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  • 2019/1/15

7%を超える高利回り案件多数!話題のソーシャルレンディングの基本と具体的な投資法

ソーシャルレンディングに興味をお持ちですか?この超低金利時代に7%10%という高利回りが当たり前のようにあるのですから、その利回りの高さゆえに興味を持った方は多いと思います。

しかし、ソーシャルレンディングという言葉自体にそれほど歴史はなく、最近になって初めて聞いたという方も少なくないでしょう。

  • そもそもソーシャルレンディングってなに?
  • ソーシャルレンディングは本当に儲かるのか?
  • 利回りが高いということは、何か裏がある?
  • 本当に儲かるならぜひやってみたい!

ソーシャルレンディングという言葉は知っているがよく分からないという方がお持ちのイメージや疑問点、願望を整理すると上記のようになるのではないでしょうか。

超低金利時代に信じられないような高利回りが当たり前のようにあることは事実なので、このソーシャルレンディングに投資をお考えの方に必要な情報を網羅してみたいと思います。

メリット面はもちろんですが、デメリットやリスクについても十分知っておく必要があるので、それも含めて最後までお読みください。



目次

1、ソーシャルレンディングだと安全で高利回り?

ソーシャルレンディングの人気が高まり市場が急拡大しています。元本保証ではないものの比較的安全で、しかも高利回りであるとされていることが、人気の理由です。

最初に、ソーシャルレンディングが人気を集めている「魅力」についてお伝えしたいと思います。

(1)ソーシャルレンディングの規模が年々拡大中

ソーシャルレンディングは高い人気を集めており、市場規模も加速度的に拡大しています。

こちらは「クラウドポート」というソーシャルレンディングのポータルサイトが調べた、日本国内のソーシャルレンディング市場規模の推移です。

出典:https://www.crowdport.jp/news/3472/

2016年からの急成長ぶりもすごいですが、2014年からたった3年で10倍近くの規模になっていることも驚きです。これだけ人気を集めて市場規模が拡大しているのは、ソーシャルレンディングで資金を集める事業者、そこに出資する投資家それぞれにメリットがあるからです。

(2)年利7%以上の高利回り案件がゴロゴロ

長らく続く超低金利時代において、定期預金や個人向け国債などで運用をしても利息はわずかです。到底「運用」と呼べるレベルではありませんが、そんな時代においてソーシャルレンディングでは7%を超える高い利回りの案件がゴロゴロとあります。

先ほどの「クラウドポート」で紹介されている201812月現在で募集されているソーシャルレンディング案件を見てみると、ご覧のように利回りが低いものでも6.75%もあります。

出典:https://www.crowdport.jp/

同サイトには、他にも10%を超えるような案件も見受けられます。超低金利時代などどこ吹く風という高利回り案件の連続ですが、ソーシャルレンディングの世界ではこれくらいが相場なので、特に珍しいことではありません。

(3)マイナス金利時代にソーシャルレンディングはアリか

超低金利を通り越してマイナス金利時代となっている日本国内では、7%を超えるような高利回りで運用できる投資商品はそれほど多くありません。ソーシャルレンディングに人気が集まる最大の理由はそこですが、これだけ利回りが高いと「何かあるのでは?」と思ってしまう方もおられるでしょう。

「美しいバラにはトゲがある」という言葉もあることですし、ソーシャルレンディングがここまで高い利回りを出せる理由と、運用に伴うリスクについてもしっかり理解していただきたいと思います。

2、ソーシャルレンディングが分かる3つの基本

3つのポイントで、ソーシャルレンディングとは一体何かという疑問にお答えします。

(1)ソーシャルレンディングとは何か

ソーシャルレンディングとは、クラウドファンディングの一種です。クラウドファンディングとはクラウド(群衆)からファンディング(資金調達)をする仕組みのことで、個人が個人に対して出資をすることが可能になる新しい金融システムです。

クラウドファンディングの中には寄付型など見返りを前提としていないものもあるのですが、ソーシャルレンディングは最初から利息という見返りが前提になっている資金調達法で、投資家にとっては新しい投資の選択肢となっています。

(2)ソーシャルレンディングの規模が拡大している理由

ソーシャルレンディングは、事業者と出資者の両方にメリットがあります。

①事業者のメリット

担保がないなど銀行融資を受けられないような属性の企業や人、さらに事業内容であってもソーシャルレンディングであればある程度の利回りを提示すれば資金調達ができる。

また、既存の金融システムを使わないため中間マージンが少なく、低コスト。

②出資者のメリット

他の投資商品と比べてもソーシャルレンディングは総じて高利回り。出資者はお金を出して預けておくだけで高い利回りが見込めるため、投資初心者や忙しい人にとっても魅力的な投資商品となる。

このように双方にメリットがあるため、ソーシャルレンディング市場が急拡大をしているのです。

(3)ソーシャルレンディングは既存の金融システムを変える?

既存の金融システムは、銀行など金融機関が中心となっています。銀行が融資の判断をするため、銀行の基準を満たしていないと融資が受けられず、若いベンチャー起業家や斬新なアイディアを持っている人などの資金調達が難しかった側面があります。

しかし、ソーシャルレンディングであれば利回りの高さと事業の有望性を投資家に伝えることができれば、銀行とは違う判断基準で資金を集めることができます。すでに成功しているプロジェクトも多数あり、大企業の参入も相次いでいるので、既存の仕組みとは全く異なる金融システムが確立していくと思われます。

事業者、投資家それぞれにとって多様な選択肢がもたらされるのは、社会的なメリットだと思います。

3、ソーシャルレンディングのメリット

冒頭でも述べましたが、ここで改めてソーシャルレンディングのメリットを解説します。ここでは事業者だけでなく、投資家の目線で実感できるメリットを5つご紹介します。

(1)他の投資商品と比べて利回りが高い

多くの投資家がソーシャルレンディングに注目をしているのは、何といっても利回りが高いからです。7%台の案件が当たり前のようにあって、中には10%を超えるような利回りが提示されているものもあります。超低金利時代にあって、この数字が目を引くのは当然です。

投資の世界には「72の法則」といって、72を利回りで割ると元手が2倍になるまでの年数が分かるという便利な計算式の法則があります。

例えば、利回り7%のソーシャルレンディング案件をこの計算式に当てはめてみると、

72 ÷ 7 10.2857

上記の計算結果により、資産倍増まで10年ちょっとであることが分かります。

それでは、超低金利時代を象徴するような個人向け国債の利回りでも計算してみましょう。個人向け国債は利回りが0.05%なので、

72 ÷ 0.05 1,440

1,440年という、天文学的な計算結果になってしまいました。今から1,440年前というと、聖徳太子が活躍するより前の時代です。もちろん存在しないので非現実的ですが、その頃に個人向け国債を買っていないと資産が倍増しないということです。

(2)少額から投資できる

ソーシャルレンディングは資金調達を小口化したものなので、投資家に対して小額から投資ができるように工夫されています。多くのソーシャルレンディング案件では最低投資金額が1万円となっているため、「リスクは怖いがちょっとだけならやってみたい」という方も手軽に始めることができます。

(3)価格変動に振り回されない

株やFX、さらには投資信託など、これらはすべて価格変動がある投資商品です。価格変動があるということは差益(キャピタルゲイン)を狙うこともできるわけですが、ソーシャルレンディングは市場流通しているわけではないので価格変動がありません。

これはむしろ、利回りを稼いだのに元本が目減りしてしまうというリスクを回避できるので、投資初心者の方には安心材料だと思います。

(4)基本的に放置でOK

投資家がソーシャルレンディング案件に出資をしたら、後は何もすることがありません。事業者が集めたお金を使って事業をするので、投資家はその結果を待つだけです。

基本的に放置でOKというのは、忙しい人にも最適です。また、投資初心者にとっても任せっぱなしにできるので安心感があると思います。

(5)誰でも簡単に始められてメリットを享受できる

先ほど、ソーシャルレンディングには価格変動がないと述べました。これはつまり、投資上級者のように差益を狙っていくような投資スキルのない人であっても、上級者と同じ条件で投資ができるメリットになります。

上級者であっても、初心者であっても、ソーシャルレンディング投資での立場は同じなのです。

4、ソーシャルレンディングのデメリット(リスク)

ここでは、ソーシャルレンディングのデメリットやリスクに関する知識について解説します。高利回りであるだけに目を奪われてしまうと失敗の可能性が高くなるので、デメリットやリスクについてもしっかりと理解しておきましょう。

(1)貸し倒れや返済遅延のリスクがある

ソーシャルレンディングは元本保証ではなく、当然ながら預金保険による保証があるわけでもありません。資金を募っている事業者とて、その事業が成功することを100%保証できるわけではないので、返済遅延やひどい場合は貸し倒れになってしまうリスクがあります。

ソーシャルレンディングが登場した当初はあまり見られなかったのですが、市場規模が拡大するにつれて怪しげな案件や見通しの甘い案件が混ざるようになり、実際に返済遅延や貸し倒れになる案件が発生しています。

高利回りだからと調子に乗りすぎると、思わぬところで足元をすくわれてしまう恐れがあります。

(2)自由に現金化できない

ソーシャルレンディングは原則として、どの案件も一度投資をしたら満期になるまで途中解約など現金化することができません。このあたりは、自由に買えていつでも売れる投資信託やREITとの違いです。

つまり、その満期までに入用が発生する見込みが少しでもあるようなお金は、ソーシャルレンディング投資に回してはいけないということです。

(3)短期投資には不向き

ソーシャルレンディングは基本的に、中長期的なスパンでお金を増やしていく性格の投資商品です。短いもので6ヶ月、長いものだと満期が数年後になる案件もあるので、短期投資向きではありません。

そもそも株やFXと違って価格変動がないので、短期売買を繰り返してキャピタルゲインを狙っていくというものではないので、中長期的な視野で余剰資金を投資するようにしてください。

5、ソーシャルレンディングのリスクを管理する方法

高利回りであるものの返済遅延や貸し倒れがあり、満期まで現金化できないなどデメリットやリスクもあるのがソーシャルレンディングです。これらのデメリットを克服して、リスクを管理しながらソーシャルレンディング投資を成功に導く3つの方法論を解説します。

(1)分散投資

ソーシャルレンディング案件での貸し倒れや投資金の一部毀損が発生するリスクを管理するには、分散投資が効果的です。手持ちのお金をすべて1つのソーシャルレンディング案件に集中投資してしまうのではなく、複数の案件に分散させたり、もしくはソーシャルレンディング以外の投資商品にも分散させたりしておくのが効果的です。

これにより、ある1つのソーシャルレンディングで貸し倒れや毀損が発生しても損失はそのソーシャルレンディング案件の中だけに限定されます。他の投資案件でカバーすることができれば、分散投資をしておいて良かったという結果になります。

分散投資はソーシャルレンディングに限らず投資のリスク管理では基本中の基本なので、ぜひ実践するようにしてください。

(2)担保の有無、担保の価値をチェックする

不動産系のソーシャルレンディングであれば、投資対象の不動産物件が担保になります。万が一返済不能になった時には、その担保を売却して投資家に返済をする仕組みです。このことを踏まえて、不動産系ソーシャルレンディングへの投資を検討する場合には担保がちゃんと設定されているか、どれだけの価値があるかをチェックするのが良いでしょう。

ただし、この担保評価が実際に売却した時の価格と一致するとは限らず、担保物件を売却しても負債が残ってしまう可能性もあります。不動産系ソーシャルレンディングを展開している各社はこのあたりの問題を解消するために担保評価に第三者機関を入れるなどの対策を取っているので、健全化の方向に向かっているのは確かです。

(3)最初から高額の投資をしない

少額から始めることができるのも、ソーシャルレンディングのメリットです。せっかくなのでこのメリットをいかして、最初は少額からの投資をおすすめします。最悪の場合は貸し倒れになってしまっても顔面蒼白になってしまわないように、高くても10万円程度が良いのではないでしょうか。

まずは少額から始めてみてソーシャルレンディングの感覚をつかむことから始めることが大切だと思います。

6、ソーシャルレンディング投資を始める方法

最後に、実際にソーシャルレンディング投資を始める方法と、主要なソーシャルレンディングサービスをご紹介します。

(1)何に投資するのかを決める

ソーシャルレンディングには、「何に投資をするのか」によってさまざまな種類があります。投資商品として考えると基本的には不動産系がメインになりますが、それ以外にも新規事業や企業の資金調達、再生エネルギー事業など実にたくさんの種類があります。

「クラウドポート」という、ソーシャルレンディングを案件検索ができるサイトがあります。こちらで探すと便利なので、まずはどんなものあるかという興味本位で構いませんので、目を通してみてください。

【参考】ファンド検索(クラウドポート)

https://www.crowdport.jp/fund/list

基本線は不動産ですが、それ以外にも利回りの高い案件があるので、まずは「何に投資をするのか」を決めます。それによって取り扱っているソーシャルレンディング業者が異なってくるので、そのためにも最初に方向性を決めておきましょう。

(2)ソーシャルレンディング業者に口座を開設する

投資をしたい案件があったら、その案件を取り扱っているソーシャルレンディング業者に口座を開設します。

(3)主要ソーシャルレンディング業者7

すでに多くの実績を有しており、扱っている案件数の多いソーシャルレンディング業者を7つピックアップしました。

LCレンディング(不動産専門)

https://www.lclending.jp/

不動産系ソーシャルレンディングの草分け的存在。親会社はJASDAQに上場しており、経営基盤の健全性において信頼できる業者です。

②オーナーズブック(不動産専門)

https://www.ownersbook.jp/

不動産専門のソーシャルレンディング業者として実績多数。自社で東証マザーズ上場を果たしており、投資家からも人気の業者です。

LENDEX(不動産専門)

https://lendex.jp/

不動産系ソーシャルレンディング業者として、取り扱っている案件の担保価値を大手不動産会社に委託しており、透明性の高さが売りです。

SBIソーシャルレンディング

https://www.sbi-sociallending.jp/

大手金融グループの一角としてソーシャルレンディングに参入した業者です。総合力が強みであることもあり、成立ローン規模は業界2位という「大手」です。

⑤クラウドバンク

https://crowdbank.jp/

証券会社が運営するソーシャルレンディングとして高い知名度を誇ります。証券会社である強みをいかし、案件の種類がとても多彩です。

⑥クラウドクレジット(海外案件メイン)

https://crowdcredit.jp/

日本国内ではなく海外での案件を取り扱うことに特化。新興国で運用する案件が多いため、高利回りであることも魅力です。

⑦マネオ

https://www.maneo.jp/

取り扱い金額ベースで、日本国内最大手のソーシャルレンディング業者。最大手だけに案件数と実績は多いのですが、巨額の焦げ付き案件が出てしまい、それに伴う不正行為も発覚したため、20187月に業務改善命令を受けています。

(4)口座に入金し、希望の案件に投資をする

希望する案件を取り扱っているソーシャルレンディング業者で口座を開設したら、後は目的の案件に応募をするだけです。

満額成立となったら、その投資案件がスタートします。満額に届かなかった場合は一部だけでスタートする場合もありますが、不成立になる場合もあります。

案件成立となったら、後は満期になるのを待つだけです。

まとめ

高利回りであることから投資家からの関心も高く、人気が急上昇中のソーシャルレンディングについて、基本からメリットとデメリット、そして具体的な投資方法まで解説してきました。特にリスクを管理する方法も解説しているので、投資を始めるにあたってより現実味を感じられたのではないでしょうか。

「これならやれそうだ」と思ったら、後は行動あるのみです。ソーシャルレンディングはまだまだ成長すると思われるので、早くから参入をしているとより有利な立場での投資体験ができると思います。

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