不動産投資の中でも、新築区分マンション投資に興味をお持ちですか?
新築区分マンション投資には、「空室になりにくい」「融資の審査に通りやすい」「不具合や修繕などの心配がない」といったようにリスクの低い不動産投資ができるという魅力があります。
中古区分マンション投資と比べると利回りは低くなりますが、長期的な資産形成という意味では新築区分マンション投資が断然有利です。
そんな魅力的な不動産投資を始めるのにあたって、重要な鍵を握っているのが不動産投資会社です。不動産投資の成功には不動産投資会社が大きな役割を担っているため、物件選びと同じように不動産投資会社選びも重要です。
しかも新築区分マンション投資に参入するのであれば、やはりこの分野に強い不動産投資会社を探すべきです。そのためのノウハウと、「不動産投資の教科書」がオススメする不動産投資会社5社についてもご紹介していきます。
目次
1、こんな方にピッタリの、新築区分マンション投資
最初に、新築区分マンション投資で得られるメリットを3つのポイントでご紹介します。新築区分マンション投資では、こうした願いが実現します。
(1)空室リスクをとにかく低くして安定収益が欲しい
不動産投資は、所有する物件に入居者がいないことには収入も発生しません。そのため空室リスクは不動産投資の大敵となるわけですが、そのリスクを最も低くしたいのであれば、新築物件が最適です。
これは自分が賃貸物件を探す際の心理を思い起こすと分かることで、「新築」という響きには大きな魅力があります。まだ誰も入居したことがないので当然きれいですし、設備も新しいものが入っていると想像できるため、その段階で考えられる最も条件の良い物件ということになります。
こうした入居者心理によって新築物件には強い集客力があるため、空室リスクを低く抑えることができます。
不動産収入を安定化させるという目的だけを考えるのであれば、断然新築物件に軍配が上がります。
(2)長い目での資産形成と、老後の収入源を確保したい
新築区分マンションは資産としての価値が高く、資産形成効果があります。築後しばらくは「築浅物件」として高い集客力がありますし、現役世代のうちに購入した新築区分マンションが「築古物件」になるのは少なくとも10~20年後です。40代半ばで購入したとしても新築区分マンションであれば資産価値と集客力が老後になっても健在なので、資産形成と老後の収入源確保という不動産投資の目的を果たすための最短ルートと言えます。
(3)生命保険に入るくらいなら不動産投資!と思っている
不動産投資には生命保険効果があることをご存じでしょうか。保険に入る代わりに収益物件を購入して家賃収入が入る形を作っておくと、万が一その人が亡くなってしまったり働けなくなって無収入になったとしても不動産という資産が残り、そこからの不動産収入も続くため、保険や年金と同様の効果が得られるというわけです。
この生命保険効果を長期間にわたって得るためには、新築区分マンションが最適です。なぜなら集客力が高いことから家賃を高めに設定できるため、安定した収益が長く続くからです。
この記事では、そんな新築区分マンション投資を始めるために必要な情報を順に網羅していきます。
2、こんなにある、新築区分マンション投資にメリット6つ
冒頭で新築区分マンション投資のメリットを3つご紹介しましたが、メリットはそれだけではありません。「なぜ、新築なのか?」という疑問にお答えするためにも主要なメリットを6つに整理して解説します。
(1)新築マンションは人気が高く空室になりにくい
空室リスクの低さについては、冒頭で述べた通りです。空室リスクは不動産投資をしていく上で最も考慮すべきリスクなので、それが低いというのは新築区分マンションが持つ最大の強みと言って良いでしょう。
(2)人気の高さゆえに家賃相場も高めに設定できる
先ほどのメリットから派生したメリットとして考えられるのが、家賃設定においても家主有利であることです。人気が高い物件は家賃を低くしてまで集客をする必要がないので、強気の家賃設定でも入居者を獲得することができます。
もちろん新築区分マンションはその分価格も高いので差し引きすると家賃設定を高くするのは当たり前と言ったほうが良いかも知れませんが、キャッシュが多めに入るというのは何かとメリットが大きいでしょう。
(3)新築物件は融資の審査に通りやすい
不動産投資には少ない自己資金から始められるという特徴があります。購入物件を担保にして残りの資金をローンで調達すれば、実質的に他人のお金で資産運用をしていることになります。この投資効率の高さはレバレッジ効果と呼ばれるもので、不動産投資のメリットのひとつとして数えられています。
そうなると融資の審査に通らなければ何も始まりませんが、新築区分マンションは審査に通りやすいので、不動産投資を計画通りに前に進めることができます。
(4)新築なので設備が新しく、修繕やリフォーム不要
新品の家電製品は壊れにくく機能も豊富であることが魅力ですが、それは不動産物件にも言えます。特にマンション物件は便利な設備も集客力に大きく影響を及ぼすため、新築区分マンションはその条件をすべて満たしていると言えるでしょう。
中古区分マンションだと場合によっては修繕やリフォームが必要になることもあるかと思いますが、その費用を考慮しなくても済みます。
(5)瑕疵担保責任の保証が長い
少々難しい言葉ですが、購入したものに潜んでいる不具合が後になってから発覚した場合、売り手がその責任を負うことを瑕疵担保責任といいます。中古区分マンションは瑕疵担保責任が数ヶ月程度と非常に短いので、その期間を過ぎてから不具合が発覚しても対応を求めることはできません。
新築区分マンションは瑕疵担保責任の期間が10年と非常に長いため、何か見つかったとしても対応を求めることができるため安心です。
(6)仲介での購入ではないので仲介手数料不要
中古不動産には売主がいるため、不動産会社が販売しているものはほとんどが仲介物件です。不動産会社は売主に成り代わって買主を探し、取引成立となったら仲介手数料を得るというビジネスモデルになっています。
仲介手数料は物件の売買価格によって決まっており、3~5%です。400万円を超える取引だと3%とされており、おそらくほとんどのマンション物件取引は仲介手数料が3%になるものと思われます。
これに対し、新築区分マンションはディベロッパーが販売しているため、中間に不動産会社が介在しているわけではなく、仲介手数料は不要です。
(7)唯一のデメリットは、価格が高いこと
ここまで6つのメリットをご紹介してきましたが、それに対して新築区分マンションにある唯一のデメリットというと、やはり価格が高いことです。新築物件には新築プレミアムと呼ばれる価格の上乗せがあるため、その分を含めると割高に感じるのは否めません。
もちろん収益物件としての魅力はとても高いため、新築区分マンション投資では「物件価格は高いものの、それに見合う収益性がある物件かどうか」という視点が求められます。
3、新築区分マンション投資の成否は不動産投資会社選びにかかっている
新築、中古それぞれに共通することですが、不動産投資では不動産投資会社という「投資家のパートナー」となる存在がとても大きな意味を持ちます。物件選びから不動産経営まで幅広いノウハウを持っているので、不動産投資の成否は不動産投資会社の良し悪しにかかっていると言っても良いでしょう。
(1)不動産投資会社選びが重要な理由
不動産投資の成否が不動産投資会社の良し悪しにかかっているというのは、それだけ不動産投資会社の役割が大きいからです。その大きな役割を踏まえて、不動産投資会社選びが重要な理由を箇条書きにしてみました。
- プロの目線がないと投資の成功は難しい
- 不動産投資では業務が多岐にわたるため任せられる存在が必要
- 一般に出回っている情報だけでは成功できない
これを見ると不動産投資会社は投資家にとっての参謀であり、味方であり、お目付け役のような存在であることが分かります。
今から不動産投資に参入する方の大半は、専業投資家ではないはずです。サラリーマンや自営業など別の本業を持っているはずなので、不動産投資に関することばかりに時間を割くわけにはいきません。そんな時にも不動産投資会社の存在が意味を持ってくるので、「成功している不動産投資家のそばには必ず優秀な不動産投資会社がいる」と思っていただいて問題ありません。
(2)どんな不動産投資会社を選ぶべきか
それでは、成功する不動産投資のために活躍してくれる不動産投資会社としてどんな会社を選べば良いのでしょうか。その条件として5つのチェック項目を設けました。
1:自分に合った提案をしてくれる
誰に対しても良い不動産物件というのは、ありません。価値観や資金規模、投資の目的や要望など、投資家によって事情は千差万別です。それをしっかりと聞き取り、くみ取った上で最適な提案ができるかどうかは、不動産投資会社を見極める上で最も重要な第一関門です。
2:都合の悪いことやリスクも含めて情報提供してくれる
本当の友人とは、良いことだけではなく悪いことも指摘してくれるものです。不動産投資会社にもそれと同じことが言えるので、物件や投資計画のシミュレーションにおいて売りたいばかりに都合の良いことばかりを提案してくるのは良いパートナーとは思えません。
都合の悪いことやリスク要因などについてもしっかり説明してくれる会社こそ、長く付き合っていけるパートナーではないでしょうか。
3:今だけでなく将来の状況も考慮したシミュレーションである
不動産投資は、10年、20年という長いスパンで考える資産運用です。新築区分マンションは最初が最も条件の良いスタートとなり、それがやがて時間の経過とともに建物の劣化などが進み、条件が悪くなっていきます。
これは避けようがない不動産投資の絶対条件なので、それを踏まえて将来のことをしっかりシミュレーションしてくれるのが良い不動産投資会社と言えます。
さらに、物件そのものの未来だけでなく周辺環境や人口移動なども考慮に入れた計画であれば、より現実に即したものとなるでしょう。
4:物件選びから賃貸経営、管理まで総合的に任せられる
多くの投資家が副業として新築区分マンション投資に参入することを想定すると、物件購入時の手続きや入居者の募集活動、物件の管理などをできるだけ任せられることが望ましいです。忙しすぎて本業に支障をきたしているようだと何のための不動産投資か分からないので、総合的に任せられるサービスがあるかどうか、その実績がどうなのかが重要になります。
5:物件購入ありきで話をしてこない
これは②のところでも似たようなお話をしましたが、不動産投資会社の立場で考えると物件を売ってナンボ、管理を任せてもらってナンボの世界です。少しでも実績を増やしたいばかりに物件購入ありきの提案内容になりすぎているのは危険だと思います。
というのも、自分が住むのではなく投資向けの新築区分マンションです。収益がしっかりと上がって副収入や資産形成という目的を果たせないようでは投資するべきではありません
良い不動産投資会社は、場合によっては「買うべきではない」という選択肢も含めた提案をしてくれます。
(3)入居率は、不動産投資会社の「偏差値」
その不動産投資会社が手掛けている物件の入居率は、投資会社としての成績表であり、偏差値です。新築なので100%に近い数字になるのが普通だと思いますが、それが本当かどうかを営業担当者などに確認してみてください。
本当であれば、それを証明できるようなデータや資料を見せてくれるはずです。
(4)複数の不動産投資会社を幅広く比較検討してみよう
それほど高い買い物ではなくも、今は何でも比較検討をしてから決める時代です。それができるほどの情報がある時代でもあるので、特定の不動産投資会社だけでなく複数の会社を比較検討しましょう。
不動産情報サイトなどで問い合わせをすると不動産会社から必ずアプローチがあるので、複数の会社とやり取りをして決めるのが無難です。
新築区分マンションの場合は物件自体の瑕疵がほとんどないので、その意味での当たりはずれはないと思いますが、収益力や将来性といった中長期的な視野になると価値観や意見に違いが出てきます。
もしご自身で探してみてめぼしい会社がなかった、自分では選びかねるという方は、次章で「不動産投資の教科書」がオススメする不動産投資会社を5社ご紹介していますので、そちらも参考にしてください。
4、「不動産投資の教科書」オススメの不動産投資会社5選
「不動産投資の教科書」がオススメする、不動産投資会社5選です。いずれも確固たる価値観を持っていて、高い実績を有しています。
(1)プロパティエージェント
入居率が99.53%ということで、ほぼ全物件に入居者がついているという高い実績と、ローンを利用する際の提携金融機関数が業界トップであることが強みです。東証JASDAQにも上場を果たしており、企業としての安心感も抜群です。
http://www.propertyagent.co.jp/
(2)インヴァランス
初めて新築区分マンション投資をする方に向けてそのメリットやポイントをしっかりと解説し、情報を発信している会社です。主に女性をターゲットにしていることも特徴で、年収400万円クラスの方がいかにしてマンション投資家になっていくかという道筋を提案してくれます。
セミナーレポート(不動産投資の教科書)
https://fudousan-kyokasho.com/invalans-co-ltd-real-estate-investment-seminar-5388
(3)グローバル・リンク・マネジメント
既存顧客からの紹介率、リピート率が約85%という、圧倒的な顧客満足度が売りの不動産投資会社です。つまりこのグローバル社で不動産投資を始めた人の多くが2件目、3件目に進出しているということで投資の成功率が高いことがうかがい知れます。
不動産投資セミナー案内
http://www.global-link-m.com/?_ga=2.4863408.261524610.1541670710-443242972.1541670710
(4)アセットリード
不動産関係の幅広い事業を展開するグループ企業です。総合力の高さゆえに多方面からの提案が可能で、物件の管理などもすべて任せることができます。かなり本格的な内容のセミナーも開催しており、投資家のへの啓蒙活動にも積極的です。
セミナー情報
https://assetlead.co.jp/seminar/2018/?post_type=seminar
(5)シーラ
東京の都心エリアに特化した新築マンション開発および販売、そして投資サポートを行っています。特筆なのはその高い入居率で、2,000戸の管理物件で入力率100%を達成したという実力派です。
対談記事(不動産投資の教科書)
https://fudousan-kyokasho.com/syla-investment-seminar-16125
まとめ
新築マンション投資と不動産投資会社の関係について、その役割や会社選びの重要性などについて解説してきました。最後までお読みいただいた方は、その重要性を強く認識されたことと思います。それと同時に「良い不動産投資会社さえ見つければ成功したようなものだ」とお感じになったのではないでしょうか?
さすがに100%とは言い切れませんが、それは正解だと思います。良い不動産投資会社との出会いを果たして、豊かな人生と安心の老後を手に入れてみませんか?