• 先輩大家インタビュー
  • 2025/3/12 (更新日:)

不動産投資で資産を増やす!Tさんが2年で実践した物件選びとリスク管理の極意

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不動産投資に興味はあるけれど、どんな物件を選べば成功できるのか分からない」「購入後に空室リスクやローン返済で失敗しないか不安…」そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?

今回のインタビューでは、都内に区分マンションを4室所有するTさん(40代・東京都在住)に、不動産投資を始めた理由や実際に運用してみた感想、そしてこれから投資を始める方へのアドバイスを伺いました。

Tさんは、もともと個別株や投資信託を活用した資産運用を行っていましたが、さらなるポートフォリオの分散を目的に不動産投資をスタート。投資を始めるにあたって感じた不安や物件選びのポイント、そして成功のためにどのような視点を持つべきかなど、実体験を交えて詳しく語っていただきました。

「これから不動産投資を始めたい」「すでに投資をしているが、より安定した運用を目指したい」という方にとって、必見の内容です!先輩大家さんのリアルな体験談を、ぜひ参考にしてみてください。

不動産投資で資産を増やしたTさんのプロフィール

Tさん(40代 東京都内在住 インターネット広告代理店の取締役管理部門に勤務)

国内を代表する大手企業にて勤務後、スタートアップの管理部門にてバックオフィス全般を担当。
その後、東証上場を経験し、現在はインターネット広告代理店の取締役管理部門長として活躍中。

不動産投資を始めた理由とは?

Tさんは、東京都内に、区分マンションを3戸、マンションを一棟所有しています。今回は、Tさんに不動産投資を始めた理由や投資をしてみた感想などを聞いてみました。

これから不動産投資を考えている投資家の方へのアドバイスが盛り沢山です。不動産投資を始めようと考えている方は、「先輩大家さん」のお話を是非参考にしてみてください。

編集部
不動産投資を始めた理由と投資実績(エリアなど)を教えてください。

Tさん
不動産投資を始めた理由は、自身のポートフォリオの分散です。
私は、既に資産運用として、個別の日本株式や投資信託での資産運用を行っていました。投資信託に関しては、ファンドという特性上、事前調査をする必要はありませんでしたが、大きくは儲かりませんでした。個別銘柄にも手を出してみましたが、個別銘柄は予想が的中したときには大きく利益が出るのですが、銘柄ごとの十分な個別調査をすることが難しく、限界を感じていました。やはり、会社員ですと、どうしても時間の制限ができてしまいます。

さまざまな資産運用の方法を模索しているうちに、知人が不動産投資をしていることを聞き、興味を持ったのがきっかけです。将来における保有資産のリスク分散の観点で、不動産投資を始めました。現在は、都内23区で物件を所有しています。最寄り駅からは、なるべく徒歩10分以内の物件を選んでいます。

不動産投資を始める際の不安とは?

編集部
不動産投資を始めるにあたって、例えば、どのような不安がありましたか?

Tさん
不動産会社の営業担当者から毎週のように物件を提案される中で、どのような物件を購入すれば勝てるのか、どのような視点で見極めれば良いのかがわかりませんでした。

当初は、自分が住みたいと思うエリアで物件選びをしていましたが、不動産投資における物件選定は本当にそれで良いのかが判断がつきませんでしたね。物件概要書などからは読み取れない隠れたリスクがあるかもしれないと感じ、なんとも言えない懸念がありました。

また、不動産投資の考え方として、インカムゲイン(賃料収入)・キャピタルゲイン(売却益)のどちらを重視するべきなのか、などがよくわからない不安要素としてありました。

最終的には、入居者の視点で賃貸需要が高い駅に狙いを絞って物件を探しました。保有している物件の中には、誰もが知っているような知名度が高い駅ではない駅に所在する物件もあります。

私は、物件を購入するときには、Googleマップやストリートビューだけではなく、必ず現地に行って物件を見学し、最寄り駅からの距離を自分の足で測り、人の流れも見るようにしました。

セカンド・オピニオンを受けて学んだこと

編集部:
教科書編集部のセカンド・オピニオンを受けてみて、どのような学びがありましたか?

Tさん
実は、セカンド・オピニオンを受ける前に、自分でも不動産投資に関する書籍を何冊も購入して熟読したり、YouTubeで不動産投資に関するさまざまな動画を閲覧し、知識をつけていたつもりでした。

実際に不動産会社の営業担当者に物件提案をもらっても、どこも基本的に耳障りの良いことしか言わない(笑)。

どの物件にも長所(強み)や短所(弱み)があるとわかっていても、説明されれば長所はわかるものの、(営業担当者も積極的には開示しないので自分で短所がいまいちわからない……..

そこで、教科書編集部のセカンド・オピニオンを受けてみたのですが、スタッフの方から不動産投資会社や物件に関する中立的な意見を伺い、自分の中で少しずつ、不動産会社や物件の見方がわかってきました。

やはり、どうしても物件ばかりに目が行きがちですが、最初に不動産会社を選定する重要性を教えてもらい、営業担当者の見極め方もアドバイスももらって、自分の「軸」ができていったように思います。

そうこうしているうちに、不動産投資に関して自分のもやもやしていた部分が解消されていき、色々なリスクを自分でも認識し、判断をすることができるようになりました。

もう少し早く、セカンド・オピニオンを受けていれば良かったと思ったこともありましたが、自分自身納得するために必要なプロセスであったと感じています。


実際に投資をしてみた感想

編集部:
実際に投資をしてみた後の感想はいかがですか?

Tさん
私の場合は、インカムゲインはもちろんですが、長期的に考えてキャピタルゲインも獲得できることも重視した投資戦略を選びました。

毎月のキャッシュフロー自体は、マイナスにならなければ良いと考えたため、物件ごとに異なりますが、それぞれ自己資金の割合を物件価格の10%~30%と通常の投資家の方よりは多めに準備しました。

このように自己資金割合を多くすることにより、金融機関の担当者からもプラス評価をしてもらうことができました。無理のない範囲で複数の物件を保有したかったのですが、あともう少し物件を増やせそうです(笑)。

まだ不動産投資を始めたばかりのため、正直に言ってあまり「投資をしているんだ」という実感はないですが、確定申告をしたり、入居者が入れ替わったりして、だんだん実感していくのかなと思います。

私は、不動産投資をはじめる前から、経済や金融に関するニュースは意識して見る方でしたが、不動産投資をはじめてみてからは、解像度が高まり個別の記事なども、より理解が深まっていると感じています。全般的な不動産価格の動向や金利情勢に関しては、定期的にチェックしているものの、基本的には不動産会社を信じて「ほったらかしている」という状況です(笑)。

金融商品などの運用では、運悪く最初に失敗をしてしまうと精神的にも滅入ってしまい、仕事にも支障が出てしまうと思います。不動産投資の良いところは、専門家におまかせして、基本「ほったらかし」ができるので、自分に合った不動産会社や物件選びさえ間違わなければ、とても理にかなった資産運用・資産形成の手法であると考えています。

既にご自身でいくつもの不動産投資を行っていらっしゃる方に中立的な意見を伺い、相談しました。そうしたことで、上記の自分の考えが整理できたこと、リスクを自分で認識した上で投資をはじめられたことは不安要素をなくすため、最初に失敗しないために必要でした。

インカムゲインについては今後発生するリスクのために手許資金として残しているため、正直あまり投資をしている実感はないですが、ただ、最初に失敗すると常に不動産投資のことが気になり、本業に支障が出てしまうので、こうしてほったらかしていられる、不動産業者及び物件を選ぶ事の重要性は非常に大きいと考えています。

編集部の感想

今回のインタビューを通じて、Tさんの不動産投資に対する考え方や実践的な取り組みがとても参考になりました。不動産投資に対する不安や課題に真摯に向き合いながら、自身の戦略を確立されている姿勢が印象的でした。

特に、不動産投資のリスクと向き合いながら、現地での確認を怠らず、情報収集をしっかり行った上で物件選定をされている点は、多くの投資家にとって重要な学びになるはずです。

また、自己資金を多めに準備し、安定したキャッシュフローを確保しながら投資を進める手法は、初心者にとっても安心感のあるアプローチだと感じました。

これから不動産投資を始める方にとって、Tさんの経験談が大きなヒントになることでしょう。

まとめ

今回のインタビューでは、Tさんが不動産投資を始めたきっかけや、実際に物件を購入する際に直面した不安、そして成功に向けた具体的な戦略についてお話を伺いました。

Tさんは、投資のリスクを最小限に抑えるために 賃貸需要の高い駅に狙いを定める」「必ず現地を訪れて確認する」「セカンド・オピニオンを活用する など、慎重かつ戦略的なアプローチを取られています。

不動産投資は、適切な知識と準備があれば、安定した資産運用の手段として大きな可能性を秘めています。これから投資を考えている方は、Tさんの経験をぜひ参考にし、自分に合った投資スタイルを見つけてみてください!

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