• マンション売却
  • 2018/11/14

ハウスクリーニングでマンション売却価格が数百万円アップ?その方法と相場を解説

所有しているマンションの売却を考える際、ハウスクリーニングの必要があるのかどうかについて、お考えになっているでしょうか?

ハウスクリーニングをしたほうがマンション高く売却できるのではないか?」というぼんやりとしたイメージをお持ちだと思いますが、それが果たして事実なのかどうかイマイチよく分からないという方もおられると思います。

ハウスクリーニングは、ぜひやっておくことをおすすめします。

人間もマンションも第一印象はとても大事なので、整理整頓されていない、部屋が汚いままの状態だと買主候補だけでなく不動産会社からも悪い印象を持たれてしまいます。そんなことでは高く売却できるものもできなくなってしまうので、とてももったいないことです。

マンション売却に際して行うハウスクリーニングとは、その段階で損をしないためのものだとお考えください。

  • ハウスクリーニングはどの部分をプロに任せるべき?
  • ハウスクリーニングの相場ってどれくらい?
  • ハウスクリーニングをどこに頼めばいい?

といった疑問に、順にお答えをしていきます。

マンション売却を成功させたい、少しでも高く売りたいというすべての方にとって必見の内容です

目次

1、ハウスクリーニングを活用してマンションを高く売却しよう

中古マンションは、「顔」が命です。第一印象や見た目がきれいであることと、そうでないのとでは雲泥の差が生まれます。ハウスクリーニングとマンション売却の関係について、まずは正しい認識を持っておきましょう。

(1)ハウスクリーニング次第で売却価格が数百万円変わる

中古とはいえ、マンションは高額商品です。ほとんどの物件が数千万円規模の金額で取引されるわけで、売主にとっても買主にとっても人生最大の取引になる可能性大です。

そんな一世一代の買い物をする人が、買おうとしているマンションに対してとてもシビアな目を持っているのは当然のことです。不具合がなく特に問題がないマンション物件であっても、「何となく汚く感じる」「古く見える」といった印象の悪さだけで購入を見送ることはザラにあります。

このような場合、売主にとっては明確な理由が分からず他の買主候補に対しても同じことを繰り返してしまう可能性があります。そんな売却活動は大損のもとです。そこでオススメをしたいのが、ハウスクリーニングです。

プロの手によって素人にはできないような本格的なクリーニングをすることにより印象がアップすれば、それだけでマンションの売却価格が数百万円規模で高くなることも少なくないのです。

(2)マンションの高値売却にハウスクリーニングが深く関わっている事実

すでに何年も住んできたマンションだけに、ハウスクリーニングだけでまるで新築のようにすることは不可能です。設備は新築当時のまま交換していなければ売却時には旧式になっているかも知れませんし、今どきの間取りではないといった問題はリフォームをしなければ解決できません。

さすがにリフォームまでしてマンション売却をしても、そのリフォーム分を上乗せして売却できる可能性は低いので、せめて見た目の印象で損をしないためにもハウスクリーニングが妥当であるというのが「不動産投資の教科書」の考えです。

売却価格を高くするという「攻め」というより、損をしないための「守り」といえるでしょう。

(3)数万円のハウスクリーニングでマンションを高く売却できるなら安いもの

後述しますが、ハウスクリーニングはリフォームと違って100万円単位のお金がかかるといったことはありません。プロに任せる部分を工夫して業者選びを間違えなければ数万円から依頼することができます。

それでマンション売却の価格が高くなる(低くならない)のであれば、安いものです。

成功するマンション売却のためにハウスクリーニングを活用する方法を、次章よりくわしく解説していきます。

2、ハウスクリーニングが重要になる理由

マンション売却でハウスクリーニングはどういう位置づけなのか?どれほど重要なのか?といった疑問にお答えします。

(1)不動産業者と買主はマンションの「あら」を探している

マンション売却において、その物件に興味を持った買主候補や不動産業者というのは、その物件をいかに安く手に入れるかを本気で考えています。安く買いたいと思ったら人間がやることは、「あら探し」です。

汚いままになっている、何となく印象が良くないといったことも含めて値引きの材料にしようと考えているので、マンション売却でハウスクリーニングを活用するのは、その理由を作らないためでもあります。

その反対に、明らかに売却に際してハウスクリーニングをしていることが相手に伝わったとしたら、どうでしょうか。

誠実な売主である

この売主ならこのマンションを大切にしてきたに違いない

売主は本気で売却しようとしている

といった伝わり方をすることも大いに考えられます。たった数万円からのハウスクリーニングでこれだけ印象アップができるのであれば、安い費用ではないでしょうか。

(2)人間は高い買い物ほど慎重になる

中古マンションや中古車など、いずれも中古でありながら高額商品という意味で共通しています。人間は高い買い物になればなるほど、当然ながら慎重になります。何とかして安く買いたいという思いがあるのも、「失敗したくない」という思いがあるがゆえのことです。

内覧に来た買主候補はそのマンション物件に興味を持っていることは間違いありませんが、購入ありきではありません。もちろん他のマンション物件と比較検討しているでしょうし、比較検討している中でどれも買わないという選択肢も持っています。

相手にとって購入するマンション物件の代わりはいくらでもあって、どれも買わないという選択肢も含めて検討していることを忘れないでください。

(3)自分でできる整理整頓と掃除は基本

ハウスクリーニングはプロによる掃除です。マンションのすべてをハウスクリーニング任せることもできますが、それだと費用が高くなるので、自分でできることは自分でやって、プロの手を借りるべきところだけハウスクリーニングを依頼するのが効率的です。

毎年、年末の大掃除は自分たちでやるというご家庭が多いと思います。この大掃除レベルの掃除は自分たちでやって、水回りやキッチンといった汚れの質が異なるような箇所をプロに任せるのが良いと思います。

(4)マンション売却にリフォームは必要ない

マンション売却に際してハウスクリーニングをしたほうが良いのであれば、リフォームをすればもっと有利になるはず・・・というお考えは正しいと思います。しかし、リフォーム費用は決してバカにできない金額になります。リフォームをした分の費用を上乗せできる価格で売却できるとは限らないので、そこまでやるのは損になってしまう可能性があります。

あくまでも自分でできる掃除と、プロに任せるハウスクリーニングで十分です。

(5)ハウスクリーニングのタイミングは査定前

マンション売却を思い立ってから、ハウスクリーニングを実施するのにふさわしい時期は、ずばり「査定前」です。仲介を依頼する不動産業者はこちらの味方ですが、その味方に本気になってもらうためにも査定と仲介依頼をする前にマンションをきれいにして、それを見てもらいましょう。

3、ハウスクリーニングでキレイにするべき箇所と費用感

自分でやる掃除と、ハウスクリーニング。そのすみ分けをどうするべきかについてと、ハウスクリーニングを依頼するべき箇所の費用感を解説します。

(1)マンションはどこが汚れやすいか

ご自身で居住しているマンションを売却する場合、ずっと使っていることで汚れたり劣化するのは仕方ないことです。ハウスクリーニングはその中で「汚れ」を解決するための方法論です。

ハウスクリーニングに依頼するべき箇所は、「毎日使っていて汚れがひどく、素人では完全にきれいにするのが難しい箇所」です。

洗面台や浴室、トイレ、キッチンといった水回りは毎日使うことで自然に汚れが蓄積していきますし、どうしても素人だけでは取れない汚れもつきやすくなります。水回りとキッチン、特にキッチンではレンジフードも頑固な油汚れがつきやすいので、ここもハウスクリーニングできれいにするのがオススメです。

(2)見る人はマンションのどこを見ているか

汚れがつきやすく、それでいて素人にはきれいにするのが難しい箇所としてハウスクリーニングの定番箇所をご紹介しましたが、その逆に内覧に来る買主候補はマンションのどこを見ているのか、それも気になりますね。

これについては人それぞれの趣向もあるとは思いますが、ほとんどの人に共通しているのは、「自分たちがよく使うであろう箇所」です。特にマンションは設備が充実していることがそもそもの売りなので、マンションに備わっている機能にどんなものがあるか、そしてそれらがちゃんと使用可能かどうか、といった具合です。

そして、同じ視点で自分たちがよく使うであろう水回りやキッチン、玄関、ベランダなどの状態に注目しています。この中の玄関やベランダについてはプロでなくてもきれいにすることができるのでハウスクリーニングではなくても十分だと考えますが、ベランダに頑固な汚れがあってそれが目立つ場合は、ベランダもハウスクリーニング箇所に含めたほうが良いかも知れません。

(3)ハウスクリーニングが効果的な3つの箇所と費用感

水回りとキッチン、そしてそれ以外の箇所で頑固な汚れが目立つところ。ハウスクリーニングの定番と言えるこの3つの箇所について、それぞれの費用感をご紹介します。

①水回り

水回りは汚くなって当たり前の箇所です。買主候補もその前提で見に来ているわけですが、そんな水回りが新築やモデルルームのような美しさになっていると、インパクトは絶大です。

水回りについてもどれも1万円前後ですが、おおよその相場を列挙します。

  • 浴室:2万円程度
  • トイレ:1万円程度
  • 洗面台:1万円程度
  • キッチンのシンク:1万5,000円程度

②キッチン、調理スペース回り

水回りの次に汚れる箇所であり、しかも汚れがあると気になってしまうのがキッチンです。何せ食事を作る場所なので、買主候補もそこがきれいかどうかは本能的に気になります。

シンクは水回りに含まれるので前項で相場観をご紹介しましたが、その他の部分の相場観は以下の通りです。

  • レンジフード、換気扇:2万円程度
  • 壁:1万5,000円程度

③手が届かないところ、汚れが頑固なところ

水回りとキッチン以外で、ハウスクリーニングが有効な箇所についても相場観を見てみましょう。これらの箇所は自分でも掃除できますが、高齢の方で自信がないという場合や、汚れが頑固で手に負えないといった場合にハウスクリーニングを利用すると効果的です。

  • エアコン:12,000円程度(1台あたり)
  • 天井:2万円程度
  • 壁:1万5,000円程度
  • 床(磨きとワックス):1万円程度(6畳換算)

これらはすべて個別の箇所についての料金を主要なハウスクリーニング業者から拾い、相場観としてまとめました。実際に依頼する場合には複数個所を依頼することになると思うので、その場合は交渉によって値引きを適用することもできると思います。

4、マンション売却においてハウスクリーニング以外にやるべきこと

この記事で解説しているハウスクリーニングは、マンション売却を有利にするためのものです。マンション売却を有利にするためには、ハウスクリーニング以外にもやっておけることがあります。

(1)断捨離

家の中のモノが多いと、どうしても見る人に圧迫感を与えてしまい、部屋が狭く見えます。整理整頓で解決できるのであれば問題ありませんが、それだけで片付かない場合は、思い切って断捨離をしてしまいましょう。

この1年で全く使わなかったものは、思い出に関わるもの以外は捨ててしまうといったように、大胆にやるのがコツです。

断捨離をすると内覧時に部屋が広く見えるだけでなく、捨てる対象になるようなものがないのでモデルルームのようなスッキリ感、清潔感を演出することができます。

また、断捨離によってモノを減らせばマンション売却後の引っ越しでも荷物が少なくなるため、引っ越し料金が安くなるメリットもあります。

(2)内覧対応

マンション売却活動を始めると、必ずあるのが内覧です。不動産業者が広告を出すなど売却活動をした結果、そのマンションに興味を持ってくれた人がマンションを実際に見に来ます。

知らない人が、しかもマンションを買うかどうかも分からない人が家に上がり込んでくるので気持ちの良いものではありませんが、マンション売却に向けて準備をしてきたことの集大成が、この内覧です。

ハウスクリーニングをして印象アップを狙うのも、この内覧で悪い印象を与えないためなのですから、内覧を大切にしたいところです。部屋をきれいにしておくことはもちろん、人としての誠実な対応を心がけてください。

内覧に来てくれたことを歓迎して、心ゆくまで見ていってくださいという態度で臨めば、買主候補は売主に対しても良い印象を持ってくれるようになります。それで売却が決まれば安いものなので、マンション売却は自分を売り込む作業も含まれているとお考えください。

(3)照明を明るくする

マンションの内部を買いたくなるように演出するお手本は、新築マンションのモデルルームです。ゴチャゴチャとモノが置かれていることはありませんし、当然ながら掃除が行き届いていて、とてもきれいです。

それともうひとつ、モデルルームにはある仕掛けがあります。それは、照明の明るさです。生活をするにはちょっと明るすぎるかなと思える程度の照明にすると、内覧に来た人はモデルルームを見ているのに近い印象を受けます。

照明が切れたままになっているのは、逆に貧乏くさいイメージを与えてしまうので論外です。それまで使っていた照明より少しだけ明るいものに取り換えるだけで、マンション室内の印象がかなり変わるので、ハウスクリーニングに加えてさらに印象アップを狙いたい方は試してみてください。

(4)マンション売却査定は複数社に依頼する

マンション売却を最終的に依頼するのは1社ですが、それまでは複数の不動産会社に査定依頼を出して、広い視野で比較検討をするのが売却成功のコツです。

一括査定サイトを使えば一度の操作で複数の会社に査定依頼を出すことができるのでオススメです。

評判のよい不動産売却一括査定サイトは?一目でわかる各社の特徴一覧」では主要な一括査定サイトの中から質の高い不動産会社が加盟しているサイトをご紹介していますので、こちらにあるサイトを使ってみてください。

5、ハウスクリーニング業者の効果的な利用方法と選び方

ハウスクリーニングをどの業者に任せるべきか?というのもひとつの悩みどころです。ここでは「不動産投資の教科書」がオススメするハウスクリーニング業者選びの方法を解説します。

(1)複数社から見積もりを取る

前項ではマンション売却の査定依頼を複数社に出すことを推奨しましたが、それはハウスクリーニング業者選びでも同様です。複数社から相見積もりを取ることで業者間の競争も起きるので、有利な条件を引き出しやすくなります。

ハウスクリーニングの一括見積サイトがあるので、こちらを使うと便利です。

①ズバット ハウスクリーニング比較

ズバット ハウスクリーニング比較

②ハウスクリーニング比較.com

ハウスクリーニング比較.com/

(2)安くあげるコツは「閑散期」と「まとめて依頼」

できるだけハウスクリーニングの料金を安くすませたいというのは、誰しも共通することだと思います。そこで狙いたいのが、「閑散期」と「まとめて依頼」です。

ハウスクリーニングには、閑散期と繁忙期があります。繁忙期は忙しいので値引きにも応じてもらいにくくなりますが、その逆に閑散期であれば値引きにも柔軟に応じてもらえる可能性大です。

4月の新年度控えて引越が多くなる時期は、ハウスクリーニングの繁忙期でもあります。その逆に新年度のシーズンが終わった直後から秋までは閑散期なので、狙うならこの時期です。

もうひとつの「まとめて依頼」は、すでに述べたのと同じです。

(3)安定感のある大手ハウスクリーニング業者

一括見積サイトに加えて、ここでは安定感のある大手ハウスクリーニング業者を3社ご紹介します。

①おそうじ本舗

おそうじ本舗

ハウスクリーニング業界の成長企業として知られ、全国展開をしている大手グループです。価格にもこだわりがあるため、うまく時期やキャンペーンを狙うと安く依頼することができます。 

②さくらメンテナンス工房

会社宣伝活動を兼ねての大特価!【さくらメンテナンス工房】

さくらメンテナンス工房は現在モニター募集中でかなりリーズナブルにハウスクリーニングを依頼することができます。費用を抑えたい方は是非今すぐ利用してみて下さい。

③ダスキン

ダスキン

ハウスクリーニングサービスだけでなく、「お掃除」に関する総合的な商品やサービスを展開する大手です。ハウスクリーニングの草分け的な存在でもあるので、安定感は抜群です。 

まとめ

この記事を読み始めた方の中には、ハウスクリーニングくらいでマンション売却がそこまで有利になるの?と思っていた方もおられたことでしょう。しかし、最後までお読みいただき、その認識は変わったのではないでしょうか。

自分でやる掃除や整理整頓にハウスクリーニングを加えても、それでマンション売却が成功するのであれば安いものだというのは、ハウスクリーニングを活用して売却に成功した人に共通する意見です。ぜひその成功を実現するために、きれいなマンションで内覧者を迎えてください。

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