• 資産運用
  • 2018/5/17

上場投資信託(ETF)に投資すべき3つの魅力とオススメ投資術3選

投資信託での資産運用をお考えの方にとって、いざどれを買うか検討を始めるとその種類の多さに驚かれると思います。個別の銘柄の数だけでもとても多いですし、投資信託の種類にも実に色々なものがあります。

その中には、「上場している投資信託」があります。上場とは証券取引所に上場しているという意味ですが、「投資信託が上場している?」と不思議に思った方も多いのではないでしょうか。

本来は株を取引する場所として始まった証券取引所ですが、現在ではさまざまな金融商品が上場し、取引されています。この記事で解説する上場投資信託も、そのひとつです。

上場投資信託については、 

  • なぜ、投資信託が上場しているのか?
  • 投資信託が上場しるとどんなメリットがあるのか?
  • 投資家にとって上場投資信託はアリ?

といった疑問が出てくると思います。「上場投資信託が良さそうだ」と言われても、上記の疑問が解決されないことには大切なお金を投じるわけにはいきませんね。

「不動産投資の教科書」としては、上場投資信託は投資家にメリットが大きいものであると考えています。

そこで上場投資信託に対する疑問を解決した上で、 

  • 上場投資信託の基本
  • 上場投資信託のメリット、デメリット
  • 自分に合った上場投資信託を選ぶ方法
  • 「不動産投資の教科書」がオススメする投資術

などの情報を順に解説していきたいと思います。

この記事を読み終えた時は「なるほど、そういうことなら今すぐやってみよう」と思って頂けると思います。 

目次

1、手軽で安全、そして本格的な資産形成ができる上場投資信託(ETF)の3つの魅力

上場投資信託は、ETFとも呼ばれています。まずは、ETF(以降ETFと記載)の魅力を感じていただける3つの事実をお伝えします。

(1)日経平均株価連動型の上場投資信託を持っていたら?

ETFの多くは、日経平均などの株価指数と連動するように運用されています。私たちになじみの深い日経平均株価の例で見てみることにしましょう。

こちらは、日経平均株価の10年チャートです。


出典:ヤフーファイナンス(日経平均株価) 

次に、日経平均株価と連動するように運用されているETF10年チャートです。 


出典:ヤフーファイナンス(日経225連動型上場投資信託)

この両者を見ると、同じチャートを2見ているように思えてしまうほどそっくりです。このように指数連動型のETFは、対象となる指数とほとんど同じ値動きとなるように運用されています。

ここからが、本題です。もし、ある投資家が「これからは日本の株も低迷期を脱して上がっていくに違いない。でも個別の銘柄についてはどうなるか分からないので日本株全体の上昇に投資したい」と考えたとします。そんな人に指数連動型のETFは最適なので、それを20131月までに買っていたとしましょう。

それを今も保有していたとしたら、価値は倍以上になっています。「日本株が上がりそう」という漠然とした相場観であってもそれを投資に反映できるのが、ETFです。この投資家は「買って持っておくだけ」で資産を倍以上にすることができたわけです。

(2)ETFは手軽で安全

前項では株価上昇による資産倍増というメリットにのみスポットを当てましたが、ETFのメリットはそれだけではありません。詳しくは後述しますが、上場されているということは株と同じように証券会社の口座で簡単に売買ができることを意味します。

こんなに手軽な金融商品ではありますが、先ほどのETFには分散投資というリスク削減のメリットもあります。なぜなら、この投資家が「個別の銘柄についてはよく分からない」と考えているように、個別の銘柄だけに投資をすると株価変動のリスクを取ることになりますが、ETFであれば日本株全体への投資ができます。この上場投資信託(ETF)に投資するということは、日経平均に組み込まれている225銘柄を保有しているのと同じことです。

この分散効果により、個別銘柄の株価変動に一喜一憂することなく安全性の高い資産運用が可能になるのです。

(3)ETFには分配金が出る銘柄も

ここまで魅力をお伝えしましたが、「しかしそれは株価上昇による利益なので、利益確定するまでは儲かったとは言えない」とお感じの方もおられると思います。

株を持っていれば配当収入が期待できますし、投資信託の中には分配金が出るものがあります。ETFにもそれがあれば、さらに投資の魅力が増すというものです。

そう思われている方も、どうぞご安心ください。例えば日経平均株価連動型のETFの場合、1.3%台の分配金が出ています。この原資は、保有している株からの配当収入なので、保有していることで発生する定期的な収入(インカムゲイン)もちゃんとあります。

そんな魅力的なETFについて、まずは基本から順に解説していきますので、どうぞ先にお進みください。 

2、上場投資信託(ETF)の基本

まずは、ETFの基本から押さえておきましょう。その仕組みや一般の投資信託との違い、運用対象などによる分類などを解説します。 

(1)上場投資信託(ETF)とは?

すでに冒頭から述べている通り、上場投資信託(ETFとは、証券取引所に上場されている投資信託のことです。またの名をETFというのはExchange Traded Fundの頭文字を取ったもので、上場されて取引されている投資信託という意味になります。

運用しているのは銀行や証券会社といった金融業界のグループ会社などで、大手金融グループの企業名が並んでいます。

現在上場されている銘柄は、以下の公式サイトで確認できます。こちらをご覧いただくと、想像よりたくさんの銘柄が上場されているとお感じになるのではないでしょうか。 

銘柄一覧(日本取引所グループ)


http://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/01.html

(2)ETFと一般の投資信託との違い

上場されているとはいえ、ETFも投資信託の一種です。では、それ以外の一般の投資信託とは何が違うのでしょうか。その違いを、一覧表にまとめました。 

 

ETF

一般の投資信託

価格の決定方法

市場の取引価格

基準価額(純資産から算出)

買い方

証券会社の口座から
(株と全く同じ)

証券会社、郵便局、銀行など

売買できる時間帯

証券取引所の営業時間内

9時から15

コスト

全体的に安い

ETFと比べると高い

売却時コスト

売買委託手数料など市場を利用するコストのみ

信託財産留保額、換金手数料などが必要

分配金

実際の運用益のみ分配

投資信託によって運用元本から分配する場合あり

今の段階で、よく分からない項目もあると思います。それについては全く問題ありませんので、現段階では「手軽さ」と「コストの安さ」を押さえておいていただければOKです。

(3)運用対象別 ETFの種類

ETFは、どんなものに資金を投じ、運用されているのでしょうか。代表的なものだと株や債券、不動産ですが、それ以外にも金やプラチナといった貴金属に投資をする銘柄もあります。また、株というと日本株で運用している印象が強いかも知れませんが、外国株を運用対象としているETFもあります。

外国株というとアメリカやヨーロッパなどを想像してしまいますが、中国、ブラジル、南アフリカなど新興国を対象としたもの、「先進国株」という範囲の広いものなど、実にさまざまです。

この選択肢の広さは、一般の投資信託と比べてもそん色がないものです。 

(4)なぜ、ETFが注目されているのか

ETFは、何も最近始まったばかりのものではありません。長らく存在してきたものですが、なぜここに来て注目度が高くなっているのでしょうか。それには、4つの理由が挙げられます。 

  • 堅調な株価 → 株価連動型のETF値上がり
  • 日銀の買い入れ政策 → 日銀も買っているという安心感
  • 資産防衛の有効性 → 分散投資効果などリスク管理に長けている
  • 手軽に売買ができて安い投資コスト

従来の投資信託が持っていたメリットをより補完して、手軽さ、安さ、安全性を加えたのがETFなのです。

3、こんなにある、ETFのメリット7

すでにいくつか述べてきていますが、ここで改めてETFのメリットを7つピックアップして解説します。 

(1)少額から始められる

20184月現在、TOPIX1,700円台、日経平均株価は22,000円台です。これらの株価指数と連動するETFであれば、それぞれ1,800円前後、23,000円前後から購入可能です。他の銘柄を見ても、NY株と連動する銘柄で24,000円前後、上海株連動型で32,000円前後(いずれも20184月)なので、数万円から始めることができます。

これなら初めの方であっても安心して始められますし、そもそも分散投資を前提としているため、ゼロになってしまうリスクはほとんどありません。

また、少額から始められるメリットは、ETFに投資をする敷居を低くしてくれるだけでなく、同じ投資金があればより多くの口数を購入できるということでもあります。

(2)手軽に売買できる

ETFが持つメリットとして2つ目に挙げたいのは、上場されていることによる売買の手軽さです。株の売買と全く同じ感覚なので、指値注文も可能で売りたい時にも簡単に売ることができます。

「やめたくなったらいつでもやめられる」というのは、特に初心者の方にとっては大事なことだと思います。 

(3)信託報酬が安く、投資コストが低い

投資信託には、インデックス型とアクティブ型という大きな分類があります。インデックス型とはここでご紹介しているような、各種指数に連動する運用をしているローリスク・ローリターンの投資信託です。ETFはもちろん、このインデックス型に属します。

もう一方のアクティブ型とはインデックス型が狙っている平均値を上回る運用成績を狙っているもので、ハイリスク・ハイリターンを狙った投資信託です。より高い利益を狙うためには運用コストも高くなりますが(ファンドマネージャーの人件費など)、インデックス型運用であれば指数と連動させるだけなので運用コストも安くなります。

この関係から、インデックス型であるETFは全体的に運用コストとなる信託報酬が安く、長期保有するとその差はかなり大きくなります。

ETFの信託報酬を見ると、安いものだと0.1%を大きく下回ります。仮に0.1%だとして、アクティブ型投資信託だと信託報酬が3%4%程度になりますから、その差は何十倍にもなります。

長期保有でコツコツ利益を得ていきたいとお考えの方は、このコストの差にもご注目ください。

(4)分散投資によるリスク管理ができる

投資にリスクは付き物なので、そのリスクをいかに小さくするかが、資産を守る大切なノウハウです。そこで有効なのが分散投資です。株の場合であれば特定の銘柄だけに集中投資するのではなく、市場全体にまんべんなく投資したほうが安全度は高くなります。もちろん特定の銘柄が株価上昇となった時には、前者の方が大きな利益を手にすることができますが、その逆もあることを考えておかねばなりません。

その点、ETFは平均株価と連動しているため、日経平均株価連動型であれば225銘柄、TOPIXであれば東証1部上場全銘柄に間接的に投資していることになるので、リスク分散効果が自動的に得られます。

なお、分散投資の重要性については「投資の安全度を2倍以上にする分散投資の4つの分散項目と5つの具体的な方法」という記事があります。大切な資産を守る方法満載なので、ぜひそちらも併せてお読みください。 

(5)値上がり益だけでなく分配金も期待できる

株価連動型のETFだと、株価が上昇しなければ利益が出ないとすれば、投資の魅力に欠けるかもしれません。でも、さきほども述べたことですが、ETFであっても運用益が出れば、ちゃんと投資家にそれが分配されます。

値上がり益だけでなく分配金という定期的な収入も期待できるというのは、多くの方にとってとても魅力的なことだと思います。

(6)直接投資できないものにも手軽に投資できる

外国の株や不動産などを買うとなると相当な予備知識が必要になりそうですが、投資信託であればとても簡単です。外国株で運用している銘柄、外国の不動産で運用している銘柄の投資信託を買えば、間接的な投資が可能になります。

もちろん、ETFにもそういった運用対象のものがたくさんあります。直接投資するとなると難しいものであっても手軽に投資ができるメリットは、ETFでも同じです。

(7)商品系の上場投資信託を買っても保管料はゼロ

純金積み立てなど、商品や資源を用いた資産運用法があります。この場合、純金積み立てだと金の保管手数料が必要になりますが、金に投資をする上場投資信託(ETFであれば、そういった保管料も不要です。

将来にわたって金の有用性や希少価値に投資したいということであれば、上場投資信託ETFの方が低コストです。 

4、ETFのデメリットも押さえておこう

前章でETFのメリットを挙げてみたところ、7つもありました。それだけメリット十分のETFにも、デメリットはあります。そのデメリットを2つ押さえておきましょう。

(1)上場廃止のリスクがある

株と同じように証券取引所に上場されているということは、株と同じように上場廃止になる可能性もあります。株価指数と連動するように運用するだけでなぜ上場廃止になるかというと、運用銘柄の不人気や運用会社の経営破綻などが主な原因です。

201712月には、「iシェアーズ」というシリーズのETFが上場廃止となった事例があるので、稀ではありますがゼロではない点に注意が必要です。

もっとも、株の上場廃止のように紙切れになってしまうほどのリスクはありません。なぜなら、ETFで運用している際に保有していた株などの金融資産は価値を保っているからです。この場合、繰上償還といって運用資産の売却が行われ、投資口数に応じてお金が返却されるスキームがありますのでご安心ください。

(2)安いとはいえコストを要する

一般の投資信託、とりわけアクティブ型運用の投資信託と比べるとETFの信託報酬は極めて安く、長期保有向きです。しかし、だからといってコストがゼロになるわけではありません。

株やFXのポジションを持っていても保有コストはゼロですが、投資信託である以上保有していることによるコストが発生するという概念を忘れないようにしてください。 

5、自分に合ったETFを選ぶ方法

一般の投資信託と比べるとそこまで多くはありませんが、ETFだけに絞ってもたくさんの銘柄があります。「自分はどんな銘柄を買うべき?」という疑問に、ケース別にお答えします。

(1)日本株の成長を資産増加につなげたい

ご存知のように、日本株はバブル崩壊後長らく低迷を続けてきましたが、アベノミクス相場を契機に2万円台を回復するという上昇基調にあります。アメリカ株の影響を強く受けるため、アメリカ株の上昇が見込まれるようだとさらなる成長も期待できます。

そんな日本株の成長に合わせて資産が増えていく仕組みを作っておきたいという方には、日経平均株価連動型もしくはTOPIX連動型をオススメします。設定本数も多く、以下のリストから選ぶことができます。

日本株(市場別)(日本取引所グループ)

http://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/01-01.html

ここには他にも、東証マザーズ指数JASDAQ-TOP20といった新興市場の指数連動型の銘柄もリストアップされています。未来の一流企業を目指すベンチャー企業の成長力に期待するのであれば、こうした指数連動型のETFもアリです。

(2)世界全体に分散投資をして全体的な成長に期待したい

世界経済は着実に成長を続けています。新たに経済大国となった国、新興国として経済成長を続けている国がこれだけあるのですから、世界経済は今後も成長を続けていくことでしょう。

特定の国や地域ではなく、「世界経済は必ずこれからも成長を続ける」という見通しを投資行動に反映できるETFがあります。日本を除く世界各国の株価指数をトータルした「MSCI ACWI ex Japan」という株価指数があるので、それと連動するETFを保有すれば、「世界各地では株が上がったり下がったりしているものの、全てをトータルすれば着実に株価は上昇している」という事実を資産増につなげることができます。

上場インデックスファンド世界株式(MSCI ACWI)除く日本(1554)」というETFは、この「MSCI ACWI ex Japan」と連動して運用されています。

 (3)新興国のリスクを取りつつもハイリターンに期待したい

BRICsと呼ばれる新興国や、その先に続く新興国などには高い経済成長余地があります。中国などすでに大きく経済成長した国もありますが、その他の国についても大きなポテンシャルを秘めています。ハイリスク・ハイリターンではありますが、こうした新興国に投資できるETFもあります。

以下は、上場されている新興国運用型の主な銘柄です。 

  • Nifty50指数先物(1549・インド)
  • SET50指数(1559・タイ)
  • FTSEブルサ・マレーシアKLCI指数(1560・マレーシア)
  • MSCIパシフィックインデックス(1390・アジア太平洋諸国)
  • FTSE/JSE Africe Top40指数(1323・南アフリカ共和国)
  • ボペスパ指数(1325・ブラジル) 

(4)少しでも高い分配金をもらいたい

投資信託の分配金は、保有しているだけで受け取ることができる不労所得です。市場価格に関係なく入り続けるものなので、多くの方が魅力を感じていることと思います。

ETFを保有して、少しでも多くの分配金を受け取れる仕組みを持っておきたいという方には、J-REITもしくは分配金利回りの高い銘柄の保有をオススメします。

J-REITとは上場されている不動産投資信託のことで、20184月現在で平均4.1%の利回りとなっています。高いものだと6%を超える銘柄もあるので、以下の一覧からチェックしてみてください。 

REIT一覧(不動産投信情報ポータル)

http://www.japan-reit.com/list/rimawari/

もちろんこれらのJ-REITはすべて、証券会社の口座から簡単に購入できます。

分配金利回りの高いETFをランキング表示しているサイトがありますので、J-REIT以外で分配金の多い銘柄を探す際にはこちらをチェックしてみてください。

日本だけでなく海外運用型のETFもランキングされています。 

高分配金ETF:利回りランキング

http://haitoukabu.com/etf/index.html 

(5)買った後はできるだけ放置で運用したい

一度買ったらほとんど放置で資産運用ができるというのも、投資信託のメリットです。日々の値動きに一喜一憂したりすることなく、買ったら放置したままで資産を増やしていきたいという方には、(1)の日本株連動型もしくは(4)のJ-REITがオススメです。長期的に市場価格が安定していて、分配金も安定して出ているものが良いでしょう。

しかし、いくら放置でOKだからといって何年間も放置していると経済情勢や市場環境が変わってしまっている可能性もあるので、できれば半年に一度、少なくとも年に一度くらいは資産状況や市場価格をチェックするようにしてください。 

6、「不動産投資の教科書」のオススメ運用術3

ETFにさまざまな種類があるように、それらを活用した運用術もさまざまです。ここでは「不動産投資の教科書」が2018年時点でオススメする運用術を3つご紹介します。

(1)分配金の高いETFを長期保有して買い増す

「5、(4)少しでも高い分配金をもらいたい」では分配金収入を重視した運用スタイルをご紹介しました。確かに分配金が多く入ってくるETFは魅力ですが、ここでお伝えしたいのはその先となる分配金の使い道です。

不労所得として入ってくる分配金なのでお小遣いだと思って使いたくもなりますが、そもそもそのお金は無くても生活できるお金です。これを使ってしまうことなくETFの買い増しに回しましょう。

運用益を再投資に回すと複利効果といって、加速度的な資産増加が見込めるようになります。

複利効果の持つ威力は、時間が経てば経つほど大きくなります。以下の3記事はいずれも資産運用でお金を増やすノウハウを解説したものですが、いずれも決め手となっているのは複利効果なので、その効果を実感していただければと思います。

これらは特に、分配金利回りの高いETFや、J-REITなどで有効な手法です。 

(2)日本または先進国株と新興国株を組み合わせる

日本や先進国の株はすでに成熟した経済環境であることもあって、安定志向の投資家向きです。それに対して新興国は、政治や経済に脆弱性や不安定要素はあるものの成長余地は大きく、ハイリスクではあっても大きく資産を増やしたい投資家向きです。

この両者を組み合わせたバランス型のETFはあるのですが、あくまでもファンドマネージャーが組み合わせたものであり、投資家によってはその組み合わせ比率を自分で決めたいということもあると思います。日本+先進国株が70%で新興国が30%という安定型や、その逆といった具合です。

この要望は、自分でそれぞれの指数連動型銘柄を組み合わせて保有すれば実現します。これも少額から多彩な金融商品に投資ができる投資信託の魅力そのものです。

筆者個人としては、日本+先進国が30%程度で残りの70%程度を新興国株式に投資をして大きなリターンを狙っていくのが面白いと思っています。

(3)長期的視野で安心の金で資産形成

長い人類の歴史の中で、お金は形を変えてきました。中には価値を失ってしまった「お金」も少なくありませんが、そんな歴史の中で普遍的に価値を保ち続けてきたのが金です。洋の東西を問わず金が珍重されるのは、オリンピックの優勝者に金メダルが授与されること、中国の富裕層が金色を好むことなどを見ても明らかです。

宝飾品としての価値だけでなく、工業分野でも高い価値を持つ金。そんな金が無尽蔵の資源ではないことを考えると、将来的な価格上昇は必至だと考えることができます。

金のインゴットを購入して金庫に入れておくのも良いですが、それだと最低売買単位が高くなってしまいます。純金積み立てというサービスもありますが、こちらは金の保管料など特有のコストが生じます。

そこでオススメなのが、金に投資をする上場投資信託(ETF)です。俗に「金ETF」と呼ばれ、金価格の上昇に伴って価値が上昇します。将来的に考えられる金価格の上昇を前に、少額から投資をしておきたいという方に最適です。 

 

出典:SBI証券(ETFS 金上場投資信託) 

このように設定以来順調に値を上げており、上下はあるものの大幅な下落を起こしていないのは、金が持つ価値の高さと安定感があるがゆえです。 

まとめ

投資信託の中でもETFに関心をお持ちの方に、その魅力や特徴、デメリットとして知っておきたいこと、オススメの運用術などを解説してきました。「不動産投資の教科書」としてもETFは投資価値のあるものだと考えていますので、その魅力を十分にお伝え出来たのではないかと思います。

「今すぐ始めたい!」と思った方は、証券会社に口座を開設すればすぐに購入できます。すでに口座をお持ちの方であれば今すぐ購入可能なので、ぜひできることから始めてみてください。

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