100万円を資産運用するなら、一体どんな投資方法が最も安全かつ魅力的でしょうか。
現実味のある金額だからこそ、資産運用を検討している人にとっては
「安全か」
「利回りはどのくらいか」
という点に関してはシビアになることでしょう。
そこでこの記事では安全であることを最優先し、
- エクシア合同会社の社員権購入
- 不動産投資
- 最新の株式投資
- 定期預金
- 個人向け国債
- 投資信託
- 株、FX
- iDeCo
以上8つの資産運用方法を分かりやすく説明していきます。
この記事を参考に、あなたにぴったりの100万円の資産運用方法を選択していただければ幸いです。
目次
1、100万円で資産運用するなら山本もやっているコレがオススメ!
まずは、不動産投資の教科書の代表である私、山本も取り組んでいる資産運用を紹介いたします。
それは、エクシア合同会社の社員権を購入すること。
エクシア合同会社は、親会社への貸付や各種事業への投融資をする会社です。
この方法は、多くの投資信託やヘッジファンドよりリターンが大きいというメリットがあります。
以下のとおり、顧問弁護士には元参議院議員で現在テレビにも出演している弁護士若狭勝先生をはじめ、著名な弁護士が名を連ねています。
過去4年間毎年、返戻率30%以上!
エクシア合同会社の社員権を購入する最大のメリットは、何といってもリターンが大きいこと。
返戻率が凄まじいのです!(返戻率は投資リターンで「利回り」だと思っていただければと思います)
例えば、仮に返戻率30%で100万円投資をしたとすると、ほぼ何もせず毎月2.5万円お金が増えて、1年後には30万円増えていることになります。
まずは、ここ約1年間(2018年12月〜今年9月まで)の返戻率の実績をご紹介いたします!
【過去返戻率の実績一覧2018.12〜2020.06】
2018年
- 12月+3.21%
2019年
- 1月+2.39%
- 2月+4.51%
- 3月+3.2%
- 4月+2.35%
- 5月+2.93%
- 6月+2.88%
- 7月+2.1%
- 8月+2.72%
- 9月+2.92%
- 10月+3.5%
- 11月+2.66%
- 12月+3.13%
2019年累計+35.33%(平均2.94%)
2020年
- 1月+2.54%
- 2月+2.59%
- 3月+5.4%
- 4月+2.62%
- 5月+2.57%
- 6月+3.14%
2019年1年間の累計返戻率35.33%!凄くないですか?
「それ以前の返戻率はどうなの?」と気になるかもしれませんが、それ以前はもっと返戻率が高いのです!
また、運用成績そのものは以下のようになります。
運用で生まれた利益の半分を投資家に還元し、半分を運用者含めて投資会社の関係者の報酬にしているそうです。
何度も言いますが、年間ではなく「月単位」でこの返戻率。
僕の営業担当から聞いた話によると、2016年4月の返戻率が75.92%と突出して高い理由は、「当時資本金が1億で、出資額の全てを運用に使用したから」であって、「%は高くなっていますが、実際に動いている金額は数百万円単位」とのこと。
さらに「今はリスクを抑えるため皆様からご出資頂いた金額の一部のみが運用に使用されているので、2016年に推移した%は二度と出ないし、今の総出資金額で、あれだけ高い%で推移させるのはハイリスク」とのことでした。
不動産投資だと、最近の区分マンションでは年利4%。
不動産投資は不動産投資のメリットがあるので単純な比較はできませんが、エクシア合同会社に投資すれば、月単位で不動産投資の年単位のリターンを出せるのは非常に魅力的ですよね。
私はどちらも有効な資産運用方法だと考えているので、将来のために資産のポートフォリオを組むにあたり、両方実践することをオススメします!
2020年7月7日の時点で既に出資金は231億円!出資者は5192名!
実際、どのくらいの方がエクシア合同会社に投資しているのでしょうか。
2020年7月7日時点のデータでは以下のとおりです!
5,192人の方が投資していて、出資金の合計はなんと231億円にもなっているのですね。
投資会社の運用者の実績が凄い!
投資会社の運用者とは、いわゆるファンドマネージャーみたいな方ですね。
その方のお名前は「菊地 翔」さん。経歴が凄いんです!
- 2009 年 – 利益率 2,520 %という驚異的なトラックレコードを記録
- 2011 年 – 国内プライベートファンドの為替トレーダーに就任
- 2012 年 – 海外ヘッジファンドのアドバイザリーに就任
- 2013 年 – 資本金 100 万ポンドをもとに英国法人を設立
- 2014 年 – 海外証券会社の為替トレーダーに就任
- 2015 年 – 投資会社設立
2009年の実績にある「利益率2,520%」なんて、凄すぎてよく分かりません……(笑)
私は直接、菊地さんとお会いしたことはありませんが、ご経歴からもわかるように、投資しているのはFXで、その道の超プロフェッショナルなんでしょうね。
詐欺?エクシア合同会社への出資に関してよくいただく疑問
当メディア「不動産投資の教科書」経由で、既に100人以上の方からお問い合わせいただいております。
お問い合わせされた方からよくいただく疑問とその回答をお伝えさせていただきます。
ぜひ、出資する際の参考にしてみてくださいね。
(1)エクシア合同会社は詐欺なのではないですか?
よく聞かれることの一つが、「エクシア合同会社は詐欺なのでは?」ということです。
私も始める前は、疑り深い性格なのでかなり疑ってしまいました。
しかし、
- 信頼できる方からの紹介だったこと
- サポート担当者が新人ではなく、毎月累計出資額が億単位の新規投資家と既存投資家数百名をサポート、担当者自身も数千万円投資していること
- 子会社「エクシアアセットマネジメント株式会社」が第二種金融商品取引業の免許を保有し、金融庁の傘下に既に入っていること
- 5期事業を継続し、その間投資家の資産を増やし続けてきたこと
- 公式サイトに申し込みフォームがないこと
以上のことから、エクシア合同会社を信頼できるなと思い、私自身も出資をしています。
「詐欺ではないか?」と疑ってしまう方の中で多いのが、
- 返戻率が高すぎる
- Twitterで『エクシア合同会社被害者の会』という名前のアカウントが見つかり心配になった
ということのようです。
私見となりますが、Twitterでの『エクシア合同会社被害者の会』が「払戻がない」や「詐欺」などと発信している情報は、誤りだと思います。
エクシア合同会社のホームページ内で決算書を開示していることが根拠です。
決算書は顧問税理士が作成していますが、税理士は会社の銀行口座の資金の流れを正確に把握した上で決算書を作成しているはず。
そのため、払い戻しがないというのは考えづらいでしょう。
エクシア合同会社では、顧問弁護士の指導の元、法に触れないように事業を行い、ここまで事業を拡大しています。
また、子会社にあたる「エクシアアセットマネジメント株式会社(以後EAM株式会社)」は第二種金融商品取引業の免許を保有し、金融庁の監督下にいます。
エクシア合同会社がポンジスキームの場合、当然ながら子会社EAM株式会社の第二種金融商品取引業の免許保有はできません。
第二種金融商品取引業の免許取得ができていることが、私がエクシア合同会社を信頼した大きなポイントでした。
Twitterの「エクシア合同会社被害者の会」については、私も気になったので出資サポート担当の方に相談しました。
担当者によると、「自作自演のため、逆にその自作自演の方に連絡をするとそこで詐欺に合う可能性が高い」とのこと。
みなさまも詐欺にはお気をつけください!
詳しくは私の出資サポート担当に聞いてみてくださいね。
こちらからお問い合わせいただけましたら紹介させていただきます!
「公式サイトに申し込みフォームがないこと」で、なぜ信頼できたかについては次の項で説明させていただきます!
(2)なぜ公式サイトにフォームがないのか?
最初、私もその点が気になり、出資サポート担当に聞いてみました。
- 「私募募集」は不特定多数への募集を禁止されている
- ホームページに申込みフォーマットを記載することで、不特定多数の方に募集をかける行為になってしまう
- 「私募募集」は特定の方にのみある程度の情報開示ができる
との回答をいただきました。
ただ単純にお金を集めて逃げるという「詐欺」を目的とした場合、ホームページに申込みフォーマットを作成し、資金を集める方が早く集まりますよね。
私募募集は、不特定多数の方に募集をかけた時点で金融商品取引法違反となってしまうとのこと。
そのため、特定の方にのみ情報を開示できるように公式サイトに申込フォームがないのですね。
この点も、私がエクシア合同会社を信頼できたポイントになります。
詳しくは、私の出資サポート担当の方に聞いてみてください。
こちらからお問い合わせいただけましたら紹介させていただきます!
(3)なぜこんなに返戻率が高いのですか?
「返戻率の高さ」、気になりますよね……。
私が聞いた限りだと、
- 親会社で運用をしている代表の菊地さんがFXを熟知しているため、高いパフォーマンスが出せる
- エクシア合同会社が運用しておらず金融庁の監督下にいないため、シンガポールにある親会社の運用方法に金融庁から制限がかからない
- 投資信託手数料や販売手数料などの手数料がなく、投資家の方が利益を取りやすい
とのことでした。
私募型と公募型の違いなど、詳しくは私、山本の出資サポート担当の方に聞いてみてください。
こちらからお問い合わせいただけましたら紹介させていただきます!
(4)リスクはありますか?
不動産投資や株式投資や投資信託などの投資方法にもリスクがあるように、エクシア合同会社への出資にも、当然リスクはあります。
ここまでは高い返戻率が続いていましたが、翌月マイナスになる可能性はゼロではありません。
ただ、リスクはあるものの、圧倒的にリターンが大きいのがエクシア合同会社への出資の特徴です。
私も、その点に惹かれて投資しています。
マイナス月の返戻率が出たとしても、年間ベースで自分の納得出来る返戻率が出ていれば、僕は複利で回します。
(5)コロナウイルスの影響でマイナスになることはありますか?
いつ収束するか予想できない新型コロナウイルスによる影響。
これもよく聞かれます。
結論から言うと、下がる可能性もあれば大きく上がる可能性もあるでしょう。
コロナウイルスの影響は為替(FX)にでも出ています。
為替は、上げても下げても利益が取れるという状況で、買いでも売りでも相場に入れます。
為替で利益が取れなくなるのは、レートが1ドル100円のように固定されたときです。
このようなレートの固定が起きれば、エクシア合同会社でも利益を出せないと、サポート担当が言っておりました。
お問い合わせいただければ、山本の出資サポート担当の方がFXの仕組みから説明してくれます。
詳しく知りたい方はお問い合わせください。
(6)そんなに高い利回りで運用できるのになぜあえて出資を募るのですか?
儲かっているなら、自分たちでやった方が良いのでは?
最初は私もそう思っていたので、出資サポート担当の方に単刀直入に聞いてみました。
すると、「そんなことはないな」と思うような回答をいただきました。
端的にいうと、「出資を募った方がスケールメリットがあるから」とのこと。
つまり、
- 信憑性
- 認知性
- 金融庁への登録
- ブランドイメージ
自分一人でやっていたら、上記すべてを作り出すことは非常に厳しいですよね。
会社の利益もそうですが、多くの方に認知されることで、自分だけでやっているよりメリットが大きくなります。
お問い合わせ
不動産投資の教科書 代表の私、山本も取り組んでいるエクシア合同会社への投資、実は私も最初信頼できるか不安でした……。
私と同じように「返戻率30%以上なんて甘い話本当にあるの?」と思われる方も多いのではないでしょうか。
でも、信頼できる方から紹介してもらったため投資をお願いした結果、現在も高利回りでうまくいっています。
「エクシア合同会社」に興味ある方がいらっしゃれば、以下のフォームに入力してください。私の担当をしてくれている方からご連絡いたします。
全国どちらにお住まいの方でもご紹介可能ですので、気軽にご連絡ください!
30秒で入力完了!ご入力はこちらから
2、100万円でも資産運用が可能!本業に集中しながら運用できる「不動産投資」
次に、100万円の資産運用方法として「不動産投資」を紹介いたします。
「100万円で不動産投資ができるの?」
と気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、結論としては可能です。
不動産投資は、手持ち資金に加えて金融機関から借り入れた資金でも投資できます。
(1)不動産投資とは?
現在の日本における主流な不動産投資とは、不動産を購入して、それを人に貸すことによって安定した家賃収入を得ることです。
不動産投資には大きく分けて以下の3種類があります。
- 区分マンション投資
- 一棟アパート投資
- その他
(2)100万円でどうやって不動産投資する?
株やFXなどの金融商品と比較して、不動産投資は融資を活用して少ない自己資金から大きな資産を持てるという大きな特徴があります。
金融商品では、100万円の投資金額に対して100万円の価値の商品しか購入することができません。
不動産投資なら、例えば頭金100万円の投資に対して、2,000万円もの価値の不動産を持つことも可能なのです!
不動産投資では、融資を活用してレバレッジを最大限に効かすことができます。
一棟物件だと物件の価格が高くなりますので、100万円の自己資金を頭金に投資を始めるなら、「区分マンション投資」が適しているといえるでしょう。
>>「限定無料プレゼントも!「不動産投資の教科書」超厳選オススメ本5冊」
(3)セミナーを活用して不動産投資に関する情報収集しよう
不動産投資で成功するには、物件の選び方や融資の受け方などさまざまな情報を収集する必要があります。
不動産投資に関する情報を収集したり、アドバイスをもらったりするためには、ぜひセミナーに参加してみましょう。
数多くのセミナーがありますが、当サイトでは株式会社サークフルエステートのセミナーをオススメします。
サークフルエステートさんは、東京23区のマンションを中心に提供する不動産投資のトータルコンサルティング会社です。
セミナー開催は今年で7年目と、セミナー開催のパイオニアともいえるでしょう。
不動産マーケットを取り巻く環境が日々変化を遂げている中で、長期に渡り資産形成ができる「本当にいい物件だけ」を提案してもらえると評判の会社です。
<セミナーには嬉しい参加特典があります!>
セミナーにご参加された方には、公的年金と個人年金の仕組みを分かりやすく説明している「年金ガイドブック」とワンルームマンション投資で失敗しない為のノウハウがぎっしりとつまった40ページに及ぶレジュメをもれなく全員にプレゼントしてもらえます。
簡単なアンケートに答えた人には、さらにもう一冊「ワンルームマンション投資不敗のロジック」をプレゼント!
区分マンション投資にご興味がある方は、ぜひご参加ください。
なお、不動産投資初心者向けの記事については下記記事なども併せてご覧いただけると幸いです。
「不動産投資」についてより詳しく知りたい場合は、以下の初心者向け不動産投資記事も合わせてご覧ください。
【超初心者向け不動産投資の基礎知識】
- 初心者にはなぜ「e-Book」ではなく「本」の方が良い?
- 区分マンション投資が初心者に向きの理由
- 「柿」「野田」は要注意?地名で「土地の安全性」を見分けるヒント
- 地方で注目すべき3つのエリアはここだ
- 「新古物件」ってなに?
- 建物の種類とリスクをおさらいしよう
- 意外に多い「大家さんがやること」とは?
- 「【不動産投資の失敗事例】外観だけで決めた物件はシロアリだらけだった…… 」
サークフルエステート
- 運営会社:株式会社サークフルエステート
- 費用:無料
- 開催日時:週2回(平日は19時以降)
- 講師:古川國博
- 取り扱い物件:東京23区の中古区分マンション
(4)不動産投資はハードルが高い…なら不動産投資型クラウドファンディングも
2019年に入ってから、不動産投資型クラウドファンディングが更に盛り上がりを見せています。
その中でも特に、2018年11月にブリッジ・シー・キャピタルがスタートさせた「クリアル」に注目が集まっています。
クリアルの大きなメリットは、1万円から投資ができて、国内で唯一第三者が査定した不動産評価額を公表していることではないでしょうか。
住所も記載されているため、実際に投資物件を見に行くことも可能です。
毎月配当があったり優待がもらえたりするファンドが存在しているところも、嬉しいポイント。
途中解約ができなかったり、市場が急落したら損失が出たり、競争率が激しく買えなかったりする案件もあるので注意が必要です。
これらのデメリットは、どの不動産投資型クラウドファンディングにもいえることなので、頭に入れておくと良いでしょう。
無料で登録できるので、初心者にもおすすめです。
>> 1万円から始める不動産投資型クラウドファンディング「クリアル」はこちらから
3、100万円での資産運用にピッタリな最新の株式投資法2選
最近、注目を集め始めている最新の株式投資法を2つご紹介いたします。
(1)ポイント投資
ポイント投資とは、大手の携帯会社やECサイトなどが展開するメジャーなポイントを使って、株式や投資信託などへ実際に投資ができるというものです。
国内最大級のポイントであるTポイントを使うことができる日本初のポイント投資サービスが始まりました。
あのTポイントによるポイント投資を可能としたのが、ネット証券最大手のSBI証券とTSUTAYAを展開するCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)の子会社CCCマーケティングが合弁で立ち上げたSBIネオモバイル証券です。
投資商品は、「国内株式」と、1万円から始められるロボアドバイザー取引の「WealthNavi(ウェルスナビ)for ネオモバ」の2種類からになります。
SBIネオモバイル証券の主なサービス
- 取引に応じてTポイントが『貯まる・使える』
- スマートフォンだけで完結するシンプルな取引環境
- 若年層でも始めやすい格安な手数料体系
- Tカードの購買データを活用した独自の投資情報
(2)ロボアドバイザー
ポイント投資と同様、ロボアドバイザーに資産を預ける方法も一般化しています。
まず、「全自動で世界レベルの運用」をキャッチフレーズに、資産や運用者の数もナンバーワンとなっているのがウェルスナビです。
目標を設定した後は全て自動化してロボアドバイザーにおまかせできるので、忙しい人は試してみても良いでしょう。
続いて1万円から始めることができて、ほったらかしの資産運用ができる「THEO(テオ)」もご紹介します。
機関投資家が採用している運用方法を全ての人が利用できるように開発されていることや、大幅下落を予想してリスクを回避してくれることから、安心感のあるロボアドバイザーです。
>>1万円から始めるプロレベルのおまかせ資産運用【THEO+[テオプラス] docomo】
4、元本保証なら「定期預金」
(1)100万円の定期預金なら100%元本保証
100万円の資産運用方法として最も安全な定期預金。最も安全という根拠は、元本保証だからです。
仮に、銀行が倒産するなどして支払不能に陥ったとしても、預金保険で1,000万円まで補償される仕組みがあるので、100万円の定期預金なら全額が元本保証となります。
(2)どれだけの金利を期待できるか
いくら元本保証だといっても、この超低金利時代においては定期預金の金利も低水準が続いています。
例えば、三菱東京UFJ銀行の「スーパー定期」は、最も長い10年物であっても年利0.01%です。
100万円を運用したとしても年間で得られる利息は100円しか付きません。
(3)金利は銀行によって差がある
先ほどご紹介した、三菱東京UFJ銀行の定期預金金利は0.01%(三菱東京UFJ銀行「円預金金利」)でしたが、大手メガバンクはおおむね横並びです。
それに対して、ネット銀行などベンチャー系の銀行は比較的高い金利設定をしています。
100万円を銀行の定期預金で運用するのであれば、ネット銀行などのベンチャー系の銀行を選ぶのが得策でしょう。
それでも、楽天銀行が0.03%(1年物)、ジャパンネット銀行が0.02%(1年物)。
100円が200円~300円になる程度なので、100万円の運用であれば大きな差はないというのが実際のところです。
(4)定期預金の始め方とおすすめの銀行3選
定期預金を始めるには、銀行に口座を開設してその口座から定期預金への預け入れを行います。
口座を持っていない場合は、それぞれの銀行で直接口座開設の申し込みができるほか、銀行ホームページから口座開設の申し込みも可能です。
『不動産投資の教科書』がオススメする銀行は、以下3つ。
- じぶん銀行「円定期預金」
- オリックス銀行「eダイレクト預金」
- 新生銀行「パワーフレックス円定期預金」
この他にも、東京スター銀行の定期預金が高い金利を提示しているのですが、300万円以上からという条件があります。
5、マイナス金利時代の人気商品「個人向け国債」
(1)個人向け国債とは?
日本国内で国債と呼ばれているのは、日本政府が発行している債券のことを指します。
債券=借金なので、債券を購入するということは自動的に国にお金を貸していることになります。
国は、その借金に対して利息をつけて返済をするので、その利息分が運用益です。
個人向け国債は1万円から購入可能なので、100万円を購入すれば安全な運用先といえるでしょう。
(2)個人向け国債の魅力
個人向け国債で「100万円の運用」をする魅力は、以下のようなものです。
- 定期預金より高金利(2017年4月現在で0.05%)
- 国が発行、返済をするので事実上元本保証
- 年に2回、利息がもらえる
- 郵便局、銀行など身近なところで購入可能
金利が0.05%ということは、です。
少なく感じるかも知れませんが、銀行の定期預金が高くても0.03%程度で利息が300円であることを考えると、これでも利回りが高いことがお分かりいただけると思います。
(3)100万円を個人向け国債で運用する場合の注意点
個人向け国債は非常に安全性が高く、これまで債務不履行(デフォルト)もなくほとんどリスクを考えずに運用できますが、注意点もあります。
主な注意点は、次の2点です。
- 購入後1年間は途中解約不可
- 最も短いものでも満期は5年
最も注意すべき点は、「途中解約不可」という点です。
個人向け国債購入後1年間は途中解約ができないため、お金が必要になったらいつでも解約してお金を戻せるわけではありません。
個人向け国債で資産運用をする場合には、少なくとも1年間は必要性のない余剰資金で運用するようにしましょう。
(4)買い方とおすすめ証券会社
個人向け国債は、証券会社で購入可能です。
証券会社に投資用の口座を開設し、その口座から購入手続きをすればOKです。
購入するもの自体は同じなのでどの証券会社で購入しても変わりませんが、証券会社独自のキャンペーンなどによってはちょっとトクすることも。
『不動産投資の教科書』では、個人向け国債の購入を検討している方へ次の2社の証券会社をオススメします。
①SBI証券
SBI証券では、個人向け国債の購入額に応じてキャッシュバックがあるのでオススメです。
②みずほ証券
みずほ証券では、100万円の購入で最大2,000円がもらえます。
このキャンペーンは「2018年春の国債」を対象としたキャンペーンですが、それぞれの発売時期に同様のキャンペーンを行っています。
なお、個人向け国債について詳しくは「個人向け国債とは?初心者が知っておくべき5つのこと」を参考にしてみて下さい。
6、幅広いラインナップで投資方針を選べる「投資信託」
(1)投資信託とは?
投資信託は略して投信とも呼ばれています。
文字通り、投資のプロであるファンドマネージャーに任せる(=託する)ことで、そこから得られた運用益を投資金額分だけ分配する金融商品のことです。
株式投資なら、自分で銘柄を選ばなければならず株の知識が必要になります。
一方で、投資信託なら「株に投資をしたいがよく分からない」という人であっても株を投資対象としているため、実質的な株式投資ができます。
投資信託の種類は非常に多いです。
株式以外にも外国債券や不動産に投資するもの、さらに細分化されて先進国だけでなく新興国への投資をメインにしているものなど、投資方針を選ぶだけで本格的な投資ができるので魅力的ではないでしょうか。
(2)100万円の運用に適している投資信託
この記事のテーマである「100万円の運用」を考えた時、投資信託はとても有望な資産運用方法です。
なぜなら、自分で買い付ける場合は何億円もするような投資対象であっても投資信託なら100万円分だけを購入することができます。
投資規模によって運用先が限られるという制約がないのです。
(3)値上がり益か配当か
投資信託で100万円を運用する際、「その投資信託自体の値上がりを期待するか」「毎月支払われる配当を期待するか」によって選び方が分かれます。
日本人投資家は、毎月配当が分配されるタイプの投資信託を好む傾向があります。
かつて「グローバル・ソブリン・オープン」という分配型の投資信託が、とても人気を集めたことがありました。
現在では分配金が少なくなったことから分配型投資信託に当時のような人気は見られません。
現在では、「ニッセイグローバル好配当株式プラス(毎月決算型)」という分配型の投資信託が人気を集めています。
この投資信託は配当の高い株式に投資をするタイプで、2017年4月現在の基準価額が約7,400円で、それに対して毎月200~300円の分配金が出ています。
仮に2017年4月24日の基準価額7,411円を100万円分買い付けたとすると、134口購入可能です。これに対して2017年4月の200円配当があったとすると、26,800円もの配当が入る計算です。
100万円を運用して毎月2万円以上の配当があるのですから、投資信託に人気が集まるのも理解できるでしょう。
また、投資信託の価格自体の値上がりを期待する運用方法もあります。
例えば、人気の高い「ひふみプラス」という投資信託は毎月の配当は出ませんが、基準価額が3倍以上に値上がりしています。
「ひふみプラス」が設定された時に購入した人は、資産がなんと3倍にもなるのです。

出典:ひふみプラス
100万円を運用して毎月2万6,000円もの配当を受け取るか、もしくは資産を長期的に運用して3倍増させるか、投資信託の面白さはこの点にあります。
ただし、これだけの運用実績を誇る投資信託がある一方で、損失が出ているものもあります。
現在好調な投資信託であっても将来もそれと同じである保証はなく、定期預金や国債などと比べるとハイリスクハイリターンであるのは間違いありません。
『不動産投資の教科書』には、投資信託について詳しく解説している記事「投資信託とは?初心者が失敗しないために事前におさえておきたい6つのこと」がありますので、興味がある方はぜひそちらも併せてお読みください。
(4)ETFやREITで運用
100万円の資産運用を考えたとき、投資の良いとこ取りができる投資信託として注目したいのがETFとREITです。
ここでは、それぞれの概要とメリットについて解説します。
①相場全体への投資ができるETF
毎日のように報道される「今日の東京株式市場は…」という経済ニュースを見聞きしていると、日本株全体の騰落を何となく知ることができますよね。
「今日は株が上がっている」「最近株が上がっている」というように、株式市場全体の大まかな動向であれば、誰でも簡単に知ることができます。
しかし、これが個別の銘柄となると専門知識を要するため、株に興味があっても投資をするまでには至らないという方は多いのではないでしょうか。
そんな方にオススメしたいのが、ETFです。
ETFは上場投資信託のことです。
投資信託の中でもインデックスファンドと呼ばれる投資信託そのもので、それが上場、取引されているものを指します。
東証株価指数のことをTOPIXといいますが、このTOPIXと連動する形で「日本株全体の値動き」に対して売買できるETFがあります。
これと同様に海外の株式や債券、資源、商品、不動産の価格と連動しているものなど、種類も豊富です。
ETFには、次のようなメリットがあります。
- 特定の銘柄や投資商品だけを対象としていないのでリスク管理ができる
- 市場全体、相場全体の成長をそのまま資産拡大につなげることができる
②手ごろな資金で本格的な不動産投資ができるREIT
さまざまなものを投資対象とする投資信託の中で、不動産を投資対象とした投資信託がREITです。
REITと書いて「リート」と読みますが、日本ではそれに日本を表すJをつけてJ-REITと呼ばれることもあります。
不動産投資というと金額が億単位になることも少なくありません。
REITだとそのような不動産投資を投資信託として購入できるので、100万円の運用先としてとても有望です。
現金100万円で不動産投資をするとなると極めて選択肢が限られてしまいます。
REITであれば、100万円という金額の制約を受けることなく自由な選択肢で不動産投資が可能になるので、『不動産投資の教科書』としてもオススメをしています。
REITについては「REIT(リート)とは?不動産投資と比較したメリット・デメリットなど始める前に知っておきたい4つのこと」で詳しく解説していますので、ぜひそちらもお読みください。
(5)投資信託の始め方とおすすめの証券会社
ETFやREITを含め、投資信託は証券会社や銀行で購入可能です。
先ほどご紹介した人気の投資信託やETF、REITを取り扱っている証券会社の中で、『不動産投資の教科書』は、こちらの4社をオススメします。
①フジトミ
②三井住友アセットマネジメント株式会社
③楽天証券
④ SBI証券
(6)無料の投資管理アプリを活用しよう
複数の証券会社から商品を購入したものの、今の資産情報など明確に把握できていないという方は少なくないのではないでしょうか。
「マイトレード」という無料アプリは、証券口座の情報を自動で取得しグラフ化、自身のトレードの振り返りや分析に便利な機能が満載のアプリです。
具体的には、以下のような機能がありますので、ぜひ活用して自分の資産を把握しましょう。
- 複雑な取引も自動で集計してチャートに表示
- 複数の証券口座と自動連携、まとめて管理
- 分析・グラフ化 ・自動で株式取引を記録し、分析
- グラフ化
- メール・プッシュ通知でお知らせ
- 取引メモ、ノート、日記
7、ハイリスクハイリターン投資の代表格「株」「FX」
(1)100万円の運用先としての「株」「FX」
知名度は高いものの、安全性という意味では株とFXはともにリスクの高い資産運用方法です。
どちらも値動きの変動が激しいため、短期的な値上がり益(キャピタルゲイン)を狙うのであれば面白味がある資産運用方法といえます。
しかし、中長期的な視野で安全に100万円を運用するとなると、ある程度のギャンブル性を覚悟した上での投資となるでしょう。
(2)増やすことよりも「失わない」ことを考えよう
株やFXで100万円を運用する場合、最も注意したいのはリスク管理です。
短時間で大きな利益を上げることも可能な投資であるがゆえに、短時間で100万円を全て失うリスクは表裏一体でしょう。
そこで念頭に置いておきたい鉄則は、以下のとおりです。
- 100万円全部を投資せず、投資に回すのは半分以下にする
- 値動きが激しい銘柄(通貨ペア)よりも流動性が高く安定したものに投資する
- 信用取引や高レバレッジはできるだけ避ける
- バイナリーオプションなどギャンブル性が高いものは避ける
これらの鉄則に共通しているのは、とにかくギャンブル性を避けて安全な投資に徹底するということです。
目的は「100万円を運用」することであり、「100万円でギャンブル」することではありません。
リターンが低くなっても、リスクをいかにうまく避けるかがポイントになります。
(3)セミナーでしっかり勉強する
上記に書いたように、知名度は高いものの安全性という意味では株、FXはともにハイリスクな資産運用方法です。
失敗しないためには、株やFXを始める前にセミナーに参加してしっかり勉強された方がいいでしょう。
「一般社団法人日本FX教育機構」が主催する「1日10分でできるFX入門セミナー」がオススメです。
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8、将来に備えてならiDeCoもオススメ!
人生100年時代において、老後20~30年を生きるためには2000万円が必要といわれています。
老後の生活資金に不安がある……という方は多いのではないでしょうか。
将来のために資金を蓄えつつ資産運用をしたい。それなら個人型確定拠出年金(iDeCo)がオススメです!
(1)iDeCoとは
iDeCoは、運用方法や掛け金を自分で決められる年金制度のことです。
これまでの年金制度といえば、公的年金に大きく依存していた傾向がありました。
そんな中、老後資金について自分の裁量や判断で選択できることがiDeCoの最大の特徴です。
iDeCoで運用できる商品は、次の2種類があります。
- 元本確保型
- 元本変動型
元本確定型は定期預金や保険商品などで、ほとんど金利がつきません。
元本変動型は投資信託で、元本保証はありませんがリターンを期待できる商品です。
(2)iDeCoのメリット
iDeCoのメリットは次の4つです。
- 運用方法や掛け金を自分で決められる
- 後からでも運用方法を変更できる
- 毎月の掛け金が全額所得控除される
- 運用益、受け取り時が非課税
公的年金と比較すると、iDeCoは自由度の高い年金制度です。
また、毎月の掛け金が全額所得控除されたり、運用益・受取り時が非課税であったりする点で、節税のメリットがあります。
これらの魅力的な節税メリットと運用益が重なることでより多くの老後資金を用意することができます。
(3)100万円でiDeCoを運用するための注意点
iDeCoは毎月掛け金を支払う資産運用方法です。
職業によって掛け金の限度が異なります。
例えば、会社員で会社で企業年金に入っていなければ、掛け金は月額2.3万円の範囲となります。
iDeCoで毎月2.3万円の掛け金を支払うと年間27.6万円です。
100万円を運用するためには約3.6年の期間が必要となります。
しかし、iDeCoは原則60歳まで途中解約ができません。これ以上掛け金を支払わないという場合は支払停止にしてこれまでに積み立てたお金の運用のみを続けることになります。
iDeCoを支払停止にすると、所得控除を受けられなかったり、支払再開時にもう一度加入手続が必要だったりするため、あまりオススメできません。
iDeCoを利用する場合には100万円の限度にとどまらず、老後資金の貯蓄を兼ねて長期的に継続することをオススメします。
iDeCoについて、詳しくは「iDeCo(イデコ)のメリットを活用!30歳が定年前に1300万円貯める方法」をご覧ください。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、100万円の資産運用にオススメの方法8つについて解説しました。
100万円の資産運用をお考えの方の多くは、いわゆる資産家ではなく極めて現実味のある金額である100万円という虎の子を、どのように安全に運用するかに関心をお持ちだと思います。
そのため、安全性を優先しながら、その中でもリターンを期待できるものを中心にご紹介しました。
あくまでも投資は自己判断・自己責任が基本ですが、その判断においてこの記事の情報が参考になれば幸いです。