• FX, 資産運用
  • 2019/10/16

FX口座選びのオススメ5大ポイントと「考慮しなくていい」4大ポイントとは?

これからFXを始めようと思っている方が最初にするべきことは、「口座を開設するFX会社選び」です。

すでにお気づきかと思いますが、日本国内だけでもFX会社はたくさんありますし、それぞれの特徴も異なるため、FX会社選びが今後のFXの投資成績にも大きく影響を及ぼします。

そんな大それた選択を初心者、未経験者のうちにしなければならないのは、大変なことに感じるかもしれません。

そこでこの記事では、初心者の方がこれからFXを始めるのにあたって口座を開設するべき、オススメのFX会社の選び方を伝授したいと思います。

先入観ができてしまうといけないので筆者自身が使っているFX会社の実名は最後にご紹介しますので、まずはそれを見てしまう前にフラットな目線でFX会社を選ぶポイントを理解していただければと思います。

1、FXで勝つためには口座選びが重要である理由

まだFXをやったことがない方にとって、FXの口座は未知の世界です。それだけにどこも同じと思ってしまいがちですが、そんなことはありません。口座選びの結果がFXで勝てるかどうかにも大きく影響するので、まずはFXの口座選びが重要である理由からお話を始めましょう。

(1)FXで勝てるかどうかは口座次第

FX投資家にとって、口座は商売道具です。より良い仕事をするために職人さんは道具選びにこだわりますが、それは自分の欲しい能力を備えている道具でないと自分の仕事が100%のパフォーマンスにならないからです。

少々例えは極端ですが、FXにもこれと全く同じことが言えます。自分が使いたいチャート機能があるか、それは見やすい・使いやすいか、自分の使いたい注文方法があるか、自分が取引したい通貨があるか・・・といったように、口座選びのポイントは無数にあります。

メジャーなFX会社であればたいていのものは揃っていますが、先ほどの職人さんの話のように、どれか1つでも欠けていたら100%の投資活動ができません。それゆえに投資成績が伸びないこともあるでしょうし、「何か違う」と思いながらだと投資成績が伸びないことを口座のせいにしてしまうかもしれません。

FXの口座選びは、少しでも完璧に近づけること、自分でそれを実感できることが重要なのです。

 

(2)それなのに多くの初心者が口座選びで失敗している

FXの口座選びの重要性をくどいほどお伝えしましたが、それでも現実にはFXの口座選びで失敗してしまった人はたくさんいます。

まだ何が良いのか分からない状態で「オススメのFX口座」と言われたことを鵜呑みにしてしまったり、スプレッドの狭さやスワップポイントの多さなどに魅力を感じて口座を開設したものの、自分が思っていたようなものではなかった・・・という具合です。

あまり目先の魅力や、自分ではよく分からない「オススメ」に惑わされるのは良くないと思います。

(3)口座によっては思わぬトラブルに発展することも

これはオススメのFX口座云々という以前の問題ですが、海外の怪しげなFX会社に口座を開設してトレードをしてしまうと、日本国内では考えられないようなトラブルに遭ってしまうことがあります。

筆者が実際に見たことがあるのは、入金やトレードは普通にできるものの、出金することができない海外のFX口座です。口座開設時に破格のキャッシュバックなどを謳って顧客を募るものの、そのキャッシュバックも含めて顧客にお金を返さない業者が実際にありました。

今ではほとんどなくなりましたが、その他にもFX会社の倒産など、口座選びを間違えると最悪はこのレベルのリスクまでありうるということを認識しておいてください。

2、筆者がオススメするFX口座選びの5大ポイント

ここでは、FX口座選びにおいてオススメする5つのポイントを解説します。この5大ポイントをチェックリストのように活用していただくと、自ずと優秀な口座に絞り込まれていくと思います。

(1)自分に必要なものが揃っているか

先ほども述べたように、投資家にとってFX口座はツール(道具)です。そのツールを使ってお金を増やすという目的を達成するのですから、そのために必要なものが揃っていることは絶対条件です。

テクニカル分析に必要なチャート機能やトレードしたい通貨ペアなどがちゃんとあるかは必ずチェックしましょう。こうした情報は公式サイトにしっかり記載されているので、今すぐにチェックすることができます。

投資家の中にはスワップトレードといって、高金利通貨を中心に長期保有する人がいます。そんな人にとっては該当の高金利通貨を取り扱っているかが重要になります。如何せん高金利通貨は新興国の通貨が多いので、FX会社によっては取り扱いがないこともあるのです。

また、自動売買やリピート系の注文などについてもFX会社によってラインナップが大きく異なるので、こういった機能を使いたい方も、それらが揃っているかをチェックしておくべきでしょう。

(2)初心者は最小取引単位に注目

初心者の方は最初から大きな取引をするべきではないので、最小取引単位が1,000通貨単位からOKというFX会社を選ぶのが無難だと思います。SBI FXトレードだけは1通貨単位から売買が可能なので、より細かい単位でトレードの経験を積んでいきたいという方はSBI FXトレードが最有力な選択肢になります。

(3)FX会社の信頼性

FX口座は投資家にとってのツールですが、それと同時に大切なお金を保管する財布でもあります。今ではほとんどなくなりましたが、以前は財務基盤が脆弱なFX会社が倒産してしまい、投資家にお金がほとんど戻ってこないといった事例もありました。最初から倒産を偽装してお金を持ち逃げするつもりで設立された「自称FX会社」のような悪質な事例もあったようなので、FX会社の信頼性は重要だと思います。

会社自体の信頼性については、現在営業している国内のメジャーな会社についてはあまり問題ないと思います。

さらに安全を期するのであれば、信託保全といってFX会社とは別のところで資金を管理するスキームを持っているところだと、万が一倒産したとしても投資家のお金は守られます。

(4)最新ニュース、プロの分析などの充実

FX会社同士はサービスを競い合っているので、その一環として最新ニュースの配信や、提携しているプロのトレーダーやアナリストなどがレポートを提供するといったコンテンツを充実させています。

とりわけFX初心者の中にはこうした専門家の意見を参考にしている人が多いので、顧客向けの情報提供に熱心なFX会社かどうかというのもひとつの判断ポイントです。

(5)自分のトレードスタイルに合致していること

今後FXを始めるにあたって、どんなトレードスタイルを希望しているかを考えてみてください。

デイトレードやスキャルピングのように短期売買を繰り返す人にとってはスプレッドといって実質的な手数料が少ないほど良いですし(ドル円0.3銭が目安)、スワップトレードをお考えの方は、特定の高金利通貨のスワップポイントが高いほうが良いということになります。

どんなトレードスタイルになるかは始めてみないと分からない部分が多々あると思いますが、ひとまず口座選びの段階で「今考えていること」に合致しているかどうかを基準に選んでください。

3、逆にあまり考慮しなくても良い4つのポイント

先ほどはFX口座選びで失敗しないためのポイントを5つご紹介しました。ここではその逆に、実はあまり考慮する必要がないポイントを解説したいと思います。あまりこういった視点でポイントを挙げている解説はないと思いますので、ぜひ参考にしてください。

(1)コールセンター、ヘルプデスクなど

FX初心者が操作やトレードなどで困った時に、強い味方としてコールセンターやヘルプデスクを用意していることがあります。実はこれは、あまり重視しなくても問題ありません。なぜなら、FXを始めたばかりの時であればともかく、少し慣れただけでこうしたサービスは必要なくなるからです。

また実際問題としてこうしたコールセンターのサービスがあるといっても、電話をするとなかなか繋がらなかったり、電話口に出たのが外国人で日本語があまり通じなかったりと、事実上あまり機能していないことも多いのです。

少々厳しい言い方になりますが、こうしたサービスを利用する前提でFXを始めようと思うのは不勉強であり、失敗する可能性が高いと思います。

(2)口座開設の各種キャンペーン

顧客数を増やすために、FX会社の多くは口座開設キャンペーンを行っています。よくあるのは口座開設をして一定量以上のトレードをしたら、現金をキャッシュバックしますというものです。

口座開設をしてトレードをするだけでお金がもらえるのは魅力的だと思いがちですが、キャンペーンありきで口座選びをするのはオススメしません。

キャンペーンの中にはトレード時に負担したスプレッド分を返しているだけのものもあるため、それだと投資家は何も儲かっていません。

キャンペーンにばかり目を奪われてしまうと、こうした数字のマジックに惑わされてしまう恐れがあります。

(3)スマホアプリ

今どきのFX会社は、そのほとんどがスマホ用のアプリを提供しています。アプリを使うことが多いかもしれないのでアプリの性能で選ぼう・・・という方は多いかもしれませんが、最初からスマホメインでFXをやるつもりなのであればともかく、おそらくほとんどの方はまずパソコン環境で始めると思いますので、スマホアプリの良し悪しを判断材料にするのもオススメしていません。

あくまでも筆者の感覚ですが、スマホアプリの良し悪しとFX会社の優劣は必ずしも一致していない気がするので、アプリありきで選ぶと本質からズレてしまう可能性もあります。

(4)FX以外の取引商品

FX専業の会社であれば関係ありませんが、FX会社の中には先物取引や株など、他の投資商品を取り扱っていた会社がFXにも参入してきたというケースがあります。そういった会社は自社の売りとして、株やCFDなどの取引もできることをアピールしていますが、これもあまりオススメしません。

そもそもFXを始めたいと思っている人に他の投資商品を勧めても考え方がブレるだけですし、もし本当にそういった別の投資に進出したいのであれば、それを専業にしている会社に別途口座を作るべきです。

特定の会社だけに資金を集中させるよりもリスク分散になりますし、やはりそれぞれの分野の専業会社のほうが力の入れ方が違うというものです。

4、筆者が実際に利用しているオススメのFX口座3選

最後に、筆者が実際に使っているFX口座をオススメ3選としてご紹介します。これまでにもさまざまな口座を使ってきた結果、この3つが今も「現役」なので、オススメ度はかなり高いと思います。

(1)SBI FXトレード

最小取引単位が1通貨から可能という、ユニークな仕組みを持っているFX口座です。そのため取引単位を1,000通貨単位よりも細かく設定できます。ドルコスト平均法で定額積立をしたことがあるのですが、その時にこの1通貨単位という細かい設定ができることが威力を発揮しました。

個人的な好みもありますが、チャート機能がとても見やすく、充実しているのもメイン使いにしている理由です。本業が金融グループということもあってシステムの安定性にも定評があり、スリッページがあまり発生しないのもオススメできるポイントです。

時折こちらの目標レートよりも有利なレートで約定することもあるので、こういう優位性が積み重なると大きな差になってくるのではないかと思います。

(2)外為どっとコム

FX業界の最古参ともいえるほどの老舗であり、会社としての安定感は群を抜いています。高金利通貨の上乗せキャンペーンがあるので、そのキャンペーン対象時期だけスワップトレードをするのにも役立っています。

また、同社は専門家によるコンテンツ配信にとても力を入れています。著名なFXトレーダーが登場するコラムは人気が高く、内容にも定評があります。

(3)みんなのFX

トレイダーズ証券という証券会社が運営しているFX取引サービスが、「みんなのFX」です。最大の特徴はなんといっても「業界最高水準(同社広告による)」のスワップポイントです。高金利通貨の長期保有でスワップを貯めたい場合には迷わず選ぶべき選択肢です。同社自身が業界最高水準といっているように、筆者もおそらくこの「みんなのFX」が最高水準だと思います。

新興国通貨の中ではメキシコペソ円の取り扱いがあるので、このトレードをしたい時にも役立つ口座です。

まとめ

FXを始めたいけれど、オススメの口座はどれ?という疑問をお持ちの方に必要な情報を順に網羅してきました。いかがですか?「この口座にしよう」という意中の口座を見つけることはできましたでしょうか?ここでは筆者自身が使っているオススメのFX口座をご紹介しましたが、これはあくまでも筆者自身の使い方に合致しているからオススメと言っているだけで、その捉え方は人それぞれです。

この記事の情報を活用して、できるだけご自身主導で意中の口座を見つけてくださいね!