• 不動産コラム
  • 2019/10/18 (更新日:)

40代から始める不動産投資【事例8】借り入れを一切行わない投資

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ニュースでも老後資金問題が取り上げられるようになってきており、そろそろ準備をと考える方は多いことでしょう。

そのような中で不動産投資をセミナーで聞き興味をもったFさんが始めた不動産投資はどのようなものでしょうか。また、実際に投資した結果はどうなったでしょうか?

今回はFさんが私のセミナーに参加されたときに既に投資を開始され、生き生きとしていたFさんから聞いた話をご紹介して行きましょう。

【投資家の横顔】45歳の独身女性

Fさんは45歳女性。大阪在住で貯蓄も2500万円ほどあり、不自由ない暮らしをしています。

ただシングルで生きることを決めた今は、そろそろ老後資金対策をと真剣に考えています。

これまで様々なマネーセミナーには参加してきましたが、講師によって言うことも異なるため、実際どうしたらよいか悩んでいました。そんな中老後資金対策のマネーセミナーに参加する事になりました。

【投資の背景】不動産投資会社のマネーセミナーで…

Fさんが参加したのは、不動産投資会社が主催するマネーセミナーでした。老後資金対策をいうテーマに目がとまり、しかも大阪で開催されると知り、参加したいと思うようになります。

その際に講師から出た話の一つに、老後資金対策として不動産による家賃収入があることを知り、興味を持ち始めました。

そこで自分が住んでいる大阪や神戸、京都も考えましたが、将来的にも資産価値を保つなら東京が良いだろうと考え、東京23区を中心に的を絞っていきます。

【物件選び】練馬区の江古田駅

Fさんはまず、人口面、生活環境面いずれからも良さそうというアドバイスをもとに、港区や中央区ほど価格も上昇しておらず手頃感もあったことから、練馬区と世田谷区のいずれかに的を絞りました。

その後Fさん自身で人口予測なども調べ、池袋から近く西武線や都営大江戸線の両方が使えて利便性が高く今後も可能性がある地域と感じて、最終的には練馬区にある江古田駅近くのワンルームマンションに投資することに決定しました。

大学も多く存在しているため、学生向けに貸すことも検討できます。価格は2,000万円前後、築11年で利回りは4.7%です。駅から徒歩3分のため、立地は良く、買い物にも不自由のない暮らしができる地域でしょう。

全く知らない地域ではあったものの、Fさんは物件を自分の目で見たあと住みやすようだと感じて投資したいという気持ちが強くなり、購入に至ったようです。

万が一空室になった場合には東京で住むことも検討されているようですが、今のところ空室になる気配はなさそうです。

【FPの分析・アドバイス】借り入れが一切ない投資

Fさんのすごいところは、借り入れを一切行わず手元にある資金で投資金額をすべて出したところだと筆者は感じます。

Fさんは物件を担保にお金を借りられるようにしたい、また給与以外の収益源を早く作り出すことで、60歳までに少なくとも3戸は投資を行いたいと決めていました。

また、今後はFさんが受け取れる公的年金額と同額ぐらいの収入は得られるようにしたいとも考えているようです。

また積極的に様々なセミナーに参加され、知識を習得しながらコツコツお金をためて老後資金に備えることが今の楽しみだそうです。

Fさんのように、貯蓄から不動産投資をできる人はそう多くはないかもしれません。ただ、老後資金対策として不動産を検討する人は日に日に高まっているように筆者は思います。

不動産を検討する視点として、

  • 値段が上がりすぎて利回りが低下しすぎている地域には手を出さない
  • 家賃が低いなら家賃の引き上げができるかどうか
  • 現地を見て自分の目で確認し投資に値するかどうか

当たり前の事かもしれませんが、これらはとても重要なことです。

Fさんは不動産投資を行うようになってから、節税にも目覚め、ふるさと納税なども楽しんでいます。

不動産=怖い、危ないという先入観を持つ人はまだまだ多いですが、やり方次第ではむしろ生活をハッピーにする手段になる可能性もあると知ってほしいですね。

筆者は今後もFさんが明るい将来を迎えられるようにサポートしていこうと思っています。

初心者が知っておくべき不動産投資のバイブル
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