賃貸に住んでいる方、この家賃がなければ…と考えたことはありませんか?住むためには仕方ないことですが、損している気持ちで支払うのは辛いことだと思います。
それなら、賃貸ではなくマンションの部屋を購入しませんか?
購入なら、部屋を借りるための支払いの「消費」ではなく将来に対する「投資」に変えることができます。
そこでマンションの部屋を購入するために必要な資金や注意点、どのようなメリットがあるのかなど紹介していきます!
目次
1、若くてもマンションの部屋は購入できる
マンションの購入は収入があまりないと難しいと感じていると思います。しかし、そんな方でもマンションを購入できる可能性は低くありません!
(1)年収100~150万円程度でも可能
まず資金面です。不安な方もたくさんいらっしゃると思いますが、ローンを組むという前提で考えます。
実際金融機関によって異なりますが、年収が100~150万円程度でもローンを組むことができます。
なぜなら、ローンを組むために必要なのは資金ではなく、継続的な返済能力だからです。
(2)ローンの仕組み
ローンを組むために重要なのは資金ではなく「継続的な返済能力」
継続的な返済能力とは、
- 勤務形態 勤め先、勤続年数
- 収に対する返済比率
などのことから判断され、勤務形態は正社員、勤め先は大手企業が主に有利になります。
次に一般企業の正社員になります。
会社経営者は審査において不利になることが多いですが、勤続年数が3年以上だと有利です。
また、年収に対する返済比率は収入のおよそ30%以下に抑えられていれば問題ありません。
(3)マンションは中古になると価格がすぐ下がる
マンションの価値は誰かが購入、入居した時点で20~30%ほど下がります。
マンション自体の価値は下がってしまいますが、その分条件のいいマンションが安価で購入できる場合もあるということです。
2、マンションの部屋を購入するメリット
(1)毎月の支払いが投資になる
賃貸と違って月々の支払いが部屋を購入するための「投資」になります。
マンションの部屋は戸建てとは違い安価なので、30年ほどで完済することもでき、完済後は売ったり貸したりと活用は自由です。
つまりは投資と考えることができます。
(2)リフォーム・リノベーション自由
賃貸と違い、部屋を購入し自分のものとできるので、好きなようにリフォーム・リノベーションすることが可能です。
生活していてライフスタイルが変わっていくのに対応できるため、賃貸よりも長く住めるのはメリットになります。
(3)資産形成になる
無理のない返済ができるため、老後のための資産形成が楽になります。
また、完済後は人に貸したり誰かに売却したりできるので、賃貸で暮らし続けるより安心して生活することができるでしょう。
(4)生命保険の代わりになる
住宅ローンを組む際には団体信用生命保険に加入することになります。
この保険は生命保険の一種で死亡保障の部分にあたり、住宅ローン契約時にしか加入できないため若いうちに入っている人は少ないです。
団体信用生命保険に入り、他に加入している保険を見直して家計の削減ができます。
(5)返済期間を長く組める
20代からであれば、30年返済を利用しても50代で完済することができ、その後は老後の資産形成に専念することができます。
また、年収が少ないうちにローンを組むことで借入金額を抑え、毎月の返済の負担を軽くすることができます。
3、マンションの部屋を購入するデメリット
(1)ライフプランが不確定
結婚や転勤、移住しなければならない場面などがありますが、若いうちだとまだ不確定な状態です。このような不確定要素が多い部分に対応しづらいというデメリットがあります。
(2)利息負担が重くなる
ローンの返済期間が長い分利息も多くついてしまいます。
(3)借入可能額が低い
借入可能額が低い分、立地や状態、間取りの多いような人気のあるマンションは購入が難しく、購入できるマンションが限られてしまいます。
さらに賃貸として貸す時や売却時にも不利になる可能性もあり、資金をためてからのほうがいいかもしれません。
4、マンション購入の注意点
(1)ローン審査が通りにくい
金融機関の融資の条件として、勤続年数が3年以上というところは多数です。
他にも年収や企業によって判断されるため、ローンを組むことが難しくなります。
また、金融機関の選択肢も少なくなるため条件の比較ができなくなってしまいます。
(2)簡単に貸すことができない
ローン返済中の物件は人に貸すことができません。ローンは債務者が住むために利用するという原則に基づいた金融商品になるからです。
もし引っ越すことになったら貸そう、ということは不可能なので要注意です。
(3)資産性の高いマンションを選ぶ
マンションを売却することを考え、共用施設・バルコニー・角部屋・日当たり・広さ・間取りなどできるだけ条件の魅力的なマンションを選びましょう。
まとめ
若いうちからマンションを購入することは、ランニングコストとして支払っている現金を資産として残せることがメリットになります。
そして、ローンの完済後にはマンションをいつでも売却して現金化することができ、売却しなければ住居費を抑えつつ安心して老後を過ごすことができます。
しかしその一方でライフスタイルの変化には対応しづらくなってしまいます。
マンション購入をする際は、様々なことに注意してから購入しましょう。