「レオパレスってやばいの?」「施工不良問題は結局どうなったの?」——不動産投資の教科書を12年運営している山本尚宏です。レオパレス21は2018〜2019年に発覚した大規模な施工不備問題で大きく信頼を失いましたが、2026年現在も賃貸・アパートオーナー向け事業を継続しています。本記事では、アパートオーナー・投資家目線と入居者目線の両方から評判を検証します。
30秒でわかる この記事のまとめ
- 「やばい」と言われる最大の理由は2018〜2019年発覚の大規模施工不備問題(界壁未施工・屋根裏パネル不備)
- 施工不備は会社負担で改修が進み、2021年以降に概ね完了と報告されている
- 投資家・アパートオーナー目線ではサブリース賃料減額リスクと施工品質への不安が課題
- 入居者目線では家賃の安さ・初期費用の低さが引き続き評価される一方、設備の古さが指摘される
- 新規でレオパレスにアパート建設を依頼する場合は契約内容の精査と第三者確認が必須
この記事の結論
レオパレスは「やばい会社」ではなく、東証上場の大手不動産会社です。ただし施工不備問題・サブリース賃料減額リスク・経営体力の低下という3つの歴史的リスクは事実であり、投資・契約に際しては詳細な確認が不可欠です。
目次
レオパレス21とは:会社概要
レオパレス21はアパートオーナー向けの「建設+一括借り上げ(サブリース)」事業を中核とし、約56万戸という業界最大規模の賃貸管理戸数を誇ります。入居者向けには単身者・外国籍労働者・出張者向けの賃貸仲介サービスも提供しています。
「レオパレスはやばい」と言われる5つの理由を検証
施工不備問題の経緯と現状まとめ
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2018年5月 | 界壁未施工問題が発覚・全棟調査開始を発表 |
| 2019年2月 | 屋根裏パネル不備問題も追加発覚。前CEO辞任・経営刷新へ |
| 2019〜2020年 | 大規模リストラ実施・全国拠点の統廃合・約1,000億円超の改修費用計上 |
| 2020年 | サブリース新法(賃貸住宅管理業法)施行。業界全体でサブリール規制が強化 |
| 2021年以降 | 施工不備物件の改修が概ね完了と公式発表。収益回復局面へ |
| 2026年現在 | 東証プライム上場継続。再発防止の取り組みを公式サイトで継続開示中 |
アパートオーナー・不動産投資家目線の評判
良い評判
「施工不備の改修はレオパレス側が全額負担してくれた。30年以上のサブリース契約で安定収入は続いており、管理の手間がないのは今も助かっている」
「管理戸数が約56万戸という規模はダテではなく、入居付け能力は高い。外国人・単身者のニーズが高いエリアでは安定した稼働率を維持している」
気になる評判・注意点
「問題発覚後にサブリース賃料を引き下げるよう求められた。契約書に減額条項があり、断れなかった。新規で契約するなら減額条項を必ず確認すべき」
「施工不備が判明した時は相当ショックだった。改修してもらえたのはよかったが、信頼回復には時間がかかると感じる。今から新規契約するかと問われると慎重に検討する」
入居者目線の評判
入居者からの良い評判
- 家賃・初期費用が相場より安め
- 家具・家電付きプランが充実
- 外国籍でも入居しやすい
- 月単位の短期契約にも対応
入居者からの気になる評判
- 築古物件は防音性・設備に不満あり
- 壁の薄さへの不満(旧来物件)
- 退去時の原状回復費用が高めとの声
- 対応窓口が統廃合で遠くなった
レオパレスのメリット・デメリット(投資家・オーナー目線)
メリット
- 約56万戸の管理規模で入居者付け能力は業界トップ水準
- サブリース(一括借り上げ)で空室リスクを回避できる
- 施工不備問題の改修は完了し、透明性を確保
- 東証プライム上場で財務情報が開示されている
- 単身者・外国籍入居者への強みで地方都市でも稼働
デメリット・注意点
- 施工不備問題によるブランドイメージ低下は依然残る
- サブリース賃料は将来的に減額される可能性がある
- 施工不備問題後の財務体力は以前より低下
- 単身者向け特化のためファミリー向け需要に対応できない
- 拠点整理によるサポート体制の縮小
サブリース契約、結ぶ前に条件を確認しませんか?
「30年一括借り上げだから安心」——その説明だけで契約するのは危険です。契約前に物件を売らない完全中立の第三者に、家賃改定条項や収支計画を確認してもらいましょう。不動産投資の教科書では、代表・山本尚宏が累計数百件の相談実績をもとに無料でセカンドオピニオンを行っています。
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レオパレスのサブリース投資、今から始めるべきか?
新規でレオパレスにアパート建設を依頼する場合の必須確認項目
- サブリース賃料の減額条項:「いつ・どのような場合に減額できるか」を必ず確認
- 契約解除条件:「どちらからいつ解除できるか」を明確化
- 修繕費の負担区分:大規模修繕をオーナー負担にされる条項がないか
- 収益シミュレーションの前提:現実的な空室率・賃料推移で計算されているか
- 建設コスト:他社(大東建託・積水ハウス等)と相見積もりを取って比較
- 第三者のセカンドオピニオン:提案内容を専門家に確認してもらう
私が行っているセカンドオピニオン相談では、レオパレスに限らず大手アパート建設会社からの提案内容を第三者目線でチェックするご相談も多数受けています。「本当にこの収益計画は現実的か」「サブリース契約の問題点はないか」という確認を無料で行っています。
レオパレスの提案を受けたら、まず第三者に確認を
「レオパレスから土地活用の提案を受けたが、本当に大丈夫か不安」「サブリース契約のリスクを教えてほしい」——不動産投資の教科書のセカンドオピニオン相談では、こういったご相談を無料でお受けしています。
よくある質問(FAQ)|レオパレスの「やばい」を一問一答で解説
Q. レオパレス21はやばいですか?
結論として、2018〜2019年に発覚した施工不備問題が「やばい」と言われる最大の理由です。界壁の未施工や屋根裏パネルの不備が全国規模で判明し、企業としての信頼を大きく損ないました。ただし、その後は会社負担での改修が進められ、現在も賃貸・アパートオーナー向け事業は継続しています。「今もなお危険な物件ばかり」という認識は正確ではなく、問題の中身と現在の状況を分けて評価することが重要です。
Q. レオパレスがダメな理由は何ですか?
指摘されることが多いのは、主に次の点です。
- 施工不備問題:界壁未施工などの構造上の不備が過去に発覚した
- 壁の薄さ・防音性:生活音が伝わりやすいという入居者からの声が多い
- サブリース(一括借り上げ)のリスク:オーナー側では家賃減額や契約条件の見直しが問題になりやすい
- ブランドイメージの低下:報道の影響で入居付けや売却時に不利に働く可能性がある
ただし「初期費用が安い」「家具家電付きで短期入居しやすい」といった利点もあり、用途によって評価が分かれるのが実態です。
Q. レオパレスはやめたほうがいいですか?
立場によって答えが変わります。
- 入居者の場合:短期滞在・初期費用重視なら選択肢になり得ます。一方、防音性を重視するなら内見時に壁の構造や生活音を必ず確認すべきです。
- オーナー・不動産投資家の場合:サブリース契約の条件(家賃改定の頻度・免責期間・解約条件)を精査せずに契約するのは危険です。「30年一括借り上げだから安心」という説明を鵜呑みにしないことが最も重要です。
いずれの立場でも、「やばいらしい」という評判だけで判断せず、契約書の条件と個々の物件の実態を確認することが結論です。
Q. レオパレスはどんな人が住むのに向いていますか?
次のような方には合理的な選択肢になり得ます。
- 単身赴任・出張・短期滞在で、初期費用や家具購入費を抑えたい方
- 家具家電付きですぐ入居したい方
- 在宅時間が短く、防音性への要求が比較的低い方
逆に、長期居住・在宅ワーク中心・音に敏感な方には、事前の内見と防音性の確認が必須です。
Q. レオパレスのサブリース投資は今から始めても大丈夫ですか?
サブリース自体が悪いわけではありませんが、「家賃保証=収入が永久に固定される」ではない点を必ず理解してください。多くの契約では数年ごとに家賃改定の協議があり、減額される可能性があります。レオパレスに限らず、サブリース投資を検討する際は契約書の家賃改定条項・解約条件を、契約前に第三者に確認してもらうのが安全です。
まとめ:レオパレスの評判
- 「やばい」の主因は2018〜2019年の施工不備問題——改修は2021年以降に概ね完了
- 東証プライム上場を維持しており倒産・廃業の直接リスクは現時点で低い
- 投資家・オーナー目線ではサブリース賃料減額リスク・契約条項の精査が最重要課題
- 約56万戸の管理規模による入居付け力は今も業界水準
- 新規でレオパレスに建設を依頼する場合は複数社相見積もり+第三者確認が必須
✍️ この記事の著者
山本 尚宏(やまもと なおひろ)|不動産投資の教科書 代表
不動産投資メディア「不動産投資の教科書」を2014年より運営(12年)。著書『不動産投資は、「物件」で選ぶと、99%失敗する』。物件を一切販売しない完全中立の立場で、累計数百件の不動産投資相談・セカンドオピニオンに自ら対応してきた。
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