不動産投資は、長期的な資産形成や安定した収益を得るために多くの投資家から注目されています。しかし、初めての投資や複数物件を所有する経験者であっても、不動産投資には様々な疑問やリスクがつきものです。特に、不動産投資相談を通じて、専門家からのアドバイスを受けることは、投資を成功させるための重要なステップです。
この記事では、不動産投資に関するよくある相談内容を解説し、信頼できる相談先を5つ厳選して紹介します。これから不動産投資を始める方や、さらなる成功を目指す投資家にとって必見の内容です。
不動産投資の教科書代表YouTube「山本社長の不動産事件簿」では、不動産投資の実際にあった悪質な営業担当に騙された話や、良くない物件を買ってしまった失敗談をお話ししています!
不動産投資のバイブル
- 今は不動産投資の始めどきなのか?
- 安定収益を得るための不動産投資物件の選び方
- 不動産投資の失敗例から学ぼう
1、不動産投資の相談先ランキング
まず、不動産投資の相談先として、以下の5つについてお伝えします。
- 不動産投資経験者
- 不動産投資会社
- 金融機関
- 税理士
- ファイナンシャルプランナー
(1)不動産投資経験者
不動産投資の経験者が身の回りにいる場合は、リアルな経験談を聞いて情報を収集するのもおすすめです。なぜなら、実際に不動産を運用してみなければわからないことも沢山あるからです。投資用物件を提供する側ではなく、実際に経営する側としての中立な意見を集められます。
ただし、必ずしも専門的な知識があるとは限りません。また、個人の属性によって、進め方や物件の選び方は異なるので、あくまでも参考として、ひとつの指標にするとよいでしょう。
不動産投資の相談をしたいけど、周りに不動産投資の経験者がいないというケースも十分にあると思います。
当メディア「不動産投資の教科書」は、気軽にオンラインで現役の不動産投資家に相談できる「セカンド・オピニオンサービス」を行っております。是非ご活用ください。
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【こんな悩みがある方におすすめ】
- 提案されたこの物件、本当に買っていいのかなぁ
- いくつか物件を買いたいけど、自分に合っている計画なのかなぁ
- 物件を選ぶとき絶対に確認すべきポイントを知りたい!
口コミ
【サラリーマン男性(46歳)】
親身に相談にのってくれたので、納得して不動産投資を始めることができました。
【サラリーマン男性(44歳)】
「失敗するのではないか」という不安がなくなり、「早く始めたい」という気持ちが強くなりました
(2)不動産投資会社
不動産投資会社は、不動産投資の物件紹介から購入、購入後の管理や出口戦略をサポートしてくれます。
不動産に最も密接に関わっている不動産会社は、相談に対して具体的な回答を持っていることが期待できます。しかし、注意しなければならないのは、自社の取扱物件を購入してほしいが故にポジショントークされてしまう恐れがあることです。本当に信頼してもよい不動産会社なのか正しく判断してから相談しましょう。
どこの不動産会社を選べばよいのか分からなくなったら、前項でお伝えしたように不動産経験者に聞いてみるのも1つの手でしょう。
(3)金融機関
融資について不安がある方は、金融機関に相談してみてみると良いでしょう。
不動産投資は、物件購入を一括で現金購入する場合を除き、融資を利用して物件を購入します。融資の審査を通過しなければ、不動産投資を始めることができません。
不動産投資の融資審査の通過には、自分の属性が関係してきます。自分の属性は融資が通るのか分からないという方は、金融機関に相談してみるとよいのではないでしょうか。
また、自分の属性に合った提携先を見つけるために、複数社に訪問するのがおすすめです。
(4)税理士
家賃収入を得る場合、不動産所得の確定申告をしなければなりません。
確定申告は、複雑な手続きが多く、面倒に感じる方も多いでしょう。また、不動産投資以外の本業がある方が多いので、多くの時間を手間をかけたくないと思います。
何からすればよいのか分からないと悩む前に、税金のプロ税理士に相談することで早素早く解説してしまいましょう。
(5)ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーは、不動産投資だけではなく、お金にまつわる専門的な知識を持っています。
不動産投資の専門的な知識を持っており、どんな質問でも回答できるわけではありませんが、人生における資産形成について相談にのってくれるでしょう。不動産投資を始めるにおいても、目的を明確にしておくことは重要であるため、より広い視野で将来に向けての資金計画を練ることができるのではないでしょうか。
2、不動産投資のよくある相談内容
本章では、不動産投資の相談内容としてよくある5つを解説します。
- 不動産投資を始める際の自己資金はいくら必要なのか
- 新築、中古、一棟、区分結局どの種類が良いのか
- 物件購入にかかる費用はどのくらいなのか
- 提案された物件を本当に購入してもよいのか
- 購入後の物件の管理はどのようにしたらいいのか
(1)不動産投資を始める際の自己資金はいくら必要なのか
不動産投資を始める際の自己資金いわゆる初期費用は、融資をどのくらい借り入れることができるのか、個人の経済状況や貯蓄状況によって左右されます。
一般的には、物件価格の20~30%の自己資金が必要だといわれています。
(2)新築、中古、一棟、区分結局どの種類が良いのか
物件の種類は、どれがいいのか悩まれる方も多いと思います。結論、自分に合った種類の収益物件を選ぶことが大切です。
新築、中古、一棟、区分それぞれ比較していきましょう。
①新築か中古か(新築)
メリット |
デメリット |
入居率が高い |
物件価格が高額 |
ローン審査に通りやすい |
将来的に家賃下落の可能性がある |
②新築か中古か(中古)
メリット |
デメリット |
物件価格が低額 |
修繕費が必要 |
資産価値が一定 |
売却先が見つかりにくい |
①一棟か区分か(一棟)
メリット |
デメリット |
家賃収入が0になるリスクが低い |
初期費用が高額 |
土地も所有できる |
修繕積立金を自分で準備しておく必要がある |
自身の裁量で修繕できる |
将来的に売却しづらい |
②一棟か区分か(区分)
メリット |
デメリット |
初期費用を抑えられる |
土地は資産とならない |
リスク分散が可能 |
物件の見極めが必要 |
流動性が高く、売却しやすい |
空室になると収入がなくなる |
(3)物件購入にかかる経費にはどのようなものがあるのか
物件購入にかかる経費は、以下のようなものが挙げられます。
- 頭金……物件購入の際、必要となる自己資金
- 仲介手数料(仲介で購入する場合)……不動産会社に物件を仲介してもらった際に支払う手数料
- 融資保証料……保証機関による保証を受けるための費用
- 火災保険料・地震保険料……物件に欠ける保険料
- 登記費用……所有権や担保を登記する際の費用
- 司法書士手数料……登記を司法書士に依頼する際の費用
- 不動産取得税……不動産を取得した際にかかる税金
- 固定資産税……不動産を所有している人が納める税金
- 融資事務手数料……融資を受ける際に支払う手数料
(4)提案された物件を本当に購入してもよいのか
不動産投資において、物件選びが成否を握るといっても過言ではありません。
しかし、不動産投資初心者の投資家にとって、良い物件の見極めは容易ではありません。不動産会社から提案された物件を、そのまま購入してしまうのは非常に大きなリスクです。
業界には、まだまだ悪徳な不動産投資会社が存在します。収益が出にくい物件であっても、投資家ではなく会社の利益を優先してしまうのです。
そこで、第三者に相談することがリスクヘッジとして非常に重要です。先述したように、当メディアでは不動産投資の「セカンド・オピニオンサービス」は無料で実施しています。
物件資料をお持ちいただけると、不動産投資歴15年20戸以上所有するプロが、販売会社ではないからこその中立な目線で物件に対するアドバイスを行います。
(5)購入後の物件の管理はどのようにしたらいいのか
物件購入後、どのように管理や運営を行っていけばよいのか不安な方もいらっしゃるかと思います。一般的には、管理会社に管理を委託する方が多いです。
ただし、良い管理会社を選んで委託すること、管理会社に任せきりにせず自分も経営者の意識をもって運用していくことが重要です。
基本的に、土地の仕入れから物件の販売、管理まで一貫体制で行っている会社は、責任をもって不動産投資事業をサポートしてくれるとも捉えられるため、1つの指標としてもよいでしょう。
管理会社について、相談したい方はセカンド・オピニオンサービスを活用してみてはいかがでしょうか。
3、不動産投資で失敗を避ける相談先選びのポイント3つ
本章では、不動産投資に失敗しないために知っておきたい相談先選びのポイントを紹介します。適切な信頼できる相談先を見つけましょう。
- 不動産投資のデメリットやリスクも教えてくれる
- 人生の目的から考えて提案してくれる
- 投資物件の購入を急かさない
(1)不動産投資のデメリットやリスクも教えてくれる
不動産投資は、魅力が多い投資です。一方で、投資であるためリスクはつきものです。
リスクを把握して対策さえしておけば、失敗のリスクを最小限に抑えることができますが、そもそもリスクを把握していなければ、成功するものも失敗してしまいます。
不動産会社は、売上を上げるためには、投資家に不動産投資をしてほしいと感じるのは当たり前のことです。しかし、投資家と向き合い人生の目的に合わせて提案してくれる不動産会社は、不動産投資のリスクやデメリットまできちんと話してくれるはずです。
経済状況によっては、「不動産投資をしないほうがいい」と率直な意見をくれるような不動産会社は信頼できるといえるでしょう。
(2)投資物件の購入を急かさない
不動産会社のなかには、早く利益に繋げたいという思いから購入を急かしてくるケースもあります。投資家に寄り添ってくれているとはいえません。
不動産投資を含めた将来の収支計画などを投資家と一緒にじっくり考えてくれているか確認しておきましょう。
不動産投資に関するよくあるQ&A
Q1: 初心者でも不動産投資は成功できますか?
はい、初心者でも成功する可能性は十分にありますが、正しい知識と戦略が必要です。
最初のステップとして、不動産投資に関する相談を専門家に行い、自分に適した物件や資金計画の立て方についてアドバイスを受けることが重要です。また、信頼できる不動産管理会社や税理士の協力を得て、リスクを最小限に抑えることも成功のカギとなります。
Q2: 不動産投資における最大のリスクは何ですか?
投資で大きなリスクとなるのは、空室リスクと市場の変動リスクです。物件が空室になると収益が得られず、ローン返済や固定費が重くのしかかります。さらに、経済状況や地域の変動により、不動産価値の下落や賃料相場の変動が起こる可能性もあります。
これらのリスクに備えるためには、立地の良い物件選びや市場調査が不可欠です。
Q3: 物件を購入する際の重要なチェックポイントは何ですか?
物件選びでは、以下のポイントが重要です。
1. 立地:交通の利便性や周辺環境、今後の開発計画などを確認しましょう。賃貸需要が高いエリアほど空室リスクが低くなります。
2. 物件の状態:新築か中古かを問わず、建物の状態やメンテナンス履歴を確認し、将来的な修繕コストを見積もることが大切です。
3. 収益性:物件が持つ収益ポテンシャルをしっかり評価し、家賃収入と経費(修繕費、管理費、税金など)を比較して投資の採算を確認します。
事前に不動産投資相談を利用して、専門家の意見を参考にすることがリスク軽減に繋がります。
Q4: 不動産投資で利用するローンはどのように選べば良いですか?
ローンの選択は、投資家の財務状況や物件の収益性によって異なります。一般的には以下の要素を考慮します。
1.金利タイプ
固定金利か変動金利かを選びます。将来的に金利が上昇するリスクを抑えたいなら固定金利、低金利での借入れを目指すなら変動金利が適しています。
2.返済期間
返済期間が長ければ月々の返済額は少なくなりますが、総支払額が増えることに注意が必要です。
3.自己資金の割合
自己資金を多く投入することで、ローン審査に通りやすくなり、月々の負担を減らせます。
金融機関や専門の不動産投資コンサルタントに相談して、自分に合ったローンの選択をサポートしてもらうことが大切です。
まとめ
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
人生において、大きな買い物となる不動産購入。失敗したくないですよね。
不動産投資において、第三者に相談することは非常に重要です。相談する際は、不動産投資に詳しく、投資家を最優先に想い、中立な目線でアドバイスをくれる方を選びましょう。
そこで、当メディア「不動産投資の教科書」のセカンド・オピニオンサービスをぜひご活用ください。
失敗のリスクを最小限に抑えつつ、成功の確率を最大化するために、今回の記事がお役に立てば幸いです。