• 不動産購入
  • 2021/10/12

不動産購入の流れと知っておくべき5つのこと

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そろそろ家を買おうと考えていますか。

そこで、

「何から始めれば良いのかわからない」
「不動産って情報が多いし複雑で、結局全然わからない」

と思っている方もいると思います。

不動産を買うことの一連の流れを知ることができたら、安心ですよね。
そして、マイホームはこれから先ずっと暮らすことになるので、マイホーム選びで失敗したくないですよね。

そんな方のために、今回は

・不動産を買うとは?
・不動産を買う流れ
・住まいの探し方
・失敗しない住まいの選び方

さらに

・お得に住まいを購入する方法

まで紹介します。

この5つのポイントさえわかれば、正しい不動産購入の知識をつけることができるでしょう。

1、不動産を買う前に決める3つのこと

家を買うなら、「事前に計画を立てること」が最も重要です。
本章では、家を買うために必ず決めなくてはいけない3つのこと紹介します。

あたりまえのことを紹介しますが、この3つを決めずに曖昧にすると、思った以上に家を買うまで時間がかかってしまいます。

(1)どこに住むか

まず、家を買うにあたりどこに住むか決めます。

・県外に引っ越すのか
・県内で引っ越すのか
・同じ街で引っ越すのか

そこから、

・どういう場所に住みたいのか

を明確に決めましょう。

「家を買うならどこでもいい」という方はめったにいないと思いますが、できるだけ場所を絞っておくことで、選択肢が多すぎて選べない!ということはなくなります。

(2)家の種類

次にどの種類の家に住むかを決めます。家の種類は様々です。

・新築注文住宅
・新築分譲住宅
・中古住宅
・新築マンション
・中古マンション

この5つでも、購入の流れが異なります。
特に新築住宅にする場合、注文住宅と分譲住宅では購入するまでの流れも費用面も大きく異なってきます。

どの家に住むか決めておくと、スムーズに家を買うことができるでしょう。

(3)予算はいくらか

予算を決めることは、家を買うにあたり最も重要なことです。
住宅ローンは長い間支払うので、毎月の支払いに無理がないように資金計画を立てることが重要です。

物件の希望が多いと、費用は増していきます。
上限額を決めておくことが、無理のない支払いをするためのポイントです。

2、家を買う流れを紹介

物件の販売形態は、「分譲物件」と「仲介物件」があります。

分譲物件は、不動産会社が売主となって販売している形です。新築マンションや販売戸数の多い新築一戸建ては、分譲物件です。

仲介物件は、売主から依頼を受けた不動産会社が販売している形です。中古住宅全般や販売戸数の少ない新築一戸建ては、仲介物件になります。

分譲物件と仲介物件で購入の流れが異なります。

(1)分譲物件の入居するまでの流れ

①計画を立てる

家を買うには、必ず計画を立ててから購入します。
先ほど「1、不動産を買う前に決める3つのこと」で紹介した3つは、必ず決めましょう。
他にも、外せない条件や間取りを決めておくとスムーズに物件選びが進みます。

②物件を探す

計画を立てたら、物件選びをします。
物件の探し方は、インターネットや不動産会社の紹介など様々。次の章で詳しく紹介します。

③見学・内見

気になる物件があったら、不動産会社に連絡します。
見学や内見ができる場合は、必ずしましょう。

④購入申し込み・売買契約

買う物件が決定したら、買う旨を伝えて購入申し込みをします。
購入申込みをしたら、宅地建物取引士から物件についての説明を受け、売買契約を結びます。

⑤住宅ローン審査

次に、住宅ローンの審査に入ります。審査は、主に返済能力があるのかを判断されるものです。
審査に通らないと融資を受けられないため、家を買うことができません。
一般的には、売買契約書に融資特約が記載されています。万が一、審査に通らなくてもキャンセル料などは発生しません。

⑥入居

住宅ローン審査が通ったら、実際に入居になります。

(2)仲介物件の入居するまでの流れ

①計画を立てる

家を買うには、必ず計画を立ててから購入します。
分譲物件の場合と同様に、「1、不動産を買う前に決める3つのこと」で紹介した3つは必ず決めましょう。
他にも、外せない条件や間取りを決めておくとスムーズに物件選びが進みます。

②不動産会社を選ぶ

仲介物件を購入する際は、売主と仲介してもらえる不動産会社を探します。

③物件を探す

計画を立てたら、物件選びをします。
物件の探し方は、インターネットや不動産会社の紹介など様々。次の章で詳しく紹介します。

④見学・内見

気になる物件があったら、不動産会社に連絡します。
見学や内見ができる場合は、必ずしましょう。

⑤不動産会社と媒介契約を結ぶ

依頼する不動産会社が決まったら、物件の仲介を正式に依頼する媒介契約を結びます。
仲介手数料など重要な記載があるため、媒介契約書は必ず確認しましょう。

⑥購入申し込み・売買契約

買う物件が決定したら、買う旨を伝えて購入申し込みをします。
購入申込みをしたら、宅地建物取引士から物件についての説明を受け、売買契約を結びます。

⑦住宅ローン審査

次に、住宅ローンの審査に入ります。審査は、主に返済能力があるのかを判断されるものです。
審査に通らないと融資を受けられないため、家を買うことができません。
しかし、一般的には、売買契約書に融資特約が記載されています。万が一、審査に通らなくてもキャンセル料などは発生しません。

⑧入居

住宅ローン審査が通ったら、実際に入居になります。

仲介物件購入の流れが、分譲物件購入の流れと異なるポイントは、次のとおりです。

・不動産会社を決めること
・選んだ不動産会社に仲介を依頼して媒介契約を結ぶこと

仲介物件を購入するときは、信頼できる自分に合った不動産会社を選ぶことが重要です。

3、物件の探し方5選

場所、どの家に住むか、予算の3つが決まったら、次は物件を実際に探しましょう。
本章では、どうやって物件を探すのか具体的に紹介します。

(1)今はインターネットが主流!

現在、物件探しの最も主流はインターネット検索です。

スーモやホームズといった不動産サイトには多くの物件が掲載され、今では多くの人に使われています。
そのようなサイトに掲載されている物件を一括で検索できるサイトもあるため、非常に便利です。

また、不動産会社自身が運営しているサイトもあります。そこには、主に自社で取り扱っている物件が掲載されています。

(2)直接不動産会社に行ってみよう!

住もうとしている街の不動産会社に行くと、物件を紹介してもらえます。

自分たちの希望を言えば、不動産のプロが何件か候補を提示してくれます。
不動産会社に物件探しを頼めば、その物件の良い所、悪い所を正確に教えてもらえるため、物件探しの有力な情報になるでしょう。

さらに、街の不動産会社だからこそわかる地域の情報や、インターネットには掲載していない掘り出し物件があります。

直接不動産会社に行って物件を探してもらうことは、有効な選択肢のひとつです。

(3)折り込みチラシや店頭パンフレットなどの広告

次に、家のポストに入っている折り込みチラシや、店頭に置いてあるパンフレットで選ぶ探し方があります。

新築物件の情報や安くなっている物件が紹介されているので、購買意欲は掻き立てられます。

しかし、チラシやパンフレットは悪い所を書いてないことが多く、それだけで決めるのは危険です。
また、折り込みチラシは、家を買いたい時期にポストに入っているとは限らないので、現実的ではありません。

気になる物件があれば、チラシやパンフレットを持って、発行している不動産会社に直接話を聞きに行きましょう。

(4)住宅展示場で理想の家を想像!

次に紹介するのが、住宅展示場で理想の物件を想像するという方法です。
新築一戸建てを考えていて、こんな家を作ってほしいという希望がある場合は、住宅展示場に行ってみましょう。

住宅展示場は、さまざまなハウスメーカーのモデルハウスを見学できる施設です。

各ハウスメーカーの強みや設備、素材や雰囲気などの特徴がわかることで、実際に家づくりを依頼するハウスメーカーを決定できるでしょう。

(5)現地販売会

最後に紹介するのが、現地販売会です。

現地販売会は、その家を売るために実際に現地に出向いて販売します。
家を早く欲しいという買い手に対して、早く売りたいと考える不動産会社が開催します。

「完成されている家を見たい」
「早くマイホームが欲しい」

という方は現地販売会に足を運ぶと、気に入った物件が見つかるかもしれません。

4、お得に不動産を購入する方法!

本章では、家をお得に手に入れるために3つの方法を紹介します。

(1)中古住宅を購入して自分好みにリフォーム

新築と比べて、販売価格が大幅に下がる中古住宅。
今回提案する方法は、中古住宅を購入して自分好みにリフォームやリノベーションする方法です。

現在、この方法を試している方は増えており、お得に家を購入できる最も現実的な方法です。

変えることができない立地や広さなどを優先して、中古住宅を選びましょう。
また、リフォームすることが多すぎて新築を買ったほうが安いというようなことにならないように、計画を立ててから購入します。

新築にこだわりがない方は、中古住宅をリフォームして住むことを検討してみてはいかがでしょうか。

(2)未入居物件も検討しよう

未入居物件とは、建物の完成後に入居者が決まらず、1年間を過ぎてしまった物件のことです。
新築の条件は「建物完成から1年以内」「誰も住んだことがない」なので、未入居物件は新築という扱いができず、中古物件として扱われます。

未入居物件のメリットは、次のとおりです。

・値段が下がる
・誰も住んでいないため、見学しやすい

しかし、未入居物件には、次のようなデメリットもあります。

・1年間売れていないため、訳アリの可能性がある
・管理がしっかりしてないと傷みが発生している可能性がある

未入居物件は、お得に購入することができる方法ですが、危険性も秘めていることを把握してください。

早くマイホームが欲しい方や、新築を安く買いたいという方におすすめな方法となっています。

(3)「フラット35」を利用して初期費用下げる

住まいをお得に購入するために、物件価格とは違った視点から、初期費用を下げて家を買うための総費用を下げるという方法があります。

初期費用を少しでも安くする方法は、「フラット35」を利用することです。
初期費用の中で、住宅ローンの保証料はかなり高額になります。

フラット35とは、返済終了するまでに金利が固定する住宅ローンです。
万が一、金利が上昇しても、フラット35であれば返済額は増加しません。
金利を固定させることで資金計画も立てやすくなります。
そして、住宅ローンの保証料が不要になることが、フラット35の最大のメリットです。

手数料などはありますが、住宅ローンの保証料が抑えることは、大幅に初期費用を抑えることで総費用を抑えることにつながります。

5、不動産選びを失敗しないために

一生の買い物になるマイホーム。失敗はしたくないですよね。
本章では、失敗しない住まいの選び方をするために3つの方法を紹介します。

(1)人気の場所でも注意は必要

住まいの人気の場所は、誰しも一度は購入したくなるものです。
しかし、人気の場所には次のようなデメリットもあります。

・人気になりすぎて人口密度が高い
・家族層が多すぎて保育園にはいれない
・海が好きで海沿いに住んだけど塩害がひどい

このようなことが後からわかって後悔しないためにも、実際に現地に見に行って周りの環境などを入念に確認しましょう。

デメリットを考慮したうえで住みたいのであれば、そこを選びましょう。

(2)無理のない予算で支払おう

不動産を買うことは、安い買い物ではありません。予算は必ず決めましょう。
条件や希望が多いと、費用は高くなります。上限額を最初から決めておくことが重要です。

毎月の支払いや将来のメンテナンス費用も含めて、資金計画を立てましょう。

(3)将来のことも視野に!間取りを考えよう

せっかく買ったマイホームなのに、使わない部屋が多かったり部屋が狭すぎたりというようなことがあれば、非常にもったいないです。
これからの子供が大きくなったときなど、将来のことを見据えて、間取りなどを考える必要があります。

5、まとめ

今回は、不動産を初めて買う方に向けて、マイホームを手に入れる流れや探し方に加えて、お得に購入する方法や失敗しない選び方を紹介しました。

不動産を初めて買う人は、この記事を参考にしてもらえれば幸いです。

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