• 不動産投資
  • 2019/3/1

30代から始める不動産投資【事例編 1】貯蓄をやめ運用にかじを切る

30代で独身の人であれば、資金にもある程度は余裕があり「資産運用でも少しやってみようかな」と考える人は多いと思います。その場合は、株式や投資信託から始めるケースが少なくないでしょう。一方で、不動産投資に興味を持つ人が多いのも事実です。

では、30代の人は、どのような不動産投資を行っているのでしょうか。私のセミナーに参加し、実際に不動産投資をした30代の人を例に、FPとしての分析も加えて解説していきます。(伊藤亮太・ファイナンシャルプランナー)

・【投資家の横顔】資産運用の疑問解消でセミナーに参加

今回紹介するAさんは30代の独身男性です。年収は500万円ほどで、生活もある程度の余裕が出てきたそうです。ただ、資産運用については、今まで貯蓄だけで「果たしてこのままでよいのか?」と疑問を持っていたといいます。「このまま貯蓄を継続すべきか、または何か運用を考えたほうがよいのか」。その答えを探すべくセミナーに参加しました。

・【投資の背景】ハイリスクな株式を避けて不動産を選ぶ

Aさんは、預貯金が1000万円近くありました。一方で、貯蓄をしてもほとんど増えない状況から「寝かせておくぐらいなら、少しでも増やせる運用をしたい」と考えていたそうです。しかし、「株式のようなハイリスクな金融商品には手を出したくない」とも思っていたといいます。そこで「ミドルリスク・ミドルリターン」といわれる不動産に興味を持ち、投資をすることにしたのです。

【物件選び】駅近物件に絞って収支がプラスに

では、Aさんはどんな物件に投資したのでしょうか。

彼は駅の近くで一人暮らし用(ワンルーム)の投資物件に的を絞り、東京の五反田駅から近い物件を購入しました。購入資金は、ある程度の預金があったので、自己資金として300万円を用意。あとは借り入れで賄いました。

価格は1980万円。築20年前後の物件ですが、駅からも近く賃貸ニーズは強い地域です。家賃は月額8.2万円に設定。借入金額は1680万円で、金利年が2%、借入期間は35年で不動産投資ローンを組みました。

毎月の返済額は5.5万円ほどです。諸経費を除いても月次収支はプラスで、年間収支も16.8万円の利益になりました。表面利回りは5%ですが、実質的な投資利回りは5.7%になり、Aさんの考え方に沿った満足のいく投資結果となったのです。

・【FPの分析・アドバイス】金利と売り時に注意する

私から見ると、Aさんはコツコツする投資に向いているといえました。実際、投資した物件は月次収支がプラスで、空室にならなければ安定的な収益を生み出せると期待できます。また、物件は、所在地が駅の近くなので、今後築年数が経過しても家賃の引き下げをせずに貸すことができそうです。

一方で、彼に注意してほしい点は「金利」と「売り時」です。

昨今の低金利であっても年2%の金利を継続して支払っていくのか、それとも繰り上げ返済をして金利の負担をなくしていくのか。今後の検討材料です。一方で、金利が上昇するまでは、このまま借り続け、金利上昇に備えて資金を蓄えておいて、いつでも返済できるようにしておくのもよいかもしれません。

売却については、売らずに継続して安定収益を得ていくのか、いずれ売却も検討していくのか。もし売却を視野に入れるのであれば、トータルで収益が多くなるような出口戦略を考える必要があります。さらに、物件は10年単位で見ると修繕などで、お金がかかります。そのため、不測の事態に備えた資金も準備しておくべきといえます。

・次のステップはバランスのよい資産運用

Aさんは初めての運用が不動産でした。現状では毎月コツコツ家賃を稼ぎ、収支がプラスです。そのお金はためておいて、繰り上げ返済か次への運用資金として確保しているといいます。

Aさんの次のステップは、地域を分けた不動産投資か、投資信託や外貨などバランスを考えた運用を検討することです。時間分散、地域分散、商品分散を考えながら、バランスよい資産構築を目指すべきでしょう。

【30代から始める不動産投資】事例シリーズ
【事例編 2】節税と安定収入を目指し不動産を選ぶ
【事例編 3】不動産で独立と不労所得を目指す

【40代から始める不動産投資】事例シリーズ
【事例編 1】老後資金の確保は貯蓄ではなく不動産で

【50代から始める不動産投資】事例シリーズ
【事例編 1】一人娘に実物資産を残したい!

【年代別の極意】シリーズ
30代から始める不動産投資
40代から始める不動産投資

50代から始める不動産投資

初心者が知っておくべき不動産投資のバイブル
(無料ダウンロード)

これは不動産投資初心者のあなたのための教科書です。不動産投資はとても高額な投資にもかかわらず、知識をしっかりと身につけないうちに手を出してしまう初心者の方がとても多いのです。私たちが頂くご相談は、「基礎的な知識が不足している」「不動産投資会社の選び方が分からない」などの原因で失敗したり、困ったりするケースの案件がほとんどです。

  • 不動産投資に興味があるけど、何から初めていいか分からない
  • 営業マンの言うことを鵜呑みにして失敗したくない
  • 専門用語や不動産投資の仕組みをよく理解し、判断をしていきたい
  • しっかりと基礎から学び、できる限りリスクを避けたい

こうした方々のために、不動産投資の手順を全てまとめました。投資に対する知識不足から不安になったり、間違った判断をしてしまわないために必要なことばかりです。初心者の方や、もう一度基礎からしっかり学びたい方はぜひダウンロードして読んでください。

老後に不安を感じるなら必読!
ゆとりある老後を過ごすために知っておくべき
資産運用の教科書

資産運用マニュアル無料プレゼント

「自由な老後を過ごしたい」

と考えているあなたが今のうちに知っておくべき資産運用の全てをまとめた教科書です。老後生活における月の最低予想生活費は「27万円」と言われています。 年金の支給に不安を感じる今だからこそ資産運用を実践的に学ぶ必要があるのです。

4つのポイントでわかりやすく解説

  • ・初心者でもわかる資産運用の全体像と基礎知識
  • ・資産運用の成功確率を高める目標の立て方
  • ・あなたに合った資産運用の種類を見分ける方法
  • ・資産運用を有利に進める為の4つの税制優遇制度の活用方法

この資料をダウンロードすることにより、資産運用の基礎的な知識がひとつひとつ身につけることができ、あなたに合った適切な判断のもとに実践的にスタートすることができるようになります。初めての資産運用だからこそ、ぜひ手にとって読んでみてください。