投資信託をNISA(ニーサ)で!最大限に活用するための6つのこと

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スクリーンショット 2016-08-28 14.07.25この記事お読みの方の中には、投資信託の運用を目的としてNISA(ニーサ)口座を利用することを検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

国は2014年1月から、個人投資家のために「NISA(ニーサ)」という税制優遇制度を導入しました。しかし、NISAという名前自体は知っていても、具体的な仕組み、利用する場合の要件などを把握していない方も少なくないでしょう。

また、投資信託の運用でNISA口座を最大限活用するには、NISA口座のメリットとデメリット、適している商品などを事前に知っておくことが重要です。

今回は、投資信託でNISA口座の利用を検討されている方が事前に知っておくべき内容をまとめました。具体的には以下の通りです。

  • そもそもNISA(ニーサ)とは?
  • そもそも投資信託とは?
  • NISA口座で投資信託を運用する場合のメリット
  • NISA口座で投資信託を運用する場合のデメリットと損失を最小限におさえる方法
  • NISA口座を最大限に活用するには?投資信託の商品の選び方
  • NISA口座で投資信託を始めるには?

ご参考になれば幸いです。

 

新築一棟投資法

 

 目次

1、そもそもNISA(ニーサ)とは?

2、そもそも投資信託とは?

3、NISA口座で投資信託を運用する場合のメリット

4、NISA口座で投資信託を運用する場合のデメリットと損失を最小限におさえる方法

5、NISA口座を最大限に活用するには?投資信託商品の選び方

6、NISA口座で投資信託の運用を始めるには?

1、そもそもNISA(ニーサ)とは?

NISAとは、2014年1月に国が個人投資家のために始めた「税制優遇制度」です。

投資して利益が出たら税金を支払わなければなりませんが、銀行などの金融機関でNISA口座を開設して、その口座で行われた投資が出た利益に対して一定の条件つきで非課税になります。

具体的な条件は以下の通りです。

  • 非課税枠最大「600万円」
  • 非課税期間最長「5年間」
  • 一人一口座
  • 口座開設期間「10年」
  • 非課税対象は「上場株式・投資信託から得られる譲渡益と配当金など」
  • 日本に住む「20歳以上」の方

など。NISA口座を利用した場合のイメージ図を添付しますので、参考にしてみてください。

スクリーンショット 2016-08-28 12.54.24

出典:政府広報オンライン

なお、NISAの仕組みやメリット・デメリットについて詳しくは「NISA(ニーサ)とは?賢く活用するために事前に知っておきたいメリットとデメリット」を参考にしてみてください。

2、そもそも投資信託とは?

投資信託とは、投資資金を資産運用のプロ(ファンドマネージャー)に預けて、様々な投資商品に分散して投資することです。

投資信託の仕組みとしては、大きく下記3つの会社より成り立っています。

  • 投資信託を販売する「販売会社」
  • 運用資金を運用する「運用会社」
  • 運用資金を管理する「管理会社」

投資信託について詳しくは「投資信託とは?初心者が失敗しないために事前におさえておきたい6つのこと」の記事をご参照下さい。

3、NISA口座で投資信託を運用する場合のメリット

続いて、NISA口座で投資信託を運用する場合のメリットをみてみましょう。

大きく以下の2つのメリットが挙げられます。

  • (1)少額から始められることから非課税枠を有効に活用することができる
  • (2)非課税枠を無駄せずにファンド内で複数の銘柄の割合を調整することができる

では、それぞれについてみてみましょう。

(1)少額から始められることから非課税枠を有効に活用することができる

1口の金額が大きい株式やREITなど少額で始めることが難しい投資商品と比較して、投資信託は、より少額の1万円前後から購入することができます。少額のため金額の調整がしやすいことから、NISA口座の非課税枠を最も有効に活用することができるといえるでしょう。

(2)非課税枠を無駄せずにファンド内で複数の銘柄の割合を調整することができる

一般的な投資する際に(投資信託以外の場合)、リスクを分散するため複数の銘柄をバランスよく持つことが一般的です。例えばその中の1つの銘柄が大幅に値上がりするとバランスが崩れてしまうため、値上がりした銘柄を売却して買い換えするなどしてバランスを調整したりします。

もし、NISA口座を利用して一般的な投資をした場合(投資信託以外の場合)、一度売却した枠は非課税枠を消費した扱いになるため、売却することによって非課税枠が減ってしまうことになります。

これに対してNISA口座を利用して投資信託をした場合、ファンドマネージャーは売却せずに銘柄の所有割合を調整することができるので、NISA口座の非課税枠を無駄にすることを回避できます。

つまり、NISA口座は、投資信託で利用してこそメリットが大きいのです。

少し分かりにくいので、下記イメージ図を参考にしてみてください。

スクリーンショット 2016-08-28 12.58.34

出典:SBI証券 

4、NISA口座で投資信託を運用する場合のデメリットと損失を最小限におさえる方法

続いて、NISAで投資信託を運用する場合のデメリットと損失を最小限におさえる方法についてみてみましょう。

(1)NISAで投資信託を運用する場合のデメリット

NISA口座で投資信託を運用する場合(下記「一般口座(A)NISA口座(B)の場合」)の最も大きなデメリットは、万が一NISA口座で損出が出た場合他の口座と損益通算ができないため、NISA口座を利用しない場合(下記「一般口座(A)と特別口座(B)の場合」)と比較して相対的に税金を多く支払うことになります。

例えば、

  • A社の株式は200万円の利益
  • B社の投資信託は80万円の損出

①一般口座(A)と特別口座(B)の場合

(200万円−80万円)☓20.315%=243,780円

②一般口座(A)NISA口座(B)の場合

200万円☓20.315%=406,300円

結果として、NISA口座の損出は利益が出た口座との損益通算ができないため、損出が出た上に更に税金を「406,300円−243,780円=162,520円」も多く払うことになります。

(2)デメリットを回避する対策(損失を最小限に抑える方法)

では、万が一NISA口座で損失が出た場合に損失を最小限におさえるにはどうしたらいいでしょうか。

以下2つの方法を挙げてみましたので、参考にしてみてください。

①   「ナンピン買い」して取得平均価格を下げる

ナンピン買いとは、保有している銘柄の単価が下がった時に、更に購入して取得単価を下げることです。

例えば、1口8,000円で購入した銘柄が1口6,000円まで下がった時に、更に購入することによって、元々1口8,000円の購入単価に対して「7,000円」と値下げすることができます。

その後「7,000円」まで値上がりすれば損失は出ないことになります。

しかし、ここで注意して頂きたいのは、NISA口座で追加して商品の購入ができるのは、

  • 5年の運用期間中の「最初の1年間」だけ
  • 上限「120万円」以内

である必要があります。注意するようにしましょう。

②   下がり始めたらタイミングをみて売却する

こちらの対策は単純に損失が大きくなる前に売却することです。

早めに売却すれば損失を最小限におさえることはできますが、中には一時的に下がる商品もありますので、損失を最小限におさえるには売却するタイミングを見極めることは非常に大切と言えます。

5、NISA口座を最大限に活用するには?投資信託商品の選び方

次は、NISA口座を最大限活用できる投資信託商品の選び方についてご紹介していきます。

ここまでお話してきたように、少額で投資することができる投資信託は、NISA口座に適している投資商品だと言われていますが、実は投資信託の中にもNISA口座に適していない商品があります。

その意味で注意して頂きたいのは「毎月分配型」商品です。以下にて商品の仕組みについてみてみましょう。

(1)そもそも毎月分配型商品の分配金の種類は2種類ある

そもそも毎月分配型商品の分配金の種類は大きく2種類があります。

①普通分配金

普通分配金は、運用によって出た利益から支払われる分配金のことを言います。

②元本払戻金

元本払戻金は、利益ではなく、投資した元本から払い戻される金額のことを言います。

上記の「普通分配金」は利益なので課税対象ですが、「元本払戻金」は元々非課税です。分配金のうち「元本払戻金」の割合が多くなると、NISA口座の非課税というメリットを最大限に活用することができなくなります。

(2)分配金は非課税枠を使ってしまう

また、毎月返ってくる上記①②の分配金が入金されることで、「120万円」の非課税枠を使ってしまいます。

上記理由から、「毎月分配型」商品はNISA口座には適していないと言えるでしょう。

なお、投資信託の商品の選び方について詳しくは「投資信託とは?初心者が失敗しないために事前におさえておきたい6つのこと」を参考にしてみてください。

6、NISA口座で投資信託の運用を始めるには?

最後に、実際にNISA口座で投資信託の運用を始める手順について紹介します。

(1)口座開設時に必要な書類を準備

まず、新規で口座開設時に必要な書類をみてみましょう。

具体的には以下の書類が必要になります。

  • 住民票の原本(発行から6ヶ月以内)
  • 非課税適用確認書 兼 非課税口座開設届出書
  • マイナンバー通知書のコピー

(2)口座開設の手順

続いて、口座開設時の手順をみてみましょう。

大きく以下のような流れになります。

  1. NISA口座開設の申込み
  2. 必要な書類を提出する
  3. 税務署にてNISA口座が重複していないかをチェック
  4. NISA口座が開設される

など。

(3)口座選びの5つのポイント

NISA口座は一年に一度しか変更ができないため、どこで開設するかは慎重に選ぶ必要があります。口座選びで失敗しないためには、以下のポイントを参考にしてみてください。

  • 投資したい投資信託の取り扱いがあるのか
  • 情報をきちんと提供してもらえるのか
  • スマホなどのアプリでも簡単に利用できるのか
  • 取引手数料は安いのか
  • IPO(新規公開株)の取り扱いがあるのか

なお、詳しい内容については「NISA(ニーサ)とは?賢く活用するために事前に知っておきたいメリットとデメリット」を参考にしてみてください。

まとめ

今回はNISA口座で投資信託を運用する際のメリット・デメリット、最大限に活用するための商品の選び方について書きましたがいかがでしたでしょうか。NISA口座で投資信託の運用を検討されている方にご参考になれば幸いです。

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八木 チエ 著者プロフィール: 八木 チエ

株式会社不動産投資の教科書の代表取締役社長。宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランナー。得意の中国語を活かし、中国の方への日本の投資用不動産販売経験後、2014年に株式会社 不動産投資の教科書を設立。


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