• 不動産クラウドファンディング, 資産運用
  • 2021/12/17

注目のソーシャルレンディングとは?クラウドファンディングとの違い

ソーシャルレンディングは、今注目の投資方法です。

しかし、日本ではまだまだ発展途上の業界で、知名度も高くはありません。

そもそもソーシャルレンディングってなに……?

ソーシャルレンディングはクラウドファンディングと何が違うの……?

など疑問を持つ方も少なくないのではないでしょうか。

今回は、疑問を解決するために、

  • ソーシャルレンディングとは
  • ソーシャルレンディングとクラウドファンディングの違い
  • ソーシャルレンディングのメリット・デメリット
  • ソーシャルレンディングの主な流れ
  • ソーシャルレンディングを成功させるポイント

などを、資産運用についての情報提供を行っている当メディア・『不動産投資の教科書』が徹底解説していきます。

この記事が、ソーシャルレンディングにご興味のある方のお役に立てれば幸いです。

また、クラウドファンディングにご興味のある方は以下の記事もご覧ください。

不動産のクラウドファンディングとは?選び方やおすすめを紹介

資産運用には、本記事で紹介するソーシャルレンディングをはじめ、さまざまな方法があります。

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1,ソーシャルレンディングとは

(1)仕組み

ソーシャルレンディングとは、投資家が資金を出資し、ソーシャルレンディング事業者を経由して、資金を借りたい企業へ融資されます。

返却時には、借り手企業から投資家へ、利息とともに元本の返済を行う仕組みです。

投資家へは、貸金企業や金融機関よりも高い金利で返済されます。

(2)クラウドファンディングとの違い

それでは、「ソーシャルレンディング」「クラウドファンディング」の違いは何なのでしょうか。

疑問に思った方も、少なくないのではないでしょうか。

実は、ソーシャルレンディングとは、クラウドファンディングの1類型なのです

詳しく見ていきましょう。

①クラウドファンディングとは

クラウドファンディングとは、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、多くの人から資金を集める仕組みを意味します。

クラウドファンディングは、主に下記の5類型に分類できます。

  • 購入型クラウドファンディング
  • 寄付型クラウドファンディング
  • 株式投資型クラウドファンディング
  • 不動産投資型クラウドファンディング
  • 貸付型(融資型)クラウドファンディング(=ソーシャルレンディング)

購入型株式投資型不動産投資型クラウドファンディングのそれぞれの支援者は、支援する事業が成功した場合、一部の利益が配当されるというメリットがあります。

寄付型クラウドファンディングは、あくまでも「寄付」という形での支援なので、見返りは求められません。

一般的に、貸金企業や金融機関から融資を受ける際は、返済義務と利息が存在します。

しかし、クラウドファンディングの企業・法人側(資金調達側)は、集めたお金について、返済義務がありません。

企業・法人にとって、 大きなメリットでしょう。

②ソーシャルレンディングとクラウドファンディングの違い

「ソーシャルレンディング」と「クラウドファンディング」の違いに悩んだ方も、少なくないのではないでしょうか。

本項の冒頭で記載したように、ソーシャルレンディングとは、「貸付型(融資型)クラウドファンディング」と呼ばれるクラウドファンディングの1類型です。

購入型寄付型クラウドファンディングは、企業の行う新商品・サービスの開発や社会貢献(環境問題、発展途上国支援など)に共感し、支援するために資金提供されます。

一方、ソーシャルレンディング株式投資型不動産投資型クラウドファンディングは、投資先企業への共感、支援目的ではなく、投資リターンを目的として行われます。

大きな違いは、「事業に共感・支援すること」「自身のお金を増やすこと」のどちらの目的があるかという点だといえるでしょう。

2,ソーシャルレンディングのメリットデメリット

本章では、ソーシャルレンディングは、どんなメリットデメリットがあるのか解説していきます。

借り手企業側のメリット、投資家側のメリット・デメリットをそれぞれみていきましょう。

(1)借り手企業側のメリット

借り手企業側のメリットは、以下の2つが挙げられます。

  • 実績のない会社でも資金調達が可能
  • 金融機関と比較して速い資金調達が可能

①実績のない会社でも資金調達が可能

金融機関で融資を受ける場合、主に、過去の実績・自己資本や負債の比率などをもとに審査されます。

スタートアップ企業やベンチャー企業であれば、実績がないというだけで、融資審査を通過できないケースもあるでしょう。

しかし、ソーシャルレンディングの場合は、投資家が今後の事業計画や返済能力をもとに検討するため、過去に実績がなくても融資を受けることができます

②金融機関と比較して素早い資金調達が可能

金融機関で融資を受けようと思った場合、融資を申し込んでも、融資を受けることが即座に確定するわけではありません。

融資が確定するまでには、時間がかかります。

しかし、ソーシャルレンディングの場合は、投資家から資金が集まれば、素早い資金調達が可能です。

ソーシャルレンディング事業者は、

  • 銀行のような預金業務を行わず、融資を行っている
  • 融資原資は預金ではなく、投資家が出資した投資資金

であることから、一般の金融機関より比較的早い対応が可能であるといわれています。

「できるだけ素早く資金を調達したい」とお考えの方にとっては大きなメリットでしょう。

③借入元本の一括返済可能

一般の金融機関から融資を受ける場合は、融資期間中から、借入元本と利息の分割返済が始まります。

しかし、ソーシャルレンディングの場合は、融資期間中に借入元本の分割返済をする必要なく、満期での一括返済が可能なケースがあります。

借り手企業側にとっては、メリットとなりうるでしょう。

(2)投資家側のメリット

投資家側のメリットは以下の4つが挙げられます。

  • 簡単な手続きで投資を始められる
  • 元本の価格変動リスクがない
  • 比較的高い利回りが期待できる
  • 少額投資が可能

①簡単な手続きで投資できる

ソーシャルレンディングは、パソコンやスマホを使って、インターネット上ですべての投資手続きを完結できます。

インターネットでソーシャルレンディング業者に投資家登録・出資申し込みを完了すれば、ソーシャルレンディング業者に以下のような手続きを任せておくことも可能です。

  • 企業への貸付
  • 企業からの貸付金返済

ソーシャルレンディングは、株式投資やFX投資とは異なり、値動きがない投資です。

常に値動きを見張る必要がないため、気軽に始められます。

忙しい方にとっては、重要なポイントではないでしょうか。

②元本の価格変動リスクがない

ソーシャルレンディングは、株式投資やFX投資などとは異なり、価格変動リスクがありません。

満期が来れば、元本の価格が変わることなく返済されます。

③比較的高い利回りが期待できる

銀行などの定期預金や国債などと比較して、ソーシャルレンディングは高い金利が期待できます。

現在、日本における銀行の定期預金の金利は、0.001%です。

銀行に預けているだけでは、ほぼ増えないといえるでしょう。

一方、ソーシャルレンディングの利回りは、ファンドによって様々ですが、だいたい2~12%です。

利回りの高すぎるファンドは、リスク管理が大切です。

それでも資産を増やしたい投資家にとっては、高利回りが期待できるソーシャルレンディングは魅力的といえるでしょう。

④少額投資が可能

投資は魅力的なメリットがいくつもありますが、リスクもつきものです。

いきなり大きな資金を投じるのは不安だという方や、そんなに資金があるわけではないという方も多いでしょう。

ソーシャルレンディング業者の多くは、1万円~など少額投資も受付しています。

1円~の投資を受付しているケースも存在します。

投資初心者の方も、比較的気軽に投資に挑戦できるのではないでしょうか。

(2)デメリット

ここまで、ソーシャルレンディングのメリットをお伝えしてきました。

投資には、デメリット・リスクも伴うことも忘れてはいけません。

高利回りだからといって、簡単に多額の投資を行わないこと、分散投資でリスク管理を行うなど対策をとっておきましょう。

ソーシャルレンディングのデメリット・リスクは以下の4つが挙げられます。

  • 元本割れが起こる可能性がある
  • 途中解約ができない
  • 経営破綻する可能性がある
  • 早期償還される可能性がある

①元本割れが起こる可能性がある

ソーシャルレンディング業者は、投資家への元本の満額償還を保証しません。

もし、ソーシャルレンディング業者が、融資先企業から元本を回収できなかった場合、投資家への元本返済ができないのです。

②ファンドの途中解約ができない

投資家登録を行って交わす匿名組合契約では、匿名組合員(投資家)から途中解約を要求することは、原則禁止です。

途中で換金したい、資金を返済してほしいと思っても、ファンドの最終償還が完了するまで、融資した資金の元本の返済はされません。

③ファンドが破綻する可能性がある

ソーシャルレンディング業者が、経営破綻しないという保証はどこにもありません。

もし、ソーシャルレンディング業者が破綻した場合、投資家の出資資金は棄損する可能性があります。

現在、ソーシャルレンディング業界は発展途上であり、経営状況が安定している業者ばかりではないため、経営破綻リスクも充分に考えられるのです。

④早期償還される可能性がある

ソーシャルレンディングでは、投資家側からの途中解約は認められていませんが、借り手企業に対しては、繰り上げ返済を認めているケースがあります。

借り手企業が繰り上げ返済を行った場合、ファンドにおいても早期償還を行うことが通常です。

ファンドの運用期間が短縮されることによって、投資家が受け取れる分配金が、予定よりも少ないということも生じ得ます。

3、ソーシャルレンディングの主な流れ

投資家がソーシャルレンディングを行う際の主な流れは、以下の通りです。

①ソーシャルレンディング業者を選ぶ

②投資家登録を行う

③投資するファンドを選ぶ

④貸付申し込みを行う

⑤出資が確定した場合、出資資金をソーシャルレンディング業者へ送金

⑥ソーシャルレンディング業者から、適宜分配金を受け取る

⑦ファンドの運用期間が終了したら、ソーシャルレンディング業者から元本を返済してもらう

4、ソーシャルレンディングを成功させるポイント

(1)ソーシャルレンディング業者選び

ソーシャルレンディングを行う上で、最も重要だといっても過言ではありません。

信頼できるソーシャルレンディング業者を選ぶために以下のポイントを確認しておきましょう。

  • これまでの応募数
  • これまでの融資総額
  • 投資家登録者数
  • 償還された元本の総額
  • ソーシャルレンディングサービスの運営会社の信用度
  • 融資先の匿名化解除を行っているか
  • ファンドの数
  • 過去ファンドの償還実績
  • 口コミ

(2)投資先ファンド選び

ファンドを選ぶ際は以下のポイントを確認しておきましょう。

  • 期待できる利回り
  • 運用期間
  • 融資先の返済見込み
  • 担保の内容
  • 透明性

(3)万が一のためのリスク回避対策

ソーシャルレンディングは、元本が保証されている金融商品ではないため、リスク対策を取っておくことが重要です。

経営破綻や、貸し倒れリスクの被害をできるだけ小さくするために、分散投資を行っておくことをおすすめします。

最低でも、ソーシャルレンディング業者の投資家登録を2~3社で行い、10~15ファンドを目安に分散投資を行っておくとよいでしょう。

5、ソーシャルレンディングサービスおすすめ5選

本章では、当メディア・『不動産投資の教科書』編集部がおすすめするソーシャルレンディングサービス5選をご紹介します。

  • Funds
  • クラウドバンク
  • Bankers
  • OwnersBook
  • CAMPFIRE Owners
  • COZUCHI

(1)Funds

Funds(ファンズ)は、2019年にスタートした国内初の貸付ファンドのオンラインマーケットです。

一つの口座で複数の企業のファンドに分散投資することが可能です。

ファンド組成企業は、財務状況や事業の計画性、適格性などから厳しい審査を徹底しているため、危険な企業に投資してしまうリスクが極めて低いといえます。

予定利回りは1.5~6%と決して高くはありません。

しかし、従来の融資先が不透明なサービスと比べて、透明性が高く安心できるサービスでしょう。

すべてのファンドで【1円・4か月から】の投資可能で、手数料もかからないため、初心者でも気軽に始められます。

(2)クラウドバンク

クラウドバンクは、日本初の専業証券会社が運営するサービスです。

種類豊富なファンドがあり、ファンドへの応募金額は1400億円超を誇っています。

今までに一度も貸し倒れをしたことがなく、元本回収率は100%です。

資産保全対策もしっかり行われています。

実際に、ファンド代表者への厳しい審査や不動産などの担保設定、代表者は債務の連帯保証責任を負うことなどを実施しており、信頼性が高いです。

期待利回りは、7%で安定した資金回収が可能です。

【1万円・2か月】からの少額投資が可能なっており、投資初心者でも安心して始めることができるでしょう。

(3)Bankers(バンカーズ)

Bankers(バンカーズ)は、2020年に開始した比較的新しいソーシャルレンディングサービスです。

Bankers(バンカーズ)の前身会社は、45年以上もの歴史を持つ貸金企業です。

貸金業のノウハウを活かしたソーシャルレンディング運用を期待できます。

予定利回りはおよそ2.5~4.5%に設定されています。

Bankers(バンカーズ)は融資先の詳細を公開しており、信頼性は高いでしょう。

【1万円】からの少額投資も可能なため、初心者でも比較的安心して投資できます。

(4)OwnersBook(オーナーズブック)

OwnersBook(オーナーズブック)は、東証マザーズ上場企業100%子会社のロードスターインベストメンツ株式会社が運営しています。

OwnersBook(オーナーズブック)では、過去に何度か早期償還が行われています。

投資家にとっては、早期償還はデメリットといえます。

一方で、融資先の事業が成功し、しっかりした返済能力がある優良な融資先を確保しているということも読み取れます。

期待利回りは、3~5%と高くはありませんが、OwnersBook(オーナーズブック)の案件はすべて、担保不動産の設定により、資産の保全対策が取られています。

シニアローンとしての貸付や、エクイティ投資まで用意されており、各投資家のリスク許容度に応じて不動産の投資タイプを選択可能です。

(5)CAMPFIRE Owners

CAMPFIRE Ownersは、国内最大級の購入型クラウドファンディング「CAMPFIRE」の子会社が運営しています。

2019年に開始した比較的新しいソーシャルレンディングサービスです。

CAMPFIRE Ownersは社会貢献性の高い案件など様々なファンドに投資可能で、【1万円】から始められます。

(6)COZUCHI

COZUCHIは、ソーシャルレンディングではありませんが、ソーシャルレンディングと類似性の高い不動産投資型クラウドファンディングサービスです。

投資対象の不動産情報が公開されており、高い透明性を有しています。

「不動産投資型クラウドファンディング」について知りたい方は、詳しくは以下の記事をご参考ください。

株式投資型クラウドファンディングとは?仕組みやメリットを解説!

まとめ

今回は、ソーシャルレンディングについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

高金利が非常に魅力的な投資ですが、正しいソーシャルレンディング業者の選択や分散投資を行うなどしてリスク対策をとることが大切です。

日本のソーシャルレンディング業界は、まだまだ発展途上です。

将来的に情報開示の法規定が整備がされ、透明性が高まっていけば、投資業界においてメジャーな投資不法として拡大していくでしょう。

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  • 営業マンの言うことを鵜呑みにして失敗したくない
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