでしょう。

(2)死亡した場合

本人が亡くなってしまった場合、その影響は周りにも及びます。
残された家族には、葬祭費用や、その後の生活費用があるでしょう。
特に家族の生活を支えていた方には、生命保険の必要性が高いといえます。

(3)病気や怪我

病気や怪我になるリスクは、誰にでも存在するでしょう。
日本には公的保証が充実していますが、がんなどの治療には高額な費用がかかります。
病気や怪我の影響で働くことが困難になってしまうことも、忘れてはいけないリスクです。
公的保障で足りない分を補填するために必要なのが、生命保険になるでしょう。

(4)将来への貯蓄

将来に対して、不安を抱えている方はいらっしゃいませんか?
人生100年時代とも言われる中で「少子高齢化問題」が顕在化し、年金を受け取れるか不安な方もいらっしゃいますよね。
他にも、子供の教育費など、将来に対しての不安はさまざまです。
生命保険は、将来への不安を払拭できる保険もあります。また、貯蓄の機能も兼ね備えた生命保険も展開されています。
生命保険に加入することで、将来への不安を払拭することができるでしょう。

(5)保険で資産運用ができる?

保険を活用することによって、資産運用をすることができることをご存知ですか?
資産運用と聞くと、「株式投資」や「投資信託」、「不動産投資」などをイメージするかと思います。
実は、万が一の備えとして加入する「保険」でも、知識いらずで気軽に資産運用をすることが可能です。
資産運用が可能な保険は、養老保険に代表される「貯蓄型生命保険」になります。
貯蓄型生命保険とは、保険期間満了時に満期保険金を受け取ることができる貯蓄性を有した生命保険です。
万が一の時だけ保険料が支払われる、通常の生命保険とは異なります。
上記の「貯蓄型生命保険」ですが、商品によっては一定期間加入し続けると、返戻率が100%を超えます
返戻率が100%を超えれば、振り込んだ保険料以上の金額が受け取ることができるので、資産運用の1つの手段として考えることができるでしょう。

保険の資産運用について、詳しくは「保険は投資に適している?事前に知っておきたい9つのこと」で解説しておりますので、合わせてご参考ください。

3、生命保険がいらないと言われる理由

生命保険は、約8割の日本人が加入している一方で、約2割の方が加入していないのが現状です。
最近では、「生命保険はいらない」という声も上がっており、生命保険の必要性が疑われ始めています。
本章では、「生命保険がいらない」と言われる理由について解説します。

(1)生命保険に加入することで起きるデメリット

生命保険には、加入することで得られるメリットがある一方で、加入することで発生するデメリットがあります。
生命保険に加入するデメリットから、「生命保険がいらない」と言われる一因になるでしょう。生命保険に加入することで発生するデメリットは、以下の通りです。

  • 定期的にコストが発生
  • 元本割れリスク
  • 給付金を受け取れない
  • インフレに弱い

①定期的にコストが発生

生命保険に加入すると、保険料を支払わなければなりません。
保証を手に入れることでコストが発生するのは当たり前ですが、安い金額ではないためデメリットになるでしょう。

②元本割れリスク

貯蓄機能を有する生命保険の場合、受け取れる金額が支払った保険料を下回るリスクがあります。
契約から満期を待たず途中でで解約した場合は、元本割れのリスクが高いでしょう。

③給付金を受け取れない

生命保険は、万が一のリスクに備えて加入する保険です。
例えば、医療保険やがん保険に加入していて、病気や怪我にならなかった場合は、給付金を受け取れずに契約が終了してしまうこともあります。

④インフレに弱い

貯蓄機能を有する生命保険の場合、契約時に利率が決定し、支払う保険料が決定します。
契約期間内に物価が上昇し、貨幣価値が減少する状況(インフレ)になった場合、保険料は変わることがないため、事実上の資産価値が目減りすることになるでしょう。

(2)公的保証の充実

日本では、国民皆保険制度や遺族年金をはじめとした「公的保障」が充実しています。
公的補償が充実しているため、万が一のことがあっても負担が少ないため、生命保険に加入しなくても良いという意見があります。

(3)高額療養費制度

公的保証は確かに充実しているけど、医療費が高額になってしまた場合、3割負担でも負担が大きい場合を心配されますよね。
上記のような場合に備えて、日本には「高額療養費制度」という制度があります。
高額療養費制度とは、医療費が高額になってしまった場合、還付金を受け取ることができる制度です。
所得や年齢などに応じてそれぞれの条件がありますが、一定の治療費を超えた場合、国が負担してくれます。
医療費の負担が大きくなった場合に備えた制度があることから、「生命保険がいらない」と言われる理由の1つです。

4、私は生命保険に加入したほうが良い?

「2、生命保険の必要性」と「3、生命保険がいらないと言われる理由」を解説しましたが、「実際、私は生命保険に加入した方が良い?」という悩みを持たれるかもしれません。
本章では、上記の悩みを解決するために、

  • 生命保険に加入するべき人
  • 生命保険に加入する必要性が低い人

以上の2点の特徴を紹介します。

(1)生命保険に加入するべき人

生命保険に加入するべき人の特徴は、以下のような方です。

  • 家族の生活を支えている方
  • 金銭的余裕がない方
  • 高齢の方

①家族の生活を支えている方

世帯の収入に対して、自分の収入の割合が高い方は、生命保険に加入する必要性が高いでしょう。
生活を支えていた方が突然亡くなってしまったら、残された家族の生活は当然厳しくなります。
未成年の子供がいる場合、養育費用が大きな金額となるため、万が一のことがあった時のために、手厚い保証を準備しておく必要があります。

②金銭的余裕がない方

先ほど「高額療養費制度」についての解説をしましたが、高額療養費制度でも保険適用外の治療や入院にかかる費用は対象外です。
また、病気や怪我によって、働けなくなってしまうリスクがあるます。
金銭的に余裕がない方は、万が一の場合に治療が受けられなかったり、その後の生活に支障を与えたりするかもしれません。
生命保険に加入することで、安心して保証を受けられるので、金銭的に余裕がない方は加入するべきでしょう。

③高齢の方

高齢の方は、若年層に比べて病気を患う可能性が増加します。
大きな病気を患ってしまうと、多額の治療費を負担することになるでしょう。
生命保険に加入することで、将来的にかかる可能性がある治療費の負担を減少させることができるでしょう。

(2)生命保険に加入する必要性が低い人

一方で、生命保険に加入しなくても良い人の特徴は、以下のような方です。

  • 独身の方
  • 金銭的余裕がある方

①独身の方

独身の方の場合、扶養家族がいる方と比べると、生命保険に加入する必要性が低いと言えます。万が一のことがあっても、扶養家族がいないなければ負担は軽くなるでしょう。

②金銭的余裕がある方

万が一のことがあっても自己資金で賄えるだけの貯蓄があれば、生命保険に加入する必要性が低くなるでしょう。

5、生命保険の代用|不動産投資

万が一の場合に備える手段として、「生命保険」だけではありません。
生命保険に加入する以外の選択肢として、「不動産投資」という手段があります。
不動産投資のどの点が生命保険の代わりとなるのか、どんなところが違うのか解説していきます。

(1)不動産投資が生命保険になる?

不動産投資は、以下の収益を得ることができます。

  • 家賃収入
  • 不動産売却

万が一亡くなってしまった場合にも、残された家族は、継続的な家賃収入や不動産を売却してまとまった資金を得ることができます。

不動産投資をするにあたって、「ローンを家族に残したらどうしよう…。」という心配をしていらっしゃる方もいると思います。
多くの金融機関では、不動産投資をする際に「団体信用生命保険」の加入が義務付けられるでしょう。
団体信用生命保険は、契約者が万が一亡くなっても、残債を返済してくれる保険です。
団体信用生命保険に加入することで、家族に返済を残すことなく不動産投資を始められます。

不動産投資が生命保険の代用について、詳しくは「不動産は生命保険の代わりになる?初心者オーナー向けに理由を解説」で解説しておりますので、合わせてご参考ください。

(2)生命保険と不動産投資の違い

生命保険と不動産投資の大きな違いは、「リスク」です。
不動産投資は、「投資」であるため、一定のリスクを伴います。
生命保険は、保険料を支払っていれば、給付金が支給されないことはありません。
物件によって、不動産投資の効果は様々です。
生命保険と同様またはそれ以上の効果を期待するには、収益性の高い物件に投資することが重要です。

不動産投資のリスクについて、詳しくは「不動産投資にはどんなリスクがある?失敗しない方法を徹底解説」で解説しておりますので、合わせてご参考ください。

まとめ

「生命保険」について、お分かりいただけましたでしょうか?

生命保険の必要性や、「いらない」と言われる理由などについて解説しました。
ご自身が生命保険に加入するべきかご判断される参考になれば幸いです。

生命保険の他にも、将来の不安を解消するためには「不動産投資」という手段があることも覚えていただけると嬉しいです。

初心者が知っておくべき不動産投資のバイブル
初心者が知っておくべき
不動産投資のバイブル
  • 不動産投資に興味があるけど何から始めていいか分からない…
  • 営業マンのいうことを鵜呑みにして失敗したくない…
  • しっかりと基礎から学び、できる限りリスクを避けたい…
  • 今は不動産投資の始めどきなのか?
  • 安定収益を得るための不動産投資物件の選び方
  • 不動産投資の失敗例から学ぼう