• 資産運用
  • 2021/3/4 (更新日:)

20代こそ投資の始め時!20代からの資産運用が圧倒的有利なワケとは?

人生100年時代」「老後2000万円問題などのワードを耳にすることが増えた昨今、20代の若者の間でも投資についての関心が高まっています。

しかし、「元手資金の少ない20代でも投資は可能なのか?」、「20代から始められる投資はどのようなものがあるのか?」などの疑問をお持ちの方も多いことでしょう。

この記事では、20代のうちから投資を始めることの強みや少額から始められる投資方法を紹介します。

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1、20代からの投資が有利な理由

資産運用の成果を決める要素はいくつかありますが、20代から投資を始めるうえで有利に働く要素として「運用期間の長さ」が挙げられます。運用期間が資産運用にどのようなメリットをもたらすのか、具体的に見ていきましょう。

(1)複利効果が得られる

投資で得た利益をその都度受け取るという手もありますが、20代から投資を始めるのであれば、ぜひとも活用すべきなのが「複利効果」です。

複利効果とは、投資で得た利益を元本に追加投資することで、受け取れる利益が継続的に増えていく効果のことです。複利効果は投資期間が長くなるほどその効果を発揮するので、20代から始める投資と相性がいいと言えます。

(2)たくさん経験を積める

投資の成功には知識と経験が欠かせません。投資は相場の変動を利用して利益を上げるものなので、多くの経験を積むことでより安定的かつ効率的な資産運用が可能になるでしょう。

20代から投資を始めることで得られた知識・経験のストックは、自分にとって他のどんなものよりも重要な資産になるのです。

かといって「挑戦が大事!失敗をどんどんしろ!」というわけではありません。上手に賢く運用しなければ、投資の失敗が与える影響は大きいでしょう。

本記事では、上手に運用する方法を丁寧に解説しているので続けてご覧ください。

(3)自由な時間・リスクを比較的多くとれる

20代は自分のために使える時間・とれるリスクが比較的多い時期と捉えることができます。30代・40代になり家庭を持つことになれば自由な時間やリスクをとることが比較的困難になるでしょう。

20代ではたとえ投資に失敗しても資産形成や自分の生活に与える影響は小さいので、ややハイリスクな投資商品に挑戦することもできます。

しかし、ハイリスク投資をするには気をつけるべきポイントもあるので、詳しくは次章をご覧ください。

2、20代で投資をする際に気を付けたいポイント

20代からの投資は「圧倒的な運用期間の長さ」という利点を持つ一方、注意すべき点もいくつかあります。以下で押さえるべきポイントを解説します。

(1)投資を始める目的をはっきり決める

投資方法には様々な選択肢がありリスク・リターンも異なるので、投資方法を選ぶ際には自分に合った投資方法を選択する必要があります。そこで重要になるのが、「投資目的」です。

定年後の生活を豊かにするための資産形成」が目的であれば、ハイリスク・ハイリターンの投資方法は向きません。長期にわたって資産運用していくことになるので、分散投資・積立投資に向いている投資方法を選ぶといでしょう。

投資を通じて経済を学ぶこと」が目的であれば、生活費などを確保したうえで余裕資金をリスク資産に運用してみてもよいかもしれません。それがきっかけで日頃から経済に関心を持つようになれば、投資の利益以上に得られるものがあるでしょう。

投資目的を先に決めてから投資方法を決めることで、より効率的な資産運用が可能になるのです。

(2)投資商品について自分で勉強する

直感だけで投資するのは危険な行為です。リターンだけで投資商品を選ぶのではなく、その背景にあるリスクもきちんと見極めましょう。

投資商品を購入する際は情報収集が欠かせません。株や投資信託は手軽に投資することができますが、株であれば会社の事業や業績について、投資信託であれば投資先の構成についてそれぞれ自分で調べてから投資しましょう。

また、購入して終わりではなく、日頃からニュースなどをチェックして経済動向に関心を持つことも大切です。

(3)余ったお金で投資する

投資には元本保証がありません。したがって、収入からある程度の生活費や手元においておくべきお金を差し引いた残りを投資にまわすべきです。もしそれらが確保できていないのであれば、慌てて投資を始めるのではなく、生活の基盤づくりを優先し貯金にまわしましょう。

資産形成のための投資は多少なりともリスクを伴うので、たとえ損失が出ても現在の生活に影響を与えない「余裕資金」で投資を始めるのが賢明です。

3、20代でも始められる3つの少額投資方法

20代から投資を始めるうえでハードルとなりえるのは「元手資金」ではないでしょうか?

今回紹介する投資方法は1万円ほどの少額で手軽に始めることができ、将来の資産形成にも向いています。それでは以下で詳しく説明しましょう。

(1)株式投資

株式投資とは、企業が資金調達するために発行した株式を購入・保有・売却して利益を得る投資方法です。

得られる利益には、①株価が安い時に購入した株式を高くなった時に売却して得られる「値上がり益(キャピタルゲイン)」、②企業が順調に利益を出すことができた場合に、その一部が株主に還元される「配当金(インカムゲイン)」、③企業が株主に向けて自社の商品・サービスなどを優待品としてプレゼントする「株主優待」の3つがあります。

株式投資のメリットとしては、

  • 安定的に5%前後の利回りが期待でき、定期預金と比較して圧倒的に運用効率がいい
  • 投資先によっては5%以上の利回りを実現することも可能
  • 単元未満株であれば数百円から投資でき、手軽に始められる

などが挙げられ、デメリットとしては、

  • 元本を割る可能性がある
  • 情報収集が欠かせないので労力・時間を必要とする

などが挙げられます。

株式投資についての詳細は、「「株の配当収入生活」の現実味は?配当重視の株式投資を始める4つの手順」で解説しています。こちらも合わせてご覧ください。

(2)投資信託

投資信託とは、運用のプロである「ファンドマネージャー」に資金を預けて資産運用を任せる投資方法です。ファンドマネージャーは様々な投資家から預かった資金を元手に、株式や債券、不動産などの金融資産に分散投資します。

投資信託に投資すれば、ファンドマネージャーが資産運用で出した利益から、ファンドマネージャーへの信託報酬を差し引いたものを配当金として受け取ることができます。

投資信託のメリットとしては、

  • 安定的に5%前後の利回りが期待でき、定期預金と比較して圧倒的に運用効率がいい
  • 少額でも株や債券、不動産に分散投資ができる
  • 知識がなくても投資を始められる

などが挙げられ、デメリットとしては、

  • 元本を割る可能性がある
  • 自分で投資先を選んで運用するわけではないので、知識が身に付かない
  • コスト(信託報酬)がかかる

などが挙げられます。

投資信託の仕組みや始め方について「投資信託とは?初心者が失敗しないために事前におさえておきたい6つのこと」で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

(3)REIT(不動産投資信託)

REIT(不動産投資信託)とは、不動産に特化した投資信託のことです。投資家は資金を預け不動産投資のプロが運用し、出た利益を配当金として受け取ります。

REIT(不動産投資信託)のメリットとしては、

  • 安定的に4%前後の利回りが期待でき、定期預金と比較して圧倒的に運用効率がいい
  • 実物不動産よりも容易に分散投資ができる(少額で分散投資が可能)
  • 実物不動産は現金化に手間がかかるが、REITであれば証券市場で自由に売買できる

などが挙げられ、デメリットとしては、

  • 元本を割る可能性がある
  • 台風や地震などの災害リスクがある

などが挙げられます。

REITを資金10万円以下から始められる方法を紹介した記事があります。詳しくは「不動産投資信託(REIT)で始める、資金10万円以下からの本格的な資産形成」をご覧ください。

(4)番外編:不動産投資

少額で手軽に始められる投資方法について3つほどご紹介しましたが、20代から始めることで大きなメリットを受けられる投資方法をもう1つご紹介します。

不動産投資はある程度の借り入れが必要ではあるものの、安定した収益が期待できます。近年の低金利の追い風を受け20代でも始めやすくなっていましたが、少しずつ融資がおりにくくなってきており、今が最後のチャンスとなるかもしれません。

不動産投資についての詳細は「20代が不動産投資をする4つのメリットと4つの注意点」で解説していますので合わせてご覧ください。

4、節税制度を活用して賢く投資しよう

資産形成を考えるうえでぜひ活用したいのが、

  • NISA
  • つみたてNISA
  • iDeCo

という3つの節税制度です。これらを活用することで、投資利益に対する税金を抑えることができます。以下それらの制度について簡単に解説します。

(1)NISA

NISAは正式には「少額投資非課税制度」といい、投資で得た利益に対して20.315%の税金がかかるところを一定期間非課税で受け取ることができます。

非課税で受け取るとはどういうことでしょうか?ここでは投資で100万円の利益が出たとして説明しましょう。

通常、10万円の利益が出た場合約2万円課税しなければならないため、受け取れるのは約8万円となります。しかし、NISAを活用すれば非課税となり10万円全額受け取ることが可能です。

NISAを利用するには、銀行や証券口座などでNISA口座を開設する必要があり、その口座から投資し利益が出た場合、非課税で受け取ることができます。株式や投資信託、REITのほとんどが投資対象となります。

口座は日本在住の20歳以上の方であれば開設できますが、開設できるのは1人1口座のみです。また、つみたてNISAと併用することはできない点には注意しなければなりません。

また、現行のNISAの非課税期間は5年間、投資できる額は年間120万円と定められています。つまり、投資元本の上限は600万円となります。年間120万円まで投資できるので、NISAはある程度まとまった資金で投資する方に向いていると言えるでしょう。

NISAを賢く活用する方法については「NISA(ニーサ)とは?賢く活用するために事前に知っておきたいメリットとデメリット」で解説しています。投資を検討している方は必見です。

(2)つみたてNISA

仕組み自体はNISAと同じですが異なる部分もいくつかあります。

つみたてNISA長期間での積立投資を前提としているため、投資対象の数についてはNISAに比べ制限されており、厳選されたラインナップになっています。

つみたてNISAの非課税期間は20年間、年間積立可能額は40万円なので、投資元本の上限は800万円となります。1年間に投資できる額が年間40万円であることから、つみたてNISAはサラリーマンの資産運用に向いていると言えるでしょう。

なお、NISAと併用することができない点には注意してください。

(3)iDeCo

iDeCoは正式には「個人型確定拠出年金」といい、毎月一定金額を積み立て、投資信託、定期預金、保険などの金融商品で自ら運用し、60歳以降に年金または一時金として受け取ります。

積み立てる時・利益が出た時・受け取る時に節税できることがiDeCoの最大のメリットです。これにより、複利効果を高められるので最終的に受け取れる金額も大きくなります。

原則として日本在住で20歳以上60歳未満かつ公的年金に加入している人であればiDeCoに加入できます。金融機関にて専用口座を開設することで月額5,000円から積立投資を始められますが、積み立てたお金は60歳まで引き出せないので注意しましょう。

iDeCoの活用方法を詳しく説明した記事があります。「iDeCo(イデコ)のメリットを活用!30歳が定年前に1300万円貯める方法」も合わせてご覧ください。

まとめ

20代からの投資は運用期間の長さが大きな魅力です。より早くから資産形成を始めることで老後生活を豊かなものにすることができます。

また、「20代は元手資金の面で不利である」というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、少額から始められる投資方法や少額投資家に有利な節税制度もあります。これらを利用すればだれでも手軽に資産運用が始めることが可能です。

いち早く行動し20代から資産形成を始めてみてはいかがでしょうか?

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